概要
110松とは『おそ松くん』および派生作品の『おそ松さん』などに登場する六つ子のうち、四男である松野一松および末っ子である松野トド松のコンビ名である。
非公式の呼称である。
また、一松の紫色とトド松のピンクを合わせた配色がいわゆるゆめかわいい系でよく見られることから「ゆめかわ松」と呼ばれる場合もあるが、こちらは二人に限らずゆめかわテイストな六つ子派生でも使われることがある。
注意事項
※『110松』はコンビタグです。腐向け要素を含む作品にはつけないよう棲み分けにご協力お願いします。またそのような作品にタグが付けられていましたら、外してもらえると助かります。
BL松やCPタグとの併用はお止め下さい。
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるがここでは両方紹介する
おそ松くん
そこまで絡みが見られるわけではないが、「おそ松ばかりがなぜきらわれる」のエピソード(竹書房版・ebook版ともに第2巻)で、近所のいじめっ子に言われて人の家の柿を盗みに行くときにコンビを組んだときがある。そのときは、トド松が木の上に登りノコギリで枝を切り、一松は地上で見張りをしていた。結局まず一松が捕まり、トド松も降ろされ叱られることになる。
しっかり最後まで見張りをして弟より先に捕まることを選んだ一松と、自分だけ逃げようとしないトド松の様子を考えると、いいコンビといえるかもしれない。
おそ松さん
ネコが唯一の友達で服装にもこだわらない一松とコミュ力が高くおしゃれなトド松はかなり対照的である。それゆえに、今後本編で絡むことがあれば対比的に描かれると考えられた。
やがて一松は意外に常人でトド松は意外にドライと明らかになる。世の中をちょっと斜に構えて見ている性格が実は似ていた二人だが、その行動はやはり対照的である。
トド松は兄の言動をいじる一方でその暴走によく振り回されるが、弟をからかう一松もまた「一番やばいのはトド松」(23話A)と言っていて、追いつめられると奇行に走るところも似ている。
お互いの呼び方は「トド松」「一松兄さん」。
7話以降の一松はときどき「トッティ」とも呼ぶ。
トド松はドラマCDの『わちゃっとした感じ3』で一松を呼び捨てにしたことが一度ある。
アニメ
5話B「エスパーニャンコ」では、一松がエスパーニャンコに冷めた態度をとったのを見て、トド松が「一松兄さんに友情とかないから」と諦め気味に言っている。その言葉に一瞬傷ついた表情を見せる一松であったが、素直になれずそれを肯定し、その姿を悲しそうに見つめるトド松という場面があった。
6話Aにおいて余りにも暗くネガティヴな妄想を話た一松に対してトド松は泣きながら「サスペンス妄想はやめて闇松兄さん」と言っている。また、ラストでハタ坊に大きい旗を尻に刺される際には、2人とも喘ぎ声をあげていた。
7話Aでは、一松は「兄の存在が恥ずかしい」と明言したトド松に対して、兄弟の中でも十四松と並んで甚大なショックを受けて倒れていたり、またその後トド松が嘘をついてバイトの女の子たちと合コンに行こうとしていたことを知り嫌がらせに荒れる兄弟たちの中でも一番の暴走を見せ、終いにトド松のカースト復帰では肩ポンに「おかえり」と黒い笑みを浮かべながら声をかけていた。11話ではその後女の子たちからラインが帰って来ないと言うトド松に「へー、何で?」と一松は一番暴れていたにもかかわらず平然とした態度を見せ、怒るトド松のことも無表情で無視していた(この時トド松から「何その顔!今どういう感情!?」と言われていたため内心あざ笑っていたのかもしれない)。
8話B「トト子の夢」では松野映画のバカの釣り日記というアウトすぎるパロディにてハマちゃん役をトド松、スーさん役を一松が担当している。
