概要
弟松とは赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、四男・一松、五男・十四松、末っ子・トド松のトリオを指すタグである。別名称に六つ子弟組がある。
関係性
『おそ松くん』
コンビで行動することも多い六つ子達であるが、二組、すなわちトリオに分かれる姿もしばしば見られる。そのうちわかりやすい分かれ方が上三人と下三人である。
作中では、この二組に分かれてかしわ餅の葉の大きさという些細なことから喧嘩を始めたり、父親の松造が弟組だけ連れて山に出かけてしまったのを兄組が追いかける話がある。
粋で真面目なしっかり者の一松、気弱で優しい十四松、のんびり屋で空気が読めるトド松と、喧嘩には向かないものの、トリオとしてはバランスがいい三人であると思われる。
『おそ松さん』
卑屈な猫好きに育った四男、子供時代のまま成長を止め「明るい狂人」となった五男、末っ子としての適応力を存分に発揮し現代に適応した末っ子。
三人合わせての行動は今のところあまり見られないが、一松、トド松ともそれぞれ十四松とは仲が良い(末松、数字松参照)。
今後のトリオでの行動が気になるところである。
5話冒頭でのチビ太のおでん屋台での食い逃げシーンでは、勘定として全く足りてないとはいえ小銭を置いていった兄松達に対し、弟松が置いていった物は上から順に肉球、ドングリ、瓶の王冠、と金ですらなかった。
13話では、三人で六人一組の布団を敷く場面が見られた(兄達も手伝っていたかもしれないが、映ってはいない)。
押入れのロール布団に一松とトド松が飛びつき、十四松にパス。敷きあげた布団に枕と掛け布団を華麗に並べ上げた。
なお、この場面の直前、銭湯にて一松とトド松は剣呑な雰囲気を作ってしまっている。が、この様子を見るに、仲違いしやすいわけではないのだろう。
18話の主役争奪カートレースでは、自分が優勝して主役になる気満々の上三人に比べ、主役になりたくない四男、そもそもの趣旨を全く理解していない五男、女の子たちとドライブデート気分の末弟と弟三人は優勝する気が薄い様子であった。また流れで四男が先頭になった際、自分には主役は荷が重いと怖気づき不安げに五男と末弟の名前を呼ぶ場面が見られた。この時点で兄三人が死亡しており、兄弟で生き残っているのは一松以外は下二人のみであったからと見られる。しかし自由な五男はとっくにコースアウトしていた上、ドライな末弟は身を潜めていたため、結果ネガティブな四男は崖から飛び降りたのだが…。
23話「ダヨーン族」では、灯油を買いに行ったまま戻ってこない上三人を捜しに出るなど、珍しく弟三人で行動を共にしていた。ダヨーンの体内に吸い込まれ落下していく際にも何故か楽しそうにはしゃいだり、マイペースな一松と十四松にトド松が突っ込みを入れたり、一旦を強調しつつ下三人だけで助かる方法を考えようとドライな提案をする怖がりの末弟に一松と十四松がため息をついてあきれた様子を見せたり等していた。