概要
近畿大学在学時に小池一夫率いる「劇画村塾」に入門、翌年「コミック劇画村塾」でデビュー。
卒業後は玩具会社の営業マンを経て、アートディンク、セルシス、ウェブテクノロジなどのソフトメーカーを転々とし(どの会社でも部長職などの要職を務めている)、現在は電子書籍の会社BookLive!に在籍。平日はサラリーマン、休日は漫画家としての二足のわらじをはいて活動中。2014年には京都精華大学特任准教授に就任。
評論家およびエッセイストいわく『見事に転職をこなしているのは、彼はサラリーマンとしても優秀だから』とのこと。
デビュー当時は劇画調だったが、今は手塚治虫調の絵になっている(通称・手塚モドキ)その手法を得るに至った詳細はサイゾー誌に掲載されていた「教えてっ!真夢子おね~さん」に描かれている。
ただし、シュールなギャグに加え、ブラックな下ネタを連発してくる作風は昔から変わっていない。
さりげなく漫画にカエルのケロタン(メイン画像)が出ていたら田中圭一だと思え!
※pixiv内でタグ検索するよりもタイトル・キャプション検索するとかなりの作品が確認できる。
主な作品
オリジナル漫画作品
- 『ドクター秩父山』:横長ワイドなコマに当時としては画期的な劇画調の四コマ漫画(入手可)。
- 『ピースケの冒険』:まさかの少年サンデー連載。
- 『鬼堂龍太郎 その生き様』:集英社ビジネスジャンプ連載作品、単行本全4巻。本宮ひろ志の絵マネはゲーム会社時代『ブチぎれ金剛!!』を企画した際に習得。
- 『死ぬかと思った』シリーズ - 表紙絵および漫画版を描いた。
- 『Comicサイテー』 - 正式タイトル「田中圭一マガジン~」、やっぱりいつもの田中漫画。
パロディ・二次創作・挿し絵など
- 『神罰』:ほとんど手塚治虫のパロディコミック。特に収録作『局部くん』はトラウマ。
- 『教えてっ!真夢子おね~さん』:オナニー大好き真夢子おね~さんが犬のピンチョ君と「ニコニコ動画の宣伝について」「pixivの活動(片桐社長が出る)」等の話題を解説する。
- 『ヤング田中K一』:自らの半生を漫画にした田中圭一版『まんが道』。続編あり。
- グリンゴ2002:まさかの公認。バブル以後の世界を舞台にしている。
サラリーマンとして企画・制作を行った作品
- 建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!:重機で対戦格闘を演じるバカゲー。本宮ひろ志がグラフィックを手がけている
- コミPo!:素材を組み合わせるだけで漫画が描けてしまうツール。田中のサラリーマンとしての代表作と言える。
- コミPo! マンガ入門:勿論制作に関わっている。
関連イラスト
田中圭一のキャラまたは田中マンガのパロディなど