10話では女装したイヤミ達に会う前に6人並んで歩いている中でトド松と会話している様子が見られる。
13話Cでは勃発した兄弟喧嘩の過程で文句を零すトド松に、一松が「顔はそんなにいい方じゃない。あざといだけ」などとなかなか核心を突いた指摘を行った。それに対してトド松も一松のかなり痛いであろう箇所を指摘して言い返し、怒った一松はトド松の服を持って真っ先に脱衣所の外へ出て行ってしまう。
その後、一緒に布団を敷いていたので互いにそれほど引きずっていなかったのかもしれない。
トド松はあの本を晒されたが。
14話A冒頭でトド松が「くしゅん☆くしゅ☆」とかわいらしいクシャミを展開。そんなトド松のあざとさに一松は引きつつ「ひくち☆」と応酬。双方の声優の特性を存分に発揮されたシーンともいえる。
17話「十四松と爆弾」では、一松は警部、トド松は再び警部補の役で登場。爆弾をどうやって処理するかを話し合っていた結果、爆弾処理班の十四松が銃を乱射して爆弾が爆発。2人とも爆弾によって吹っ飛んでいってしまった。
21話B「神松」では、銭湯からの帰り道、神松の存在に気づきかけ、誰かがいると言ったトド松に対し、お化けに怯えているのかとおそ松と一松が「出たー、あざとい」などとからかい、トド松は「そういうんじゃなくて~」と言い返していた。
22話A「希望の星、トド松」では、合コンメンバーに兄たちを選ぶという発想に至らないトド松を見て一松が衝撃で泡を吹いて倒れていた。
「ファイナルシェー」ではイヤミを驚かせるためのものを出す流れのはずが、13話のようにトド松のコレクションをなぜか持ってきて見せる一松にトド松が驚きシェーと叫んでいた。
23話B「ダヨーン族」では、下三人がダヨーンの体内に吸い込まれた際、怖がりのトド松は一松の陰に隠れながら歩いていたり、一旦兄たちは置いといて自分たちだけでも脱出しようと言うトド松に十四松とともにあきれつつ、悪い顔になった一松がそうしようと返すとトド松が嬉しそうな表情になったりしていた。
24話B「手紙」では、就職が決まり家を出たチョロ松に続いて自立して一人暮らしをしようとするトド松に、一松が「考え直せば?ボロアパートには虫と幽霊と妖怪が出る」とからかいつつ引き止めるようなことを言うが、決意の固いトド松は「僕たちはたぶん一緒にいない方がいいんだよ」と言い残し去っていっていた。
25話「おそまつさんでした」では、コーチ松の墓の前で「俺のせいだ!俺があんなことしなければ…!」と泣き崩れていた一松に、トド松が「一松兄さんのせいじゃないよ!」と慰めていた。また、相変わらず女の子相手にポンコツ化するチョロ松に、「シコ松!」「シコ野郎が!」とツッコミを入れていた。
『おうまでこばなし』の「はじめての競馬」では、トト子に「わかんないことがあったら何でも僕に聞いてね」と言うチョロ松に対して「お前みたいなシコリギャップから何を学ぶっていうの?」「優等生ぶってんの?シコリブライアン」と詰っていた。その一方で「有馬記念」では、「自分は応援だけして、もしも勝ったら10%ずつもらう」という漁夫の利を狙うトド松に対して一松が「安定のクソだな」とツッコんでいた。
第2期の9話「キャンペーン発動!」では、「兄弟であろうともっと気を遣っていこうキャンペーン」を発動した一松がトイレを覗きこんで、中のトド松が驚いていた。トイレットペーパーを替えるか監視していたと思われる。
2期12話B「栄太郎親子」では二人きりで十四松たちの様子を見守っていた。
わりと対等な雰囲気で会話が成り立っている。
