一方カラ松は基本的にはトド松の辛辣さを受け止めているが、話の流れなどで希にトド松の上に立つ事もある。3.5話で他の兄弟を裏切ってバーベキューに参加した時には、石を持ち上げて「ちょっと殺してくる…」と発言したり、23話Aでは他の兄弟に真顔で威圧されてこたつに入れないカラ松だったが、トド松からの威圧だけは平気らしく何食わぬ顔で強引に隣に入り込んだりしていた。

他の兄弟に対してはそのような描写がほとんどないカラ松が、一例を除けばだいたいトド松である。

子供時代に一緒に行動する事が多かったため遠慮の無い相手であることの表れなのかもしれない。

カラ松は上記の通りの扱いを受けたり、トド松の方も3話のパチンコ警察や7話Aでのアルバイト先の話など、この2人は、他の兄弟に比べ（他の兄弟達によって）不遇な目に遭う割合が高い。また、2人とも泣いてるシーンも結構多い。

このように何かと平和じゃないやりとりもあるが、なんだかんだ仲が良い場面も多い。

2話冒頭に続き、20話Aでは再び2人で釣りをしていたり、4話Bではトト子の高額グッズを10万程買わされたカラ松のことをトド松がマネージャーのチョロ松に訴えていた。

11話の「プレゼント交換」では、カラ松がトド松のプレゼントを受け取った際に「フフン、トッティのだ。安パイ」と満足げにしており、カラ松はトド松に信頼を持っていることが窺える。

14話Bの「トド松のライン」では、トド松が密かに兄弟の中に好きな人の順位があると暴露し、その兄弟ランキングの発表を兄達に「やめてーーーー！」と止められてしまう。

その後、銭湯へ行く時にカラ松がトド松に駆け寄り、不安げに自分は何位なのかと尋ねた。

そして「フフ、一位に決まってるでしょ！」と言われ、飛び跳ね泣きながら喜んだ。

また15話Cでは、見た目も中身も超絶ドブスな花の精に尽くすカラ松を兄弟達の中心になって止めようとするトド松だが、「寂しがり屋だからそばにいてあげないと」と返すカラ松に困惑の表情を浮かべた。

15話Aの「面接」においてはカラ松が社長風のいでたち、トド松が美人社長秘書風の女装で登場。

2人して面接に来た十四松の採用を促すものの揃って面接官役の速度松には完全に無視されていた。

(そのため2人とも見た目のインパクトのわりに極端に影が薄く、これも一つの不遇な目といえる)

17話「十四松とヒミツ」では、パチンコで勝ったことについて兄弟たちにヒミツにしておくことを十四松に念押しするカラ松と、なぜかそれに勘づいたトド松の二人が、十四松に厳しく問い詰める場面があった。

20話Aでは、2話に引き続き、釣り堀で一緒に釣りをしながらトド松がカラ松の痛い服装につっこんだあと、ハタ坊がお店を開いているのを発見。ハタ坊の焼いた肉を2人でおいしく食べながら、何の肉を使っているのかを聞いた。

20話Cでは、2人がイヤミの説明がわかりにくい事を指摘し、出っ歯で攻撃されて2人一緒に吹き飛ばされた。

22話A「希望の星、トド松」では合コンメンバーをどうするか独り言をつぶやくトド松にカラ松は口にこそ出さないもののカッコつけながら声をかけられ待ちしていたり、ギターを貢ぎ「ここはウィンウィンの関係で行こう」と手を差し出すが「僕が勝ってるとこ一個もない」と返されショックを受けていた。

その後開かれた合コンメンバーオーディションでは、女子役のトド松はイタい行動を繰り広げながら口説くカラ松を問答無用で失格にした。

23話A「灯油」では、真冬の夜に灯油が切れた際、給油しに行けとの無言の圧力を兄弟たちから受けるカラ松が、他3人には怯んで引き下がる中、唯一トド松に対してだけは強気で、こたつに座る彼の隣に無理やり入り込んだ。トド松もカラ松の手にポッドのお湯をかけたり応戦していたが、負けじとカラ松も他の兄たちとでトド松の足をつねり、真顔で給油しに行くよう圧力をかけ、ゲス顔をしながら「悪いなトッティ」とモノローグで語っていた。

24話B「手紙」では、チョロ松の就職祝いの席で、カラ松からチョロ松へのプレゼントの中身がイタくなく、チョロ松がほしがっていたものなことにトド松が戸惑うが、カラ松の顔がプリントされたブリーフというイタい物も入っているのを見て叫んだり、十四松を蹴り飛ばしチョロ松を見送らないおそ松にカラ松とトド松が共通してそれぞれ手をあげていた。

