注意書き
※『数字松』はコンビタグです。腐向け要素を含む作品にはつけないよう棲み分けにご協力お願いします。またそのような作品にタグが付けられていましたら、外してもらえると助かります。
BL松やCPタグとの併用はお止め下さい。
概要
数字松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、四男である松野一松および五男である松野十四松のコンビ名である。
由来は二人の名前が「1」と「14」と数字で表すことができることから。
なお、一松は「市松」、十四松は「十姉妹」をもじっており、それぞれ数字に置き換えた名前という点で共通している。
また、一部のファンからは名前の「一」と「十」がマイナスとプラスに見えることから電池松(またはプラマイ松、ゼロ松(プラマイゼロ))と呼ばれることもある。(+極と-極)
ファンの間で生まれた非公式の呼称である。
なんとプラスマイナスは、「十四松まつり」で公式になった。
ちなみに2人ともよく自分の美しい尻を出す。(十四松:6話A・15話A、一松:5話B・6話A・7話A・22話A・おう松さん2話)
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるがここでは両方紹介する
おそ松くん
名前のわかる場面でのコンビ描写は全巻通して8回。
おそ松さん
根暗と根明、正反対で一見相容れなさそうな二人であるが、意外にも回が進むごとに仲が良い様子を見せている(17話にてカラ松から「一緒にいる時が多い」との発言も)。
1クール終わった時点では一松自体が他の兄弟の名前を呼ぶ機会が少なく、5話や9話の関係上呼ぶ名前がほぼ十四松に偏っているという点も二人の仲の良さを窺わせている。
第一期
第3話
「寝かせてください」にて、トド松がチョロ松を連れてトイレに立った後、二人で楽しそうにプロレスごっこをしていた。
第4話
「トト子なのだ」ではトト子の家にビジュアル系バンドマンのような出で立ちで現れた一松からおそ松やトド松が目を逸らす中、なぜか十四松だけはじっと彼を見つめていた。
第5話
「カラ松事変」にて、一松が十四松にお金を貸しているという事実が発覚。
「エスパーニャンコ」では、とりわけこの二人の関係性が細かく描かれている。ネコしか友達のいない一松を心配した十四松が一松を伴ってデカパン博士のもとを訪れるところから話は始まり、その後も話全体を通して十四松が一松を気にかけ歩み寄る描写が見られた。この二人の関係を知るためには必見の回と言えよう。土埃で汚れた姿に象徴される十四松の優しさも印象に残る。
第7話
「トド松と5人の悪魔」にてトド松のバイト先である「スタバァコォヒィー」にやってきた際、パフェを十四松が一松にあーんをして食べさせたり、関西弁で漫才のような掛け合いをする姿が見られた。普段ローテンションな一松が自分から乗っかっていくあたり、実は相当仲が良いのかもしれない。
第9話
「恋する十四松」にて、一松の体を縄で縛り付けたバットで元気よく十四松が素振りの練習をしている場面が描かれている。一松はこの日にはどこまでも元気な十四松に幾度も振り回され「死ぬ…」とぼやいていたが、ある日別人のようになった十四松に、「今日はやらないの?マジか、準備したのに…」と体を縄でバットに縛り付けている状態で言っていることから、理由や経緯は不明だが、一松がよく十四松の素振りに付き合い、縛られ振り回されていることが窺える。
その後、一松は兄弟たちで十四松を尾行し彼が可愛い女の子とデートしている場面を見た際には頭を血が出るほどに打ち付けていたり、その後家ではムスッとした表情で十四松にプロレス技をかけ続けていた。しかし弟の恋路を邪魔するつもりはないようで、兄弟たちと一緒に十四松を応援し陰から見守っていた。