2期14話C「チョロ松事変」では十四松も含む弟3人でチョロ松への応答に困っていた。3人の総意を誰が伝えるかを相談の末、トド松は自分が言うと決意したが、いざ本番になると役目をしれっと一松に押しつけた。
2期21話A「BANANA」では、トド松は主役のトティ美という女性、一松はヒゲの店長の役で登場した。
2期21話B「ニート矯正施設」では、二人で釣り堀に行っていた(セリフ無し)。また、二人の知らぬところで施設行きの候補に選ばれかけた。選ぼうとした母いわく、二人とも親への情が薄そうな印象があったらしい。
2期25話では、己の卒業文集を読まれるという共通点があった。トド松は「花のように生きたい」、一松は内容不明だが「マイベストフレンド」という題の作文を、身動きの取れない状態で朗読されるという地獄でたいへん恥ずかしがっていた。
『えいがのおそ松さん』ではこの二人だけで行動中に高校の友人達とカラオケボックスで過ごす展開になり、なんとか場についていこうとしていた。
3期4話『一松ラジオ』はこのコンビの主役回。一松が一人遊びとして行っているラジオ番組にトド松がゲストで呼び出される。トド松は、兄のやたらリアリティを追求した手の込んだ一人遊びにドン引きしながらモノローグで突っ込み続けた。
『松代の罠』では、カップ麺を食べるため夜遅く台所に行こうとするおそ松の誘いにこの2人だけ乗らなかった。
その後松代の仕掛けたトラップで兄松が退場した後、助っ人のような面構えで2人揃って参戦。十四松と合流しトラップを切り抜けている。
その他
アニメイトの無料配布冊子「きゃらびぃTV」では、電車の座席の端に座る一松にもたれかかってスマホで自撮りをしているトド松の様子が描かれた。少なくとも兄弟仲が悪いというわけではないようだ。
ドラマCD「松野家のなんでもない感じ」1巻「イカ」では、一松のイカというギャグがツボのトド松に何回もイカを見せる一松。そんな一松はチョロ松から、イカに飽きたときトド松は一松のことを平気で切ると忠告される。一松はそれにショックを受けつつも、その忠告を無視してやり続けるが…
3巻「トッティのお願い」では、トド松にパチンコに誘われ、しかしお金を持っていない一松におそ松へのお金のねだり方をレクチャーするトド松が見れる。
ゲーム「おそ松さんのへそくりウォーズ」の「ヒーロー大集合!」の話では、敵のオクトパ子(トト子)に動きを封じられてピンチに陥った一松を、トド松が助けに現れた。
ドラァグクイーン(DX)の一松の攻撃モーションには水兵服のトド松も登場する。設定としては港が舞台のミュージカルを上演中で、トド松が差しだした花束にUMAが紛れ込むハプニング発生という状況。
ゲーム「たび松」の、人形の六つ子達の話「空飛ぶクジラと嘘つきマリオネット」の番外編では、嘘をつくと鼻が伸びるダヨーンを見て自分達も伸びるのか試していた。もしも伸びたら嫌なので質問役になったトド松が「友達がほしい?」と聞き、嘘つき役の一松が「ハイ」と答えても鼻は伸びなかったが理由は……?
また、鬼退治の話では二人が鬼の兄弟の役だった(他の4人は桃太郎一行)。
ゲーム「しま松」(2017/9/19~2018/6/18配信)のホワイトデーでは、一松が色々あって女装服で外出した所をトド松に見つかるが、トド松は初対面の女子のごとく話しかけて一松を大いに混乱させた。
ゲーム「にゅ~パズ松さん」(2017/9/30~2019/1/28配信)の
お互いの応援ボイスは「やるなあトッティ」「これが一松兄さんの本気だー!」となっていた。
また新旧とも、衣装によってはお互いが登場した絵がある(クリスマス一松、モノノフトド松、ばんぱいあ一松、アウトキャストトド松)。
関連イラスト
関連タグ
一般
110…他の意味もある
トリオタグ
腐向け
※以下のタグはBL松と併用すること