曖昧さ回避
- 北欧神話に登場する、魔剣グラム(バルムンク)を以て邪竜ファフニール(ファフナー)を討った竜殺しの英雄。ドイツの英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』ではジークフリートと呼ばれる。
- SRPG『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の登場人物。本項で解説。
- RPG『ゼノギアス』の登場人物。→シグルド・ハーコート
- RPG『幻想水滸伝4』の登場人物。
シグルド(聖戦の系譜)
第一部の主人公。青髪碧眼の青年で、シアルフィの公子。一人称は「私」、稀に「ぼく」。
妹のエスリン曰く向こう見ずで、父子揃ってだらしがない。そして困っている人を放っておけない性分。
蛮族(みたいな王族)にさらわれた美人の幼馴染みを助ける為に、わずかな兵を引き連れ進軍したら、しっかり者で気立ての良い妹夫婦と親友たちが駆けつけてくれて、いつの間にか精鋭揃いの一軍の長となり、その功績を称えられて聖騎士に叙されて、互いに一目惚れした美少女の巫女さんをお持ち帰りして、息子のセリスをもうけた所で彼の人生は幸福の絶頂を迎える。
…しかし、それは壮絶な転落人生の幕開けでもあった。
後に妻ディアドラは息子を残して行方不明になり、更に父共々反逆者の汚名を着せられてグランベル王国から追われる身となってしまう。レヴィンたちの好意でシレジアに逃れるも、追っ手はシレジアまで迫っており、シグルドたちは自分たちの潔白を証明するためにバーハラへの進軍を決意する。自分と父を陥れた者たちを倒し、国王の側近であるアルヴィスと謁見するが…
その瞬間、アルヴィスはシグルドたちの処刑を宣言。そしてアルヴィスの妻として紹介されたのは、記憶を失った妻ディアドラの姿。その瞬間一連の事件は全てアルヴィスが糸を引いていたことを悟るも、弁明も降伏の権利も許されず妻を寝取った男の手により殺されるという、悲劇的な最期を迎えた…
ほんの少し言葉を交わしただけのディアドラと再会して「私は…きみを愛している…」と電撃告白をしたり(しかもある条件で更に熱烈な口説き文句に変わる)、結婚後色々あって傷心している最中に、妻以外の美女に向かって「そうだ、きみがほしい」と大真面目に宣言したりと、かなり突飛な思考回路の持ち主。
クラスはロードナイトで、シリーズ初の騎兵主人公。十二神器の一つ、聖剣ティルフィングの後継者。
覚醒のDLC追加キャラに入り損ねた主人公の一人。こんなところでも不幸。