概要
1997年のダイナ劇場版、1998年のガイア劇場版に遅れて2001年に公開されたウルトラマンティガの劇場版。これは主演の長野博氏がスケジュール多忙でテレビシリーズと並行して作れなかったことが原因。
ティガ最終回の後日談であり、テレビシリーズでは明かされなかったイルマ隊長とユザレの関係、ダイナ終盤に登場した「F計画」とそれが封印される経緯、ウルトラマンティガの過去が描かれている。またスーパーGUTS隊員やアスカ・シンも登場している。
平成ウルトラマンの劇場版としては初めて同時上映作品がない。
ティガの声は真地勇志氏から長野博氏へと変わっている。
主題歌はV6の「TAKE ME HIGHER」
あらすじ
ウルトラマンティガとガタノゾーアとの戦いから2年後の2012年。GUTSのイルマ隊長はTPC隊員たちと共に古代遺跡ルルイエの調査に向かっていた。
一同は遺跡の奥地で三体の巨人の石像を発見。調査隊のリーダーであるサエキ隊長は上層部からの命令により石像の運び出しを計画。反対するイルマはこの場所を爆破し封印しようとするが、サエキにより武器をすべて取り上げられる。その時、石像の封印が突如解け、闇の巨人カミーラ・ダーラム・ヒュドラが復活。調査隊を次々と襲い、シビトゾイガーを解き放つ。混乱のさなか気を失ったイルマはユザレの力によってルルイエ全体にバリアを張り、巨人たちとシビトゾイガーをルルイエの中に閉ざすことに成功した。
一方、マドカ・ダイゴは恋人のレナとの結婚を間近にし、平和な時を過ごしていた。だが彼の周囲に謎の女が現れるようになり、その女の口から超古代文明滅亡の真相、そしてウルトラマンティガはもとは闇の巨人だったことを告げる…
登場キャラクター
- ウルトラマンティガ(マルチ・ティガダーク・ティガブラスト・ティガトルネード・グリッターティガ)
- 愛憎戦士カミーラ
- 剛腕戦士ダーラム
- 俊敏戦士ヒュドラ
- 超古代怨霊翼獣シビトゾイガー
- 超古代怪獣ゴルザ
- 暗黒魔超獣デモンゾーア