そしてチョロ松に続いて自立しようとするトド松を他の家族と見送った後、「僕たちは一緒にいない方がいい」と言い残したトド松の発言を受けてか、カラ松も「このままじゃダメになる」とトド松に続いて実家を出て必死に就職活動を行っていた。

尚、トド松は家を出る際にカラ松から「連絡しろよ」と声をかけられていたものの、その後携帯は圏外になっており家族と連絡はとれていないといった様子がうかがえた。

2期2話Bパートではイヤミが参加していた出っ歯総会に乗り込んで食べ物を食い荒らしている際にカラ松が「シャンパンもあるぞトッティー」とトド松にシャンパンがあることを教え、トド松は「ありがとう！」と返していた。また、ボディペイントを塗る際にカラ松はトド松に塗ってもらうが、頭部が肌にサングラスのみとあまりにもお粗末な出来栄えだったため、カラ松は「ちゃんと描くんだ！」と怒った。また、トド松がボディペイントを塗る際にカラ松が仕返しとばかりに塗ろうとするが、「触らないで」と冷たく拒絶され、カラ松は「えっ…」と絶句した。その後、自分の手で盛りすぎなペイントを施したトド松を見て、カラ松は「自己愛がすぎるぞ」と述べた。

5話の「流刑②」ではトド松がいかだに縛り付けられて流される際に「一人で和歌でも詠んでるんだな、ハーッハッハッ！」とカラ松が言葉を投げている。

また、「サマー仮面」では「焼けちゃう」と言って日焼け止めを塗るトド松に対してカラ松扮するサマー仮面が「6サマー」と評価した。

13話では「戦力外通告2017　クビを宣告された末っ子」にてクビになったトド松が怒りのあまり兄弟達へ殴りこみに行った際にカラ松が「アイツはキレたらヤバいんだ」とマイコマツに笑いながら話していたが、いつの間にか近づいてきたトド松に気づかず、抜き取られたベンチで殴られた。

Blu-ray/DVD第三松の特典映像はショートフィルムシリーズ#03「カラ&トドリズム」となっている。

第3期5話『まぁな』ではこの二人が主役。

二人して同じ切っ掛けで同じ相手を好きになってしまい、応酬が繰り広げられる。

アニメ外

お仕事体験ドラ松CDでは、第6巻がこの2人(withトト子)である。職業は「ホスト」。

スマートフォンアプリ「おそ松さんのへそくりウォーズ」では運動会バージョンのトド松にカラ松が登場し、トド松がリレーを速く走るためのジェット噴射付きバトン(見た目はどう見てもダイナマイト)をカラ松に渡すが、バトンが暴発してカラ松が爆発に巻き込まれ、それを黒い表情で見るトド松の姿が見られる。しかしゲーム中のシナリオにおいて、カラ松はその勢いで速く走れたことに満足しているようであった。

また、アイドルのトド松はカラ松と一緒にワイヤーで滑空するが、ここでも黒い表情でカラ松のワイヤーを切って落とした（落ちたカラ松が敵に当たるような攻撃モーションとなっている）。この他にもお互いが登場するバージョンがある（松犬と一緒の両者など）。

スマートフォンアプリ「にゅ～パズ松さん」（2017/9/30～2019/1/28配信）のお互いへの応援ボイスは「ファイトだー！トッティー！」「いけっ、カラ松兄さん！」となっていた。

また旧作も含めて、二人で登場した衣装イラストもある（初代のハロウィントド松、サーカスカラ松、サーカストド松、モノノフカラ松、「にゅ～」のばんぱいあトド松、ベリーカラ松、兵器少女カラ松）。

おそ松さん×大江戸温泉物語コラボイベントであるおんせん松さんアトラクションのオリジナルストーリー（松原秀脚本）において、トド松が大事なアレを落として逃げられた際、カラ松によってトゥルッティというあだ名をつけられた。(股間がトゥルットゥルということで)

アレを発見した時、六つ子なので色もサイズもそっくりだということで自分のアレと比較し、トド松のものだと確信したカラ松は、他の兄弟が捕獲を押し付け合う中、献身的に話しかけたりハグしようとしていた。

CD「松野家のなんでもない感じ」ではトド松がカラ松のことを「お前」と呼ぶが直後に謝っている（長男や三男のことも呼んだことがあるが謝ってはいない）