皐月(艦隊これくしょん)
さつき
いよいよ、ボクの容姿だね!
膝まである長く癖っぽい金髪を後ろで二つにまとめ、瞳の色も金色である。
服装は黒いセーラー服に白ネクタイと、三日月型のネクタイピンをしている。
ちなみに、皐月より前の「睦月」から「卯月」までとは絵師が変わっており、それに伴って服装なども変わっている。
理由はおそらく睦月から卯月までが、旧名称が「第十九駆逐艦(睦月)」「第二十一駆逐艦(如月)」「第二十三駆逐艦(弥生)」「第二十五駆逐艦(卯月)」と奇数の番号が振られていた(当時は奇数を一等駆逐艦、偶数を二等駆逐艦として区分していた)のに対し、皐月からは全て一等駆逐艦として建造したため、「第二十七駆逐艦(皐月)」から「第三十四駆逐艦(夕月。『艦これ』未実装)」まで通しの番号が振られたことによるものだと思われる。
艤装は両手に単装砲を一門づつ二丁持ちしており、腰には他のやどかり氏が描く睦月型同様爆雷が装備されている。
性格だぁ!ボクの後に着いてきて!
貴重なボクっ娘で、口調も少し少年っぽい。ボーイッシュで元気いっぱいな艦娘であり、その無邪気な明るさに魅せられた提督も多く、駆逐艦娘の中でも人気は高い。
戦闘時の「ボクとやり合う気なの?可愛いね!」という挑発セリフは、その可愛さとインパクトから、皐月の代名詞にもなっている。
そして大多数の提督達からはこうツッコミ返される。
入渠時には「ボクの出番、終わり?」と戦闘に出されなくなることを心配することからもわかる通り、彼女は戦うことが大好き・・・なのはもちろんだが、「まっかせてよ、司令官!」や「ボクのこと、見直してくれた?」と言うことから、一生懸命に提督の役に立ちたいという様子が窺い知れる。また、お触りに関しても拒否していないため(無邪気さ故に理解していない可能性も有り)、一部では提督LOVEの一員に数えられている。
更には二周年記念ボイスで「司令官がいれば、ボクにはいつも、特別な日だけどね」とさらっと告白してしまっている。
彼女を含む睦月型は他駆逐艦に比べ性能面では劣るが、中盤から燃費の良さを買われて遠征要員に回り、艦隊の補給線を支える大黒柱となることも少なくない。
その他・備考
つまりは彼女らより年上、ひいては現在『艦これ』に登場する駆逐艦の中で最年長なのである。
なお、自分より年下の軽巡洋艦(阿賀野型除く)がいる駆逐艦も今のところ皐月だけ。
ちなみにその軽巡洋艦とは、何を隠そう艦隊のアイドルこと那珂ちゃんである。
なお、彼女は電と誕生日が同じである(11月15日)。
ところで、2015年2月6日に実装されたドイツ潜水艦娘のU-511だが、改にすると読み仮名が「さつき1ごう」となる。これは日本海軍に編入された際に呂500と正式に命名されるまでの仮称であったのだが、ある意味では『艦これ』初の名前被りとも言えなくもなかろう。
ちなみにこのネタは公式4コマ83話で拾われ、揃ってワタワタしていた。
アニメ『艦これ』での皐月
第6話「第六駆逐隊、カレー洋作戦!」において、妹の文月と共に出演しているが、動作もセリフも一切無く、モブキャラ扱いである。