初代(G1シリーズ)
デストロンの航空兵。ジェットロンの一人で、F-15に変形する。
声はラチェット役で有名な江原正士。たまに江戸っ子口調で喋る。
その名の通りワープを得意としており、2.5マイル(約4km)の範囲でワープが可能であるが精度は移動距離に反比例する。
武器はスタースクリームと同様の両腕のレーザー、「サイドワインダー」及び「可変口径マシンガン」(本編未使用)を装備している。右手を引き込む事で発射するミサイル砲(本人曰く「とっておき」だが、障害物に当たっても爆発せずに跳弾し、制御不能)も使用する。戦闘機に変形した状態では下部から空輸用のアンカーを射出できる。
地球で一番最初に目覚めたトランスフォーマーであり、その際にメガトロンを真っ先に復活させる忠誠ぶりを見せる。
小さいものや空を飛べないものに対して愉快犯的にからかうのが好きな一面もあるため、フレンジーとは仲が悪い。しかし仲良く酒盛りをしているシーンもある。
『ザ・ムービー』ではサイバトロンとの攻防で負傷し、セイバートロン星への帰還中にアストロトレインから宇宙へ放逐される。
その後、ユニクロンの手によりサイクロナスに作り変えられる。(異説あり)
『ビーストウォーズメタルス』ではスタースクリームやサウンドウェーブと共に戦艦アークの内部で眠りに就いている彼の姿が確認出来る。
ジェットロンと言う事もあり、作画ミスが多い。
代表的なものに第3話「地球脱出」においてスカイワープがサンダークラッカーと名乗ってワープするというミスがあり、その後スタースクリームやサンダークラッカーもワープをするシーンがある。
流石は作画ミスの主犯部隊と言った所
玩具は初期ジェットロン3体の中で唯一、ダイアクロンからの流用ではない。とは言ってもただの色違いである事に変わりはないが…。
ビーストウォーズⅡ
本作ではサイバトロン戦士として登場。
同僚のサントンと共にサイバトロン特命隊員としてライオジュニアを求めて訪れ、ライオジュニアを発見した後は彼の教育係となる。
なお元となった玩具はシルバーボルト名義だったが、いくら同名キャラが登場するからって敵軍キャラの名前使わなくても・・・。
アニメイテッド
スタースクリームのクローン軍団の一人として登場。第28話「それぞれの思惑」より登場。
声を担当したのは言語問わずスタースクリームと同じ山野井仁。
スタースクリームから「臆病」な性格を受け継いでおり、同じくクローンの1体であるスリップスクリームからは「ビクビクスカイワープ」と呼ばれている。
キュートランスフォーマー
CV:伊藤健太郎
第十二話で登場。
スタースクリーム、サンダークラッカーと共に、サンリオピューロランドを偵察に訪れた。ただし乗り気なのはスタースクリームだけで、「俺達は別に、思い入れがあるわけじゃあねえけどなあ」とぼやいている。
G1でスカイワープやダージを演じていた江原氏の演技を意識しているのか、歌舞伎のような芝居がかったべらんめえ調で喋る。
アドリブパートでは、「お前ら子供達をどうするつもりなんだ、ディセプティコン!」と発言したバンブルビーに対し、「よく我々の組織名を噛まずに言えたなあ」と褒めていた(G1アニメの国内導入時にディセプティコンがデストロンへ変更されたのは、この発音のし辛さが理由であった)。
さらに「夜のキュートランスフォーマーランドを造ろう!」というスタースクリームの話題で興が乗ってきたのか「我々全員でウィリーだ!!」と発言している。
玩具は通例通りスタースクリームのリデコだが、顔の表情がそれぞれ異なっており、アニメ本編でも表情が微妙に違う。
アニメ本編のスカイワープは顰め面をしているが、実際の玩具で顰め面をしているのはサンダークラッカーであり、玩具のスカイワープの表情は笑顔である(一方アニメ本編のサンダークラッカーは薄笑いを浮かべた表情をしており、2体のジェットロンはアニメと玩具とでそれぞれ表情が入れ替わっていることになる)。