人狼(おそ松さん)
じんろうとにんげんとぱられるわーるどからのたんてい
バスローブ姿のカラ松が狼に襲われた!
そんな事件にまさかのあの名探偵が復活!?
※本作の公式サイトから引用
Aパート『ZANSU』
とあるご時世で街中の店の休業が相次ぎ、どこかしこも不安と苛立ちが募る中、自粛ばかりですっかり寂れてしまった日常に嘆くチビ太・デカパン・ダヨーン・ハタ坊はとあるアスレチックで、もうすぐ開催されるスポーツイベント『ZANSU』に向けて猛特訓するイヤミと出会う。珍しく真剣なイヤミに感化された4人は、彼と一緒にその大会に出場し疲れきった日本に元気を与える事を決意した。
そして当日、日本の復興を願い会場に猛者達が集まった。
しかし難攻不落の要塞を前に、参加者達は次々と脱落していく。特訓の成果もむなしくチビ太達も倒れる中、何とかイヤミだけは第1ステージをクリアするも、しかし続く第2ステージで呆気無く脱落してしまう。
今年は誰1人も成功出来ず、希望も与えられないまま終了すると誰もが落胆したその時、絶望する彼らの元にステージから救世主が現れる・・・・・・?
Bパート『人狼』
ある日の夜、とある洋館でカラ松が何者かに殺害される事件が発生する。翌日、既に白骨化した彼の死体を発見したトド松はバスローブに刻まれた爪痕からこの館内に人狼が潜んでいる事を確信し、残りの生存者と一緒に会議を開いた。
占い師の彼以外に集ったのは人間で村人のおそ松と十四松、裏で人狼側に味方をする裏切り者のチョロ松、そして明らかにカラ松を食べた事が原因で口周りに血痕が残るだけでなく胃もたれもしていた人狼の一松の5人で、議論の末に怪しいと確信した人物を絞首刑で処刑する事を決意する。ところが、この状況を上手く乗り切る為にチョロ松が占い師を扮した事やおそ松と十四松の2人がトド松に人狼とは無縁の内容を占わせようとした事などが重なり混乱状態になる。
また、その状況で十四松から聞かれた一松の指名でトド松が処刑されようとした際にはおそ松が慌てて止めるものの、その行動で逆に十四松から怪しまれ疑いをかけられてしまう。そして、追い詰められた中で遂に覚悟を決めた彼は本当の職業がかつてとある事件で大活躍したなごみ探偵である事を明かした。
- 3期において久しくF6が登場、活躍したエピソードである。
- 元々、今回のエピソードは2020年12月15日(14日深夜)に放送予定だったが同日に急遽生中継が決定した全米女子オープンゴルフ選手権で放送休止となった。
- また、この事態に伴い2020年12月29日(28日深夜)に3期11話と3期12話が2話連続で一緒に放送された。
- Aパートのサブタイトルと構成は1987年からTBSで放送されているスポーツエンターテインメント番組『SASUKE』が元になっている。
- 本作と人狼のコラボについては既に二次創作の頃から存在していたが、現在では公式でも幾つかのメディアミックスで逆輸入されている。
- Bパートでは最初から既に明らかな人狼が居たものの、作中ではこの事実に誰1人指摘する者は居なかった。
- 十四松が言った出身地の"ニート村"は、とあるエピソードのゲストキャラが言った台詞が元になっている。
- トド松がチョロ松の職業を見破った際に彼の事を人狼と見做しているが、実際の『人狼ゲーム』ではそのような判定が出る事は無く普通に村人と表示される。
- 作中では、おそ松がなごみ探偵を明かした際に"5年ぶり"といったメタ発言でチョロ松・十四松・トド松の3人に接しているが、今回のエピソードはパラレルワールドであるが故に当の本人達は彼が一体誰なのか分からないまま戸惑っている。
- なごみ探偵のおそ松がイライラしている十四松に粉を噴きかけた道具は、2008年〜2016年に週刊少年ジャンプで連載された島袋光年の『トリコ』(アニメ版)に登場するおもちゃ『グルメスパイザー』が元になっている。
- 終盤で白骨化したカラ松と人狼の一松を除く4人が狼のフードを被って演奏するシーンは2010年にデビューしたロックバンドのMAN WITH A MISSIONが元になっている。
- なお、ラストのオチを踏まえるとおそ松のみ唯一の生存者となっている。
- 今回のエピソードの放送前に、本作の公式Twitterでは『「おそ松さん」復活キャラ予想キャンペーン』が2020年12月11日〜同年12月22日に開催された。
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