サザエさん方式
さざえさんほうしき
概要
国民的代表アニメである「サザエさん」は、コンセプト上から何時まで経っても年を取らない。そのことから見かけ上は月日や年月がたっても、キャラクターの年齢が変化しない現象を指すようになった。サザエさん時空とも呼ばれる。
ただし年齢が変わらないといっても小さな子供だけはいつまでも小さいままだとさすがにリアリティがないためかある程度の年齢までは成長するなど例外になっている作品もあり、サザエさんの原作漫画でも当初独身だったサザエがマスオと結婚してタラオが生まれ、アニメ版と同じ年齢まで成長している。
具体的になぜこのようなコンセプトになっているのかについてはサザエさん時空の記事を参照。
主なサザエさん方式作品
代表的なもの
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類例
途中までは時系列が進んでいたが途中より逆戻りし、そこからサザエさん方式に。
設定上は「留年」らしい。
ケロロ軍曹と同様。
原作では当初サザエさん方式のようになっていたがアニメ版ではサザエさん方式ではなく各話の放送順と作中の時系列が異なるようにシャッフルされているという形式が取られており、後に原作・アニメ共に登場人物が進級している。
第1話から1年以上経過していないという設定になっており、季節を繰り返しているように見えるのは上述と同じく時系列シャッフルだということ。・・・しかし、長期連載のこともあり作中の事件の解決にかかっている日数をすべて足し合わせると計算が合わなくなっており、やはり時空の歪みが発生しつつある(実は複数の事件を同時に解決していたなんてのもコナンなら許されそうな空気もあるが)。なお、一部の設定ミスを除くとクリスマスなどの1年に1度しかないイベントは作中でも極力1度しか描かないような配慮もされており、時事イベントを何度も繰り返しているような作品とは異なる。
時事ネタを取り入れることが多いので作品内では時間は流れている。ゴルゴは仙人か何かなのだろうか。
原作では当初は登場人物たちの進級があったが、途中からなくなる。アニメ版は完全にサザエさん方式。
1982年の読売新聞での連載開始より長き間コボちゃんは5歳の幼稚園児のまま歳をとらずにサザエさん方式で話が進んでいたが(アニメ版も同様)、2009年10月にコボの母(田畑早苗)が第2子の妊娠を告白して大きな話題になる(他誌である筈の朝日新聞が夕刊で取り上げる程)。その後2010年6月の連載10000回目の話でコボの妹(田畑実穂)が誕生。翌年にはコボが小学校に入学。作者植田まさしの読売新聞でのインタビューによれば「(実穂を)3歳ぐらいまでは成長させたい」との事でそれに合わせて他の登場人物も歳をとらせており、2013年時点ではコボは小学3年生にまで進級している。