解説
光言宗に属し、屍を狩る屍姫の1人。
前述の通り周囲からは「マキナ」と呼ばれることが多い。
偉家十聖と呼ばれる光言宗の名家に生まれ、何不自由なく育っていたが、屍の集団「七星」に襲われ父母共々殺された。
その際に七星に抱いた憎しみが未練となり、屍姫への適性を得る。それゆえに蘇生し、以前から親交のあった景世の屍姫となった。
このような経緯があるため何よりも七星への憎しみを優先することが(特に初期は)多く、冷徹さと激しい闘争心を持ち合わせる強い少女に見えがちだが、実際は少女らしい繊細さや情の厚さも持っている。
本編開始時点頃から景世にほのかな恋心を寄せており、屍を倒して天国へ至ることや七星への復讐とは別に、景世と共に生きることに充実感を見せはじめていた。
だが景世は強大な屍の集団・大群(おおぜいのけがれ)の襲撃の際に、敵に操られた旺里(オーリ)に刺され、その傷が元で死亡してしまう。
絶望に打ちひしがれ、屍姫ではなく、七星を追うだけの屍になりかけたが、当初は拒絶していたオーリとの交流・契約を経て何とか立ち直った。
この一件で身につけた、七星に対して特化した「呪い」の力を武器に、七星へと立ち向かっていく。
当初はひたすら景世に一途で、他人には距離を置きがちなところがあったが、景世の死、オーリとの交流・契約を経た後はだいぶ丸くなり、他の屍姫との交流も増えた。
そのオーリからは想いを寄せられており、彼女の方も第一印象こそ最悪だったが、徐々に彼のことを見直して距離を縮めている。
宿敵・七星からは当初は単なる「昔殺した星村の娘」としか見られていなかったが、「呪い」の力を発揮し始めた頃から要注意対象として認められるようになる。そしてその頂点・北斗には最終的に「因縁の相手」として認識され、同時に愛情にも似た強い執着を持たれるようになる。
ちなみに、この作品の女性キャラクターの例に漏れず煽情的な容姿の持ち主。ふとももが肉感的な上に、どう見てもはいてない。
だが黒ストッキング着用のおかっぱ娘やドジっ娘の巨乳に比べるとキャラが弱いためか、人気の意味ではやや遅れをとっているところもある・・・。