ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

221系の編集履歴

2015-07-31 11:11:38 バージョン

221系

にひゃくにじゅういちけい

JR西日本の近郊型電車、主に快速で使用

鉄道車両の系列の一つ。


概要

1989年から1992年にかけてJR西日本が新製・投入した直流近郊形電車。同社として初の在来線用新形式車両である。3扉転換クロスシート車両。


性能

最高速度:120km/h

制御方式:直並列組合せ抵抗制御界磁添加励磁制御

起動加速度:2.1km/h/s

減速度:3.5km/h/s


本形式の最大の特徴として、異なるユニット方式の混在が挙げられる。通常、形式内のユニット方式は一種類であるが、221系はMM'方式と1M方式の両方が採用されている。


最高速度は120km/hであるが、初期グループの一部は681系開発のため、湖西線で160km/h試運転を実施した実績もある。


製造開始から5年後に223系が登場して定期運用では新快速から撤退し、アーバンネットワーク内各線において快速・普通列車に広く運用されるようになっている。223系に比べると車両のバリエーションや改造も少ない。塗装も登場時より変わっていない。なお、JR西日本の鋼製車で行われている塗装単色化については、221系については今の所は行う予定がないことがJR西日本から発表されている。


運用

当初は混雑が激しくなっていた東海道山陽本線系統の新快速等に投入され、117系を置き換えた。同時期に関西本線(大和路線)の快速(大和路快速)にも投入され、113系の運用を置き換えた。


変わった運用としては登場初期に夏場の紀伊・山陰方面への臨時急行にも充当されていた(いわゆる「遜色急行」だが、当時まだ山陰方面で残っていたディーゼル急行よりは速度も速く、騒音も少なく座席の質は良かった)。


体質改善工事

これまで国鉄型車両を対象に施行されてきたJR西日本の体質改善工事だったが、2012年末より自社オリジナル車である本系列にも施行されることになった。


工事内容は213系に施行されたものとほぼ同じ要領だが、ヘッドライトがHIDランプ4灯(左右各2灯)になった点が最も注目を浴びている。


他にドアチャイム・ドア上へのLEDの設置・正面の行先LED・トイレの大型化・立席スペースの拡大と同スペースの椅子の補助椅子化などが行われ、吊り革も225系と同様のものに変更されている。

制御方式はVVVFインバータ制御ではなく直並列組合せ抵抗制御界磁添加励磁制御のままである。


鉄道ニュース|221系体質改善車が本線試運転


関連イラスト

天王寺駅


関連タグ

311系 721系 811系 : JR他社における同世代・同構造の電車。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました