概要
空母に酷似している巨大な艦船。後甲板に相当する部分には学校を中心とした都市が広がる。
昔はどの学校も陸の上にあったのだが、来るべき国際化社会ために広い視野を持ち大きく世界に羽ばたく人材の育成と、生徒の自主独立心を養い高度な学生自治を行うために、これからの教育は海上で行うべしと唱えた人物がいた。
その人が私費で最初の学園艦を造船する。教育の効果は良好で様々な災害に強いという結果が出たことにより、次々と学園艦が造られた。
他にも産業育成の名目もあり、重厚長大産業(鉄鋼や造船のこと)が国の主力だった時代があり、世界不況でこれらの産業が落ち込んでいたため、それらを救うためにも教育と連携した。
海外では大航海時代から続く学園艦が存在し、400年の伝統がある学園艦もあるためその歴史は長い。
小学校は陸の上にある。それは、小学生では船は操れず早くから親元を離れるのは良くないためである。
学園以外には大小の住宅やコンビニ等の商業施設があり、それ以外にも山や川など自然の環境も存在する。
学園艦を動かしているのは全て学園の生徒によるものである。
登場する学園艦
県立大洗女子学園
- 西住みほが現在在籍している学園艦。形状は瑞鶴。20年ぶりに戦車道が復活する。文科省によって、運用コストがかかる学園艦の統廃合政策が推し進められることになり、近年生徒数も減少し、これといった活動実績もなかった当校は、真っ先に廃校となる危機に瀕し、廃校を免れるために第63回戦車道全国高校生大会で優勝を目指す。
聖グロリアーナ女学院
- ダージリン、オレンジペコ、アッサムが在籍している学園艦。形状はアーク・ロイヤル。大洗女子学園に比べて全長が約2倍、体積は約8倍ある。かつて戦車道全国高校生大会で準優勝したこともある強豪校。イメージはイギリス。
サンダース大学付属高校
アンツィオ高校
プラウダ高校
黒森峰女学園
- 西住まほ、逸見エリカが在籍している学園艦。形状はグラーフ・ツェッペリン。過去に西住みほも在籍していた。戦車道では、全国最強をほこる名門。第61回戦車道全国高校生大会まで9連覇を成し遂げた。その後も2年続けて決勝には進出している。イメージはドイツ。
知波単学園
- 第63回戦車道全国高校生大会において、黒森峰女学園の一回戦の対戦相手となった学園艦。形状は赤城と思われる。とにかく突撃が売りでチハを主力に置いてる模様。大会は完膚なきまで叩きのめされる。だって、チハだもん・・。イメージは日本。
継続高校
ミカ、アキ、ミッコが在籍している学園艦。形状は不明。実はプラウダ高校にも匹敵する強豪校。イメージはフィンランド。
その他学園艦
※この他ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)をモデルにした学園艦の存在も確認されている