注意事項
「色松」はBLタグではなく一般向けのコンビタグである。
一般向けとの棲み分けのため、腐向け要素を含む作品には「色松」タグを付けないことを推奨する。
「BL松」や「カップリングタグ(一カラ・カラ一)」との併用は非推奨である。
棲み分けにご協力ください。
概要
色松とは『おそ松くん』および派生作品の『おそ松さん』などに登場する6つ子のうち、次男である松野カラ松及び四男である松野一松のコンビ名である。
由来は2人の名前から「松」を省いて並べると「カラ・一」となり、「カラー(色)」に見えることから。
ファンの間で生まれた非公式の呼称である。
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるが、ここでは両方紹介する。
おそ松くん
他のコンビでの行動が一番目立つが、この2人で行動している事も割と多い。
一松がカラ松を「カラ松兄さん」と呼ぶシーンがあったり、リレーや子供のお守りでバトンタッチするシーンが見られたりする。
時代劇の「江戸工城の忠臣蔵だ」(ebook版19巻)では、この2人が植木屋に変装して敵のイヤミを討ちに行くが、屋敷の罠にかかってしまい閉じ込められて泣く。しかしイヤミに盗み聞きされている事に気がつくと、「カラ松、助けがくるまでおひるねしようか」「そういえばそうだな」と会話を聞かせながら偽情報で欺いた。
また、この2人にトド松を加えた、いわゆる六つ子偶数組で行動する姿も見られる。
おそ松さん
卑屈でマイペースな皮肉屋に育った一松は、カッコつけでイタいナルシストなカラ松の事を兄弟の中で特にウザいと感じているらしい(アニメージュ2015年10月号より)。
【第1期】
2人の関係性はアニメ本編冒頭である2話Aパート「就職しよう」から判明している。
居酒屋にて、兄弟達から社会不適合をからかわれるも何の反応もしなかった一松は、唯一自分をフォローするような発言をしたカラ松に対して、すかさずその胸倉を掴んで涙目にさせた。
その対応の違いは、おそ松曰く「カラ松にいじられた時の一松はヤバい」とお墨付き。
体現するように、その他の回でも基本的に一松はカラ松への当たりが飛び抜けて強い。
スルーする事もあるが、カラ松の言動に対して兄弟の中でも特に一松が攻撃的な対応(もしくは無視)をとるのは定番のようだ。ただし、素の弱い次男はあまりやり返す事もなく、時に涙目にすらなっている(カラ松の声優曰くカラ松にとっての一松は「恐怖の対象」との事)。
更に、1クール目を経た時点では、一松がカラ松を名指しする場面では「クソ松」と名前すらろくに呼んでいなかった(そもそも一松は他の兄弟の名前を殆ど呼んでいないが)。
このように殺伐(?)とした間柄が見られる2人だが、一概に仲が悪いとも言い切れない。
6つ子揃って他の兄弟と共に喧嘩することもあるが、後述する内容も考慮すると、一松は(8話Bパートなど一部例外もあるが)イタくないカラ松には割りと普通に対応し、短い日常会話程度の会話もするようだ。
2話Aパートのシーンでも、居酒屋の帰りに酔い潰れた一松をカラ松が背負って帰る姿が見られた。
因みにスペシャル上映イベントで、二人は揃って酒に弱い体質だと明言されている(飲む事は飲むようだ)。この居酒屋シーンでは、2人の前にだけ他の兄弟と違ってビールではない透明な飲み物が入ったグラスが置かれていた。
- 4話Bパート「トト子なのだ」
- 5話Aパート「カラ松事変」
その後、チビ太に火炙りにされたカラ松に対して兄弟が鈍器を投げつける際には、一松だけが石臼という最大の重量物を最後に投げていた。ウザいを通り越して殺意まで湧いている気がする。
- 6話Aパート「おたんじょうび会ダジョー」
- 8話Bパート「トト子の夢」
「黙ってろクソ松……殺すぞクソ松!」
劇中で一松からカラ松へ直接発せられた初のセリフがコレである。
