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EF510の編集履歴

2015-10-20 03:13:39 バージョン

EF510

いーえふごひゃくじゅう

JR貨物・JR東日本の交直流電気機関車

概要

JR貨物2002年から新製・営業運転を開始した交直流両用電気機関車EF210の交直流版と言ってよく、そのため試作機にあたる900番台はなく最初から1号機が製造されている。日本海縦貫線(北陸本線奥羽本線など)に投入され、同線のEF81を置き換えている。愛称は「RED THUNDER」で、EH200と対になるものである。


2009年には基本設計を同じくする500番台がJR東日本により新製され、試運転を経て2010年7月より寝台特急北斗星」・「カシオペア」の上野駅~青森駅/青森信号場間の牽引に運用されていたが、「北斗星」カラーのタイプは2015年3月に定期運行の終了に伴いJR貨物に売却済みで「カシオペア」カラーのタイプも2016年3月に北海道新幹線の部分開業により運行廃止が決定されたために今後は売却される方向である。。


44年目の新製急客機

かつて国鉄型電気機関車は旅客用と貨物用に別れていた。特に東海道線で優等列車牽引に供された機関車は急客機(急行専用機関車)と呼ばれ、機関車の花形だった。ED60の登場と、国鉄の動力分散(電車)化の方針以降その垣根はなくなったとされるが、実際にはブルートレイン専用機としてその立場は受け継がれた。

その中でも特にサラブレッドと呼ばれたのが、EF65P型(500番台のうち20系客車牽引用のグループ)だった。


しかし、その後国鉄の合理化・標準化の方針により、後継は貨客両用の特急機EF65PF形(1000番台)とされた。さらに強化型であるEF66は当初貨物専用機だった(ただし、性能的にはEF58以来の高速機であり、後に東京口ブルトレの牽引に供された)。


ゆえに、EF65Pは最後の急客機最後のサラブレッドと、長年呼ばれていた。


しかし、EF510形500番台は当初よりブルトレ牽引を一義として製造された。1965年のEF65P形以来、44年目ぶりの新製急客機の登場になったのである(2013年春まで、EF81の運用を引き継ぐ形で、500番台による一部貨物列車運用もあった。また貨物所属の0番台も500番台登場以前にイベント用で客車を引いた事はあり、性能的には貨客ではっきり分かれていたわけではない)。


関連タグ

電気機関車 EL

EF81 EF210

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