概要
1994年頃に当時のプラレール企画室で商品企画化され、1995年から1999年にかけてトミーから新製品が発売された。
新幹線または電車、機関車の前の部分を切り離し、後ろに付いてる角みたいなスイッチを押すと1秒で手、足、運転席が飛び出てきてヒカリアンの姿となる。
1996年にOVA作品として発売された後、1997年4月から2000年3月まで『のりもの王国ブーブーカンカン』枠内のコーナーアニメとして全156話が放送された。
アニメの特徴
ブラッチャーがブラブラ大作戦で地球を真っ黒にしようとすると、ヒカリアンがそれを阻止する、というのが話の大まかな流れである。
53話から87話までは、探せ!仲間たち編と題して、全国のヒカリアンの仲間たちと、パワーブロックを探し出す展開となった。
登場キャラクター
- のぞみ(CV:嶋崎はるか)
- 新橋テツユキ(CV:巻口久美子)
- 神田ミナヨ(CV:嶋崎はるか)
- つばさ(CV:藤原あかり)
- ひかり隊長(CV:成田剣)
- ウィンダッシュ(CV:巻口久美子)
- マックス(CV:鈴木勝美)
- ポリスウィン(CV:成田剣)
- E2ジェット(CV:原沢勝広)
- 300X博士(CV:鈴木勝美)
- ファイヤーネックス(CV:鈴木勝美)
- スナイパーソニック(CV:横田栄治)
- ウエスト(CV:北原冬子)
- ラピート(CV:鈴木勝美)
- E3レーサー(CV:成田剣)
- やまびこ(CV:紅井ユキヒデ)
- Dr.イエロー(CV:横田栄治)
- E4(CV:鶴岡聡)
- こだ爺(CV:鈴木勝美)
- スター21(CV:松尾貴司)
- ロマンスカー(CV:加瀬田進)
- セブン(CV:一条和矢)
- ケーくん(CV:松浦有希子)
- 救急あずさ(CV:北原冬子)
- 未知アンナ(CV:寺田はるひ)
- ユーロスター/ブルーユーロ(CV:加瀬田進)
- ひたち四兄弟
- 建設マックス
ブラッチャー
- ブラックエクスプレス(CV:横田栄治)
- ドジラス(CV:藤原あかり)
- ウッカリー(CV:北原冬子)
- シルバーエクスプレス(CV:鈴木勝美)
- コジラス(CV:池田克成)
- シッカリー(CV:小泉理奈)
- チャッカリー(CV:山口克子)
- ガッカリー(CV:浅子めぐみ)
- ナビ助
- シャーダン
- シャーダン二世
- スカイシャーダン
ブラッチャールロボ
準レギュラー
ゲスト
- ミーナ(CV:嶋崎はるか)
- 神無弥生
- 新橋ハツ(CV:巻口久美子)
- マリモン
- アキラ(CV:永山あけみ)
- ラビン
- ヒカリアン星王女(CV:松本梨香)
- カンガルー(CV:平野智恵)
- 列車太郎(CV:紅井ユキヒデ)
- じゅん★P(CV:内田順子)
- ナレーション(CV:堀江美都子)
ゲストヒカリアン
- ワイドビューひだ 54話
- はつかり 55話
- スーパー北斗 57話
いかめし会社の社長。
- 京阪特急 58話
大阪でたこ焼き屋をやっている。古い枕木を削って作ったまな板の五月雨投げという技(?)を使う。
- はやぶさ 59話
- おおぞら 63話
- 土佐電 64話
- はまかぜ 66話
験を担ぐ性格。
- 広電 72話
- ビューさざなみ 75話
- ざおう 76話
- ゆふいんの森 77話
ロビンフッドという別名を持つ。弓の名手。
- 名鉄パノラマスーパー 85話
必殺技はパノラマアタック。
主題歌
オープニングテーマ
「ぼくらのヒカリアン」
作詞 - 鈴木伊織 / 作曲・編曲 - 米光亮 / 歌 - 高山成孝
「ダッシュ!ヒカリアン」
作詞 - 大賀玉之輔 / 作曲・編曲 - 小倉松庵 / 歌 - 遠藤正明
「ぼくらのヒカリアン」
作詞 - 鈴木伊織 / 作曲 - 林有三 / 歌 - 堀江美都子
エンディングテーマ
「ぼくらのヒカリアン」
歌 - 堀江美都子
ビデオJHRシリーズエンディング
「JHR出撃マーチ」
作詞 - 大賀玉之輔 / 作曲 - 林有三 / 歌 - 高山成孝
「ぼくらのヒカリアン」
編曲 - 林有三 / 歌 - 森の木児童合唱団
鉄オタの視点からみると
- 武器名がそのまま必殺技名になっていることが多い。
- 一人で何役も兼ねることが多い。
- 作画が回によって全然違う。しかもヒカリアンチェンジや必殺技発動時などのバンクシーンではCGが使われており、作画崩壊を通り越している。
- 右側通行なのは、ヒカリアンが単線並列に改良したからだと脳内変換すればよい。
- 車両限界、電圧、周波数、電化・非電化についてはアニメだからと割り切る。
- 様々な地域が出てくるため、ネタで2828できる。例:ビューさざなみがピーナツが好き、広島風お好み焼きと大阪風お好み焼きの対決。
- いい作品の証拠として、レギュラーの登場人物、ヒカリアンが30人程度いるにもかかわらず、一人一人がしっかりとした性格を持っており、その帰結として主人公が全く出てこない回がある。(35話で、出番の少なかったのぞみが「主役は僕だー!」と叫ぶ、63話でテツユキの出番がまりもの解説だけとなり、「ちっとも出番がないじゃないかー」と叫ぶほど。)
- 続編より、組織としての体制がしっかりしている。また、鉄道の知識も随所にちりばめられている。