概要
19歳の美大生。身長160cm。ファミレスチェーン「ワグナリア」のフロア担当のバイト店員。
無表情で淡々とした口調で話し、愛想はあまりないが、決して無感情ではなく、静かな口調ながらもそれなりに喜怒哀楽を示すこともある。
霊媒師の一族の血筋を継いでいるためか霊感があり、店にときたま訪れる「お得意様」の相手をすることもある。ただし、村主本人は非科学的なものは信じないと語っており、霊の存在には否定的である(本人としては、目に見えているものが当たり前で、それが霊感であることには今まで気付いていない模様)。
除霊の仕事で忙しい母親・沙衣子(さいこ、CV:大原さやか)、父親、弟・悟(さとる、CV:寺崎裕香)との4人暮らし。父親は女性の霊は口説いて成仏させるという特殊な除霊をしているが、死者と生者の区別なく口説くので端から見ると単なるスケコマシである。浮気性な父親を見てきたからか、さゆり本人も恋愛には消極的であった。
同僚の足立とは、紆余曲折あって恋人関係に至っている。また、同じく同僚である近藤妃は、小学生時代からの幼馴染の一人。
大変可愛らしい笑顔を持っているが、普段とのギャップもあってか、小学生の時の同級生・斉藤大地(さいとうだいち、CV:斉藤壮馬)に強いトラウマを与えたり(そのせいで人と目を合わせて話すのが苦手になり、今でも前髪を長くしている。再会時には、村主から髪の色が真っ白になっていることをネタにされているが、当人曰く「髪の色は人為的に染めている」とのこと)、足立も動揺しすぎて一時期ツッコミとしての役割を放棄したりと、どちらかと言えば兵器としての役割が大きいため、長らく自分の笑顔が強いコンプレックスになっていた。完全に某ソ連超人の笑顔みたいな扱いである。
冷たいものや熱いものなど触ってはいけないものに触りたがる癖を持つ。
怪我をするのが分かっていても触ろうとし、冷たいものの場合は足立にも触れさせようとするなどかなり強い癖である。