- 9話Bパート「恋する十四松」
- 10話「イヤミチビ太のレンタル彼女」
その直後サングラスが壊されたが、これを傍らで見ていたカラ松の方は怒る事も無く、その一部始終をただ困惑したように見ているだけだった。
- 11話「クリスマスおそ松さん」
「……神よ……ぉぉ神よ……」
チョロ松「残念だったね」
かつて胸倉掴んで泣かせた兄によって、今度は自身が泣かされた瞬間であった……。
- 14話Aパート「風邪ひいた」
その後チョロ松が、いつの間にか布団から出ていた一松の行方を尋ねると、カラ松は「あぁ治ったらしい。看病してくれるって」と返していた。
- 14話Bパート「トド松のライン」
因みに屋根から落ちた結果、カラ松は血みどろになった。普通に部屋に戻ってきたが。
- 15話Cパート「チビ太の花のいのち」
- 16話Bパート「一松事変」
実は一松はカラ松のファッションに憧れている事が発覚。何だかんだ仲の良い兄弟であった。
更に、立て続けでカラ松の優しさに触れたことから、勢いで「俺はもうカラ松ボーイズだよおおお!!!」と心の中で叫んでいた。あらぬ疑いがカラ松にかけられてしまったが。
- 17話「十四松まつり」
その際一松は、別に冷たい態度をとるわけでもなく、「なんで俺に!?」と一瞬びっくりしながらも、十四松について語り始めた。
- 18話Bパート「逆襲のイヤミ」
- 22話Aパート「希望の星、トド松」
また、一松がカラ松の番のカチンコ(クソ松と書かれている)を鳴らす役を非常に嫌そうにキレながらやっていたり、あまりにイタ過ぎて穴に落とされたカラ松の落ちた穴をチョロ松と共にセメントで埋めていた。
- 23話Aパート「灯油」
また、非常に分かりにくいが、ダヨーン化したチョロ松が元の世界に戻りたくないと嘆いている時に、カラ松が一松の胸ぐらを掴み一松も悪びれず平然としているという普通の男兄弟らしいリアクションを見せている。
- 24話Bパート「手紙」
また、就職祝いの最中におそ松が十四松を蹴飛ばした際、カラ松はおそ松を殴って外へ連れ出す。その後を追おうとするチョロ松だが、一松が「大丈夫だから」と止めている事から、一松がカラ松の事を信用している事が窺える。
- 25話「おそまつさんでした」
兄弟それぞれの夢を語りそれに賛同する流れで一人だけ思わず口走ってしまったようで、一松は自分の発言にしまったとショックを受けながら頭を抱え、カラ松はフフンと誇らしげにしていた。
また、ピッチャーカラ松の球が打たれまくった後、グラサンをとったカラ松に一松が目潰しをしていた。
【第2期】
- 2話Aパート「祝・就職!!」
酔った2人が「おい、チョロ松も何かやれ」「え!ケツからおでんを食うだって!?」とからかっていた。
- 2話Bパート「超洗剤」
また、超洗剤を飲んだ際に一松が「これ何の酒?」と聞くが、カラ松は「酔いすぎて分からん」と返し皆で大笑いしていた。
その後、盛りすぎなボディペイントを塗ったトド松にカラ松が「自己愛が過ぎるぞ」と呆れながら言うが、直後に一松に「お前が言うか!!」とキレながらツッコまれた。
しかし、カラ松「ん?」と分かってなかった様子。
- 5話「夏のおそ松さん」
- 5話「今年こそは」
ビキニ姿のガールズたちの魅力に勝てなかった一松は「あっ…あ、あざっす」と今回は心の中ではなく言葉でお礼を言った。お礼を言われたカラ松は満足そうに親指を立てていた。
その後、カラ松がナンパを即諦めた直後に、「じゃあおれが行く」と立ち上がる一松。カラ松は兄弟と共に「無理はやめておけ一松」「心配だ」と声を掛けていた。
そして案の定挫折する一松の姿を見て、「フン!ということはついにオレの出番かなブラザー」と立ち上がるが、やっぱり誰も乗ってこなかったので諦めて座りなおした。
- 9話Aパート「キャンペーン発動!」