第11話
「プレゼント交換」にて、一松のプレゼントが当たった十四松は中身を「爆弾かな?」と推測していた。
「十四松とサンタ」では、大人になった現在でもサンタを信じ、ワクワクしながら来訪を待つ十四松のため、おそ松から一松に「いつもみたいにしれっとプレゼント入れといてあげて」と指示され行動に移していた。何故一松がそれを頼まれたのか、いつも一松が入れているのか等は不明だが、弟のために一松が兄らしい行動をした珍しいシーンと言えるであろう。
第15話
「面接」では、十四松が面接で野球好きをアピールしようとユニフォームに着替えた際、突然同じユニフォーム姿の一松がバッドとボールを持って入室し、二人で息の合った高速トスバッティングを行い面接官役のチョロ松を困らせていた。その後一松はチョロ松に「すごく…いい奴だから」と肩ポンしていたり、社長室に現れた十四松が自分はとらない方がいいと言い残し去った後にも顔を出し、「ほんとにとらなくていいのか」「もう会えないんだぞ」「それはそれでちょっと惜しいだろ」とニヤリと笑いながら脅し(?)をかけていた等、一松が十四松に少々過保護とも言えるサポートをしていた。
第17話
「十四松と概念」は、青空の下、屋根の上に佇む二人から始まり、十四松が一松に「十四松って何なんだろう?」という哲学的な質問を投げかけ、最終的に「十(プラス)」と「一(マイナス)」の概念になった二人が合わさって消えて締められた内容であった。
「十四松パン」では、ピーターパンに扮した十四松(十四松パン)がトト子を夢のような場所に連れていく途中で、ティンカーベルに扮した一松(ティンカーイチ)がトト子にヤキモチを妬いていた。
「十四松」では、十四松を除いた兄弟たちの間で十四松はいつからあーなったのかとの話し合いになった際に、カラ松に「一松は十四松と一緒にいる時が多い」との理由で自身の意見を聞かれた一松が、「実はちょっと前まで闇を感じてたが、あいつはただ十四松なだけで闇はない。十四松というジャンルなんだ。わかる?」との発言をしていた。
第19話
「時代劇おそ松さん」内ショートアニメ「十四松太子」にて、聖徳太子に扮した十四松とその弟子に扮した一松が登場。多くの人が一斉に話しかけても誰が何を言ったかすべて聞き分けられるらしいとの十四松太子に一松ら周囲がこぞって話しかけるが、十四松太子はうるさいと激昂し全員をボコボコに殴り倒していた。またその後の提供バックは、十四松太子と一松が肖像に描かれた紙幣風となっている。
ちなみに、この時の一松の話は
「たらったった!問題です。沖縄県那覇市と豊見城市にまたがる干潟で1977年に特定鳥獣保護区に指定されたのは一体何?」
というクイズである。答えは是非調べてみよう!
第20話
「教えてハタ坊」では、一松と何故か犬のコスプレをして首輪をつけた十四松が二人で河原を散歩していた。何なのかはよくわからないが、一松が「嫌じゃないの?」と聞くも十四松は「全然」と答えており、その後もハタ坊のケバブを一松が十四松に食べさせ、あまりの美味さにはしゃぐ十四松を落ち着かせるためムツゴロウのようになだめたりしていた。
(ちなみに月刊ニュータイプ2017年12月号に掲載された絵コンテでは、十四松はパーカー姿のままで四つん這いで首輪をつけて散歩をしていた。)
第21話
「麻雀」では、六つ子で麻雀をしている中、テンションが上がりチョンボしてしまう十四松のミスを一松が指摘し、動揺する彼に対し「ケッ、出直して来い」と言い放っていた。
