隣接県は、西に島根県、南に岡山県、東に兵庫県、南西に広島県。
日本三大砂丘の1つ・鳥取砂丘や、二十世紀梨などで有名だが、人口は日本一少ない。
また、市の数も4つとこれまた日本一少ない。
人口が少ないため、新聞やテレビなどの各種メディアは隣の島根県と共有している。
島根県とは隣同士であることに加え、字面も似ていることから、しばしばライバル関係にあるかのように扱われることがあるが、実際は横長すぎて県庁所在地のある東部をはじめ、隣接した西部以外は島根に関心が薄く関西への帰属意識が強い。逆に隣接した西部は島根への帰属意識が非常に強い。
明治時代において島根と併合していた時期があるが、松江市に近い西部が栄える一方でかつて県の中心地であった東部が松江市から離れすぎていることで衰退の一途を辿ったので暴動の末分離した。現在は中国地方でありながらも関西広域連合に参加するなど関西との連携を高めている。
各市の特徴
- 鳥取市
県東部に位置する都市。鳥取県の県庁所在地であり、山陰地方最大の都市(人口は約20万人)。また、山陰唯一の特例市でもある。鳥取砂丘があるのもここ。
- 米子市
県西部に位置する都市。山陰地方の交通の要所であり、商業都市として栄えてきた。
JRやNTTなど大企業の山陰支社は米子に多く存在する。
- 倉吉市
鳥取県中部に位置する都市。なお、北側で隣接している北栄町は『名探偵コナン』の作者:青山剛昌の出身地であり、住民票にはコナンの透かしが入っている。あとストレッチマンの中の人こと宇仁菅真氏の出身地が倉吉市である。
- 境港市
日本でも有数の水産都市であり、かつては日本一の漁獲水揚げ量を誇っていた。『ゲゲゲの鬼太郎』の作者:水木しげるの出身地である。ゲゲゲの鬼太郎を初めとした「妖怪」を使った町おこしは大きな成果を上げており、キャラクターを使った地域振興の先駆け的存在となった。
NHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の舞台でもある。これにより、「だんだん」(=ありがとう)などの方言が広く知られるようになった。
スタバは無いけど・・・
全国展開しているコーヒーチェーンスターバックスが唯一無い県としてテレビにも取り上げられ、平井伸冶知事も「スタバは無いけど、日本一のスナバ(鳥取砂丘)がある」とアピールし、すなば珈琲というスタバをもじった店が出来るなど何かと話題になった鳥取県。そこについにスタバが進出した。
2015年5月23日の開店時は前日までの全国ニュースで取り上げられたのもあって開店前から1000人超えの長蛇の列が出来た。
鳥取出身の有名人