概要
ボスキャラを除く下記の5作品のゲーム(尤も5作品中3作品がストリートファイターシリーズだが)からそれぞれ4人のキャラクターとオリジナルキャラクターのイングリッドが参加。それぞれのキャラクターは、出身ゲームごとに特有のゲージシステムを持って闘う。イングリッドは上記5つとはまた違うゲージシステムを持っている。
ゲームルールには、ゲーム開始時に2人のキャラクターを選び、毎ラウンドが終了したときに、次のラウンドで使用するキャラクターを決めることができる「スイッチタッグシステム」を使用。実際の試合自体は1対1ではありながら、相手のキャラクターの相性に合わせて自分の使用キャラクターを決められるので、ラウンド終了の時点で駆け引きが発生する。
登場キャラクター
ストリートファイターⅡ枠
ヴァンパイアシリーズ枠
ストリートファイターZERO枠
ウォーザード枠
ストリートファイターⅢ枠
その他・ボスキャラ
問題点
登場キャラが少ない
しかも半分以上がストリートファイターのキャラである為、偏りが激しい。
また、ケンやサガット、ガロン、モリガン等の人気キャラの多くが背景行きになっている。
ウォーザードに関しては、残りの主人公であるタオやタバサを外し、敵キャラにしても人気の高いブレイドではなく、知名度が低いハウザーやヌールを出しており、人選ミスとの意見が多い。
参戦作品に関して
マーヴルとのVSシリーズに出ていたストライダー飛竜、サイバーボッツ、ロックマン、スターグラディエイター、キャプテンコマンドーからの参戦が一切ない事にも批判が出た。
本作に登場しているキャラ達は原作の使い回しが多いため、別にそこから使い回しても良かったハズ。
プレイヤー好みにシステムが変更出来ない。
スト2のキャラをヴァンパイアのシステムで使う等はできないという事。
神人豪鬼の存在
神人豪鬼は本来、カプエス2に登場したキャラで、ルガールによって誕生した存在だったが、SNKが関わっていない本作での設定は不明。
評価点
デミトリはこの技のせいで他の作品に出演する機会が少なかったが、本作はカプコンキャラオンリーの作品の為、問題なく使える。
特にアレックス、ユン、ヌール、神人豪鬼は中々評判が良く、フィギュア化もされている。
余談
D.D.とルークは、イングリッドとは違い、このまま闇に埋もれてしまうのでは思われていたが、オトレンジャーでまさかの復活を果たした。
今ではイングリッドのオマケ程度の扱いではあるが、あのまま見捨てられなかっただけ、良しとしておこう。