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概要

地の底から現れた悪の帝国。

光を嫌い、世界全体を闇に染めるべく人間世界へ侵略を進めている。

拠点はキャッスルターミナルと呼ばれる城で、そこを基点としてクライナーという闇の烈車を使って自らの勢力圏となる闇の駅を増やし、最終的に真の支配者である闇の皇帝を降臨させる事を目的としている。

シャドーラインに支配され続け、完全に闇に取り込まれると「シャドータウン」と化してしまい、その町や町の住人たちは完全にその存在を忘れられ、地図や地上から姿を消して正に「消えたも同然」の状態になってしまう。

当初は前作敵組織と同じく着ぐるみ+声優のみの構成だったが、11話から首領かつ顔出しの男性的幹部が加入するという、チーフプロデューサーを勤める宇都宮孝明氏御得意の、顔出し幹部=男性1人というパターンになっている。また、怪人・幹部共にまるでゴシック調のデザインが特徴。

構成員

闇の皇帝ゼット

シャドーラインの皇帝。

ネロ男爵

幹部の一人。シャドーラインの拡大を図る。

ノア夫人

幹部の一人。娘をゼットの妃にしようともくろむ。

シュバルツ将軍

幹部の一人。烈車による地上制覇を望む軍人。

グリッタ嬢

ノア夫人の娘。ゼットの妃候補。

ナイル伯爵

宇宙方面担当の幹部。

モルク侯爵

シャドーラインの古株でゼットの育ての親。

ヘイ大公

かつてシャドーライン皇帝の座を狙い、追放された男。

シャドー怪人

今作の今週の怪人。無機物がモチーフ。

戦闘員クローズ

ギャング風の姿をした戦闘員。

メカニック

クライナー

シャドーラインが使用する闇の烈車。

その他

幹部はグリッタ嬢を除き、いずれも「黒」を意味する名前を持つ。

幹部陣には上下関係が存在するが、裏では各々で思惑が異なっている。さながら中世の貴族のように権力争いを行っているようで、互いに厭味を言い合う等、険悪である。特に中盤以降それが顕著になり、組織そのものを滅ぼしかねない状況まで起こっている。

更に劇場版を除きメンバー全員がヒーローに倒されて終わりを迎えていないのも特徴(最後のゼットに関してもグリッタの手で帰る場所に戻されたと解釈も出来る)。

関連イラスト

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関連タグ

烈車戦隊トッキュウジャー

有尾人一族ジャシンカ帝国地底帝国チューブ地底冥府インフェルシア:同じく地底から襲い掛かる敵組織。ちなみにチューブにも地底列車が存在している。

頭脳集団ボルト:同じく幹部全員がヒーローに倒された扱いでない結末を辿った組織。

次元戦団バイラム:同じく幹部同士が険悪な敵組織。

デーボス軍シャドーライン

幻影帝国一時間後における同期の敵組織、首領が等身大の人間であり幹部達の立ち位置も類似している。

また、劇場版に登場した幹部格が先に倒される事も共通している

ネタバレ

本拠地のキャッスルターミナルの正体はトッキュウジャー5人の町である昴ヶ浜があった場所であった。昴ヶ浜も普通にシャドータウンと化していたと思われ長らくその場所をトッキュウジャーに特定される事はなかったが、40話における明とシュバルツのキャッスルターミナルへの奇襲の影響と人々のイマジネーションが溢れるクリスマスに起こるヤミベリと呼ばれる現象により遂に地上に出現し、その位置がトッキュウジャー側にも認識される事となった。しかも出現したその場所には海がある点からすべてと辻褄が合う。ゼットの帰還によって再び沈み、場所が分かって突入しようにも闇が強力でドリルレッシャーで近づくこともままならず、切り替えポイントは消失し仮に突入するなら次のポイントを探す必要がある様子。同時にシャドーラインにも自分達が拠点として取り込んだ町がトッキュウジャーの町である事を知られてしまう。その後はグリッタの協力によって再度突入され、キャッスルターミナルのコントロールを奪われて昴ヶ浜は解放された。しかし、キラキラが手に入らないと悟ったゼットにより、再浮上しキャッスルターミナルは闇の巨獣に変貌を遂げ、トッキュウジャーとの最終決戦が開始された!!

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