概要
アニメ第1期が放送されていた2003年12月25日に発売された、PS2専用の『鋼の錬金術師』を原作としたアクションRPG。時系列は原作2巻でエドが傷の男に機械鎧を破壊され、故郷で修復してセントラルシティに帰るまでの間とされている。
鋼の錬金術師史上最初に発売されたゲームであり、後々の『鋼』ゲーに多大な影響を与えた。
ちなみにノベライズもされている。
システム
本作はいわゆるアクションRPGであり、3Dの画面の全方向から敵が襲ってくる。動かせるキャラは基本的にエドだけで、アルはCPUが動かすが、特殊なコマンドにより指示を出すことが可能。
殴る蹴ると言った単純なアクションだけではなく、本作では錬金術を行うことも可能。○ボタンを押すことで画面に緑色のサークルが表示されるが、そこで武器や石壁、果ては大砲や巨大クロスボウに至るまで様々なモノを錬成することができる。
あらすじ
リゼンブールで機械鎧を修繕した帰り道、エルリック兄弟とアームストロング少佐はガンツ・ブレスローと名乗る機械鎧の大男率いる強盗団に乗っていた列車を襲撃される。何とかこれを退ける兄弟だったが、列車が転覆してしまい、徒歩でセントラルシティを目指すことになる。そこで二人は、白い花を摘む少女・アルモニと出会う…。
余談
原作8巻に前日譚が掲載されている。
また、アルモニ役の水樹奈々は後に本編でラース(キング・ブラッドレイではない)を、FA版ではランファンを演じているが、三キャラとも全く違う性格・言動であり、演技力の高さがうかがえる。