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編集者:PencilMan
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演者:桜井浩子

概要

 特撮テレビドラマ『ウルトラマン』のヒロイン。漢字表記は富士明子。年齢は21歳。

 地球防衛軍のエリート部隊「科学特捜隊」極東支部・ムラマツ班唯一の女性隊員。普段は通信員をやっているが、軍人として怪獣にも勇敢に立ち向かう。

 明確な誕生日は設定されていないが、劇中の台詞によれば「誕生石は真珠」とのことであり、おそらくは6月生まれと思われる。

 家族構成は年の離れたサトルというがいることが判明している。

 フジ隊員は他の男性隊員と遜色なく各種メカを操り、巨大怪獣との白兵戦に臨む。単なる「守られ役」や「番組の華」ではないこうしたヒロインのあり方は、放送当時(1966~1967年)としては正に革新的であった。

 「ウルトラマン」はあくまで子供向けの怪獣とヒーローのバトルを描いたドラマであるため、続編のように、ハヤタ隊員とのラブロマンスなどは描かれなかった。ただし、高田裕三による漫画「ウルトラマン_THE_FIRST」ではしっかりとハヤタへのとも友情とも取れるが克明に描写されており、休日は美術館に行こうかクラシック音楽を聴きに行こうかと悩むなどインテリな面も描かれた。

 別世界での出来事を描いた『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではハヤタと結婚して自転車屋を経営しており、レナという1人娘を設けている(これは、『ウルトラマンレオ』で黒部と桜井が共演したエピソードへのオマージュである)。

 漫画『ULTRAMAN』では、ウルトラマンが地球を去った後も科学特捜隊での勤務を続けていたという設定になっており、現在は諸星弾の上司になっている。やはり、ハヤタとは特別な間柄にはならなかった様で、ハヤタは別の女性と結婚して、一児を設けている。

 モーションコミック版では『ウルトラマン』の時と同様、桜井浩子が声を担当している。

 33話『禁じられた言葉』にて、ずる賢いメフィラス星人が、地球征服の口実を得るためにサトル君に無理矢理「地球をあげます」と言わせようとフジ隊員を巨大化させた時の姿。

 この名前で怪獣図鑑にも登場しているが身長40mに対し体重はなんと1万tと、とても人間とは思えない怪獣並の体重である。

 巨大化したせいで混乱してしまったのかメフィラス星人に操られていたのかは定かではないが、むやみにビルを壊してしまう。当人にとっては何の関係もないわけで、あまりに気の毒である。

 

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編集者:PencilMan
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