「神松」では、しれっと出現したもう一人の兄弟の存在に一早く気付いていたが、兄弟たちがもう一人の兄弟の存在にようやく気づいた後にやっぱりいるよね!?と言う十四松に一松が反応し何故言わなかったのかと突っ込むが「さすがに‼」としか返さない十四松に困惑。その後一松は、神松問題がまだ解決していないにもかかわらず一人寝ようとする十四松に気付き怒るが、「もう遅いし寝よう」と返されていた。
第22話
「希望の星、トド松」では、兄5人がトド松の前に並び立つ場面で、十四松が一松を運んでいる姿が一瞬見られる他、兄たちを合コンに連れていくという発想に一切ならない末弟の姿を目の当たりにして泡を吹いて倒れる一松を見て十四松が泣きながら「にいさーーーん!!」と叫んでいたり、タッティ状態で全く治まらない十四松の股間を一松が水をかけ冷やしていた。
第23話
「灯油」では、兄弟たちから寝た振り疑惑の出た十四松が起きてるかどうかの確認を一松がチョロ松から頼まれていたり、一人どこかへ行こうとする十四松が給油しに行こうとしている訳ではないことに勘付いて「オイ…灯油タンク持ってけよ十四松!」と一松がモノローグで強く訴えるが完全に無視されていた。また、十四松はこれまで兄弟がモノローグで給油の押し付け合いをしていた中で明確に他の兄弟に給油を催促する発言をして自分は離脱しようとし、一松から「死ねボケェ…!」と珍しく攻撃的な言葉を投げつけられた。
「ダヨーン族」では、冒頭寒さで発狂し暴れまくる十四松に怯えつつ一松は宥めようとするが、激昂した十四松に殺されかけていた。そしてダヨーンの体内に下三人で吸い込まれてからは外に出たがる末弟とは対照的に二人とも終始落ち着いたマイペースな様子を見せており、チョロ松の靴を見つけた際に二人顔を見合わせ頷き合い歩き出そうとしたり、怖がる末弟の提案に二人共呆れた様子を見せるが、悪い顔でそれに乗ろうとする一松に十四松が驚いていた。また、二人して娘ダヨーンの頬を女性の胸かのように嬉しそうに揉み続け末弟に注意されたり、ダヨーン族に混ざりダヨーンの真似をしながら笑顔になる十四松と同じく一松も真似をしながらちらっと十四松の方に視線を移していた。
第24話
「手紙」では、緊張しながらバイトの合否連絡の電話をとる十四松を、両親と共に一松も固唾を呑んで見守っていた。
第25話
「おそまつさんでした」にて、おそ松の兄弟たちに対する「絶対に優勝しようぜ!」との発言を聞き、ノーリアクションで二人顔を見合わせていたり、初めての試合でテンションがおかしくなり野球マンとなって暴れる十四松を落ち着かせるため、一松がまたもやムツゴロウのように宥めようとしていた。
また、このシーンにて一松は十四松をよしよしと宥めながら小声で、「甘い角砂糖…」と語りかけている。おそらくチョコラータとセッコのパロディと思われる。(十四松の中の人は、承太郎であるが…。)
特番
「おうまでこばなし」内「競馬場での正しいマナー」では、一松が兄弟たちが実演する競馬場での行動を禁止であると解説していく中で、十四松の不可解たる行動の数々に突っ込み、「ていうか十四松禁止!」と逆ギレていた。
「チェック」では、馬と騎手のチェック係のチョロ松のもとへ全裸で四つん這いの十四松に乗った一松が登場。チョロ松にダメ出しされ退散する際、二人とも「バーカ!」とチョロ松に吐き捨てていた。(ちなみにこの全裸の十四松は、おうまでこばなし初回版のブックレットには「十四松馬」と記載されている。)
ドラマCD
「松野家のなんでもない感じ」第3巻のトラック3にて、一松と十四松の二人で朝の5時から他の兄弟に寝起きドッキリを仕掛けている様子が聴ける。「眠いねぇ」「眠い」「でも楽しいね」「楽しすぎる。もう死んでもいいと思ってるよ」仕掛けたイタズラは…気になる人はチェックしてみよう!
