East i(イーストアイ)は、JR東日本の保有する電気・軌道総合試験車(検測車)の愛称。全部で3種類あり、路線の軌間や電化の有無に応じてそれぞれ使い分けられている。3種類とも塗装は基本的に同じである。Pixivではタグ設定の都合上「East-i」のタグが付けられている。
JR東日本E926形新幹線電気軌道総合試験車
愛称は「East i」。先代の925形の後継として、2001年にE3系をベースに開発された。それまでの同様の車両のような黄色の塗装ではなく白色と赤帯の塗装になっている。JR東日本の東北新幹線・上越新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・長野新幹線(北陸新幹線)の全区間の検測を行う。なお検査などで計測走行できない時は、E2系(N21編成)にE926-3または13を組み込み、軌道検測を行うことがある。
JR東日本E491系電車
愛称は「East i-E」(イーストアイ・ダッシュイー)。主に仙石線等を除く狭軌の電化路線(一部の第三セクター鉄道会社路線も含む)の軌道・架線・信号の検測に基本3両編成で運用されている。ほぼお目にかかることはないだろうがマヤ50形建築限界測定車(光オイラン)を連結して運用することもある。
JR東日本キヤE193系気動車
愛称は「East i-D」(イーストアイ・ダッシュディー)。主に非電化路線(JR北海道や一部の第三セクター鉄道会社路線も含む)で運用されていること以外はEast i-Eと同様である。