また、一松が騒いだ際にカラ松が起きた時には床ドンしながら「ああ、ノープロブレムだブラザー、グッナイバイバイフォーエバー」とカラ松語を駆使して寝かしつけた。その他、一松がキレて全員を起こす際にはカラ松に往復ビンタをかましていた。
一松がキャンペーンを発動した翌朝、冷蔵庫から取り出した牛乳をパックごと直接飲もうとしたカラ松は一松が監視しているのに気づき、慌ててコップに入れ直した。
- 10話Aパート「カラ松とブラザー」
また、何でも頼まれる事を彼は嫌に思っているのではないかとチョロ松が指摘した時、一松はおそ松と共に謝ったり、「まぁでも、断らないと思って色々と押し付けた部分もあるよね。パシリとか」と反省していた。
- 13話「年末」
凄く危険な雰囲気が漂う事に危機感を抱きつつも、大金を得たいという野心で意気投合した彼らは猛ダッシュで意気揚々と駆け込んでいった。
カラ松「すいませぇえええん!!!」
一松「宝くじ下さぁあああい!!!」
だが、その直後に近くに生えていた食虫植物に食べられてしまい、骨しか残らない程ドロドロに溶かされた状態で死んでしまった。
- 13話「雪遊び②」
- 13話「年賀状」
- 14話「チョロ松事変」
- 19話「バレンタインデー」
- 22話「海外旅行」
- 23話「深夜の日松屋③」
- 24話「桜」
客はカラ松の知り合いらしく、「おいみんな!俺の愛するブラザーを紹介させてくれ!」と言いだすが、一松は「いいからそういうの。大人しく飲んでろよ」と去ってしまう。
しかし一度振り返った一松は、「ははは、松野っていちいち発言が痛いんだよな~」「痛いよね~こいつ」と言われながら楽しく飲むカラ松の姿を見ると、「へっ、どこ行っても同じ扱い」と呟きながら微笑んでいた。
- 25話「地獄のおそ松さん」
そして閻魔大王から「誰が地獄に行くべきか"せーの"で指さしてみれ」と指示された際には、一松はカラ松を、カラ松は何故かチョロ松を指していた。
その後、仲間たちの協力により地獄から抜け出すチャンスをもらえた六つ子たち。カラ松とおそ松が二人組の鬼に襲われている所を一松が十四松と共に高い跳躍からの飛び蹴りをかまして鬼を蹴り倒してカラ松とおそ松を助ける場面があった。その後の脱出シーンではカラ松が一松の肩を支えて走る場面が挿まれた。
【第3期】
- 1話「降板」
キャラ訂正に失敗し、酷い姿になってしまった6つ子たち。流された際、一松がカラ松を飛ばしたり、トド松と一緒にカラ松に攻撃したりした。
- 2話アバン「ぼんくらの時代①」
- 7話「こぼれ話集3」
- 8話Bパート「高尾山」
- 12話「AI」
- 15話「コスプレ松」
その他
- アニメージュ4月号
一松は実はカラ松に憧れていた?という記載がされており、やたらと突っかかっていたのはそれの裏返しだったとの事。
※注 アニメ雑誌などの表記は本編を視聴の上で編集者が「記事を書いている」為、インタビューなど以外の表記は注意が必要。(その為アニメ紙等には「?」が多用される)
- 一松からカラ松への当たりが特にきつい理由について
「中でも一松はとくにキツいですよね。ただ、わかりませんよ。あれは愛情なのかもしれません(笑)。でもまあ一松はカラ松のことがイライラするんじゃないかなと思います。"なんでそんなに自信を持ってんの?6つ子なんだから俺とおんなじだよね?"とか、"なんでそんなに真っすぐ楽しめるんだろう"って、一松にとっては見ていて引っかかるところがあるのがカラ松なんじゃないかなと(後略)」
- Blu-ray/DVD
- お仕事体験ドラ松CD
- ゲーム「にゅ~パズ松さん」
- 2期最終回企画「松野家電話」
- 『えいがのおそ松さん』のおまけアニメ「前説劇場」
関連イラスト
関連タグ
一般向け
おそ松くん おそ松さん 六つ子(おそ松くん)
松野カラ松松野一松
トリオタグ
おそ松を追加→グラデ松(事変組)
チョロ松を追加→寒色松
十四松を追加→六つ子問題児組
トド松を追加→偶数松