イベント
「フェス松さん'16」のスペシャル朗読劇「シャッフルこぼれ話集」の「だよ~~~ん」にて、釣り堀でダヨーンと二人きりになり、気まずさを感じ怯える一松は、待ち合わせしていた様子の、遅れて来た十四松に遅いとキレたり、ダヨーンしか言わないダヨーンとそれらしく会話する十四松に驚くが、何を言ってるか全然わかっていなかった十四松にさらに驚いていた。
第2期
第1話
「ふっかつ おそ松さん」にて、ちゃんとした十四松が努力して3Dになった姿に、ちゃんとした一松(アメコミ化)が他の兄弟と共に感動していた。
第2話
「祝・就職!!」にて、おでん屋で酔っ払いながらいい加減働かないと家を追い出されるという話になり、ネットに配信で動画を上げ、再生数でお金を稼ごうとする流れで、十四松がギャグやるよ、とおでんマンになった後、カラ松からチクビームを受け、助けて全裸マーン!と叫ぶと全裸になっていた一松が呼んだ?と反応。おそ松、カラ松と共に十四松も全裸マーン!と叫び服を脱いでいた。また、失業保険を貰いに行った際には二人が声を揃えて「えー!?保険もらえないのー!?」と不満の声を上げていた。
「超洗剤」では、チョロ松のお手本のような内臓を見て一松が「でもなんかつまんなくない?」と言うと、十四松は「うん。内臓がつまんない」と返答。その後、外見を絵の具で描くことになり、十四松が「一松兄さんは描きやすいよね」と言いながら一松の顔を描いていた。また絵の具で顔を描いた外見になっている事実に誰も気づかないことにショックを受け、十四松は一松の肩を借り、抱き付いて号泣していた。
第3話
「チョロ松と一松」にて、パチンコに行かない一松を気にかけ、十四松が声をかける。しかし一松の「おれが一緒に行ったら負けるよ?」と長くなりそうなネガティブな話は途中で遮り「留守番オナシャス」と戸を閉め出ていっていた。
第4話
「松造と松代」では、惚れ薬の材料を探しに海の向こうに出た際ピンチになったところ、気球に乗った一松を見つけ十四松が「一松兄さーん!」!と助けを求めていた。また惚れ薬が完成した際、肩を組み喜んでいたり、寝る配置がいつもと異なり隣りであった。
第6話
「イヤミがやってきた」では、イヤミ定食にヨダレを垂らし興味を示す十四松を、一松が「こら、十四松!」と飼い主のごとく声をかけ制止していた。
第7話
「三国志さん」では、軍師十四松と野蛮王一松が、二人で木に登り桃を食べていた。
第9話
「キャンペーン発動!」にて、おそ松、チョロ松、トド松がいつまでも寝ずにいることに苛立った一松が騒いだことにより目が覚めた十四松の目を隠し、「おうおうおうなんでもないよ十四松寝よう寝ようごめん」と優しく寝かせていた。その後、何もなかったかのようにぐっすり寝る他の兄弟にブチ切れた一松に、十四松が「性癖変わっちゃった?」と驚いたり、兄弟であろうともっと気を遣っていこうキャンペーンを発動した一松が、歯磨き中の十四松を監視し、十四松がそれに慌てていたり、家の廊下ですれ違った二人が気を遣い合いまるで他人のような挨拶をし合っていた。
第10話
「新入社員トト子」にて、じょし松さんの一子と十四子が共に登場。仕事をバックレた新入社員トト子とは違い頼まれてもないのに自主的に仕事をしてきた二人だが、上司のトド松にうるせぇなブスとキレられ憤慨していた。
第11話
「復讐のチビ太」では、チビ太の復讐の第一の犠牲者となった一松を十四松がおでこにタオルを置く等介抱したり、お姫様抱っこしていた。
第12話
「栄太郎親子」にて、十四松と栄太郎が遊んでいる様子を遠巻きにトド松と共に見つめながら、栄太郎が誰なのかわかっていないトド松に、十四松に憧れる信者で最近家の前を出待ちしていることを説明する一松。十四松を「ハードドラッグみたいなもの」と称したり、その後十四松と栄太郎親子のギャグの修行や行く末をツッコミを入れたり困惑しながら見守り続けていた。
第14話
「チョロ松事変」にて、茶髪デビューを果たしたチョロ松に似合っていないという正直な感想を告げるべきか反応に困る下3人。ハッキリ告げようとした十四松に一松が「すっこんでろ十四松、お前が出てくると話が余計ややこしくなる」と言い、十四松は「たしかに!」と素直に引き下がる。チョロ松に一松が意を決して本当のことを告げるかと思いきや、日和って褒める一松に、十四松は「使えねーな闇松!」とキレるトド松と共に「全然闇ないし、ただのビビリだし!」とキレて下3人で殴り合っていた。
第15話
「びん」にて、びんが開かなくて困っている一松を助けるため、おそ松・カラ松に続いて登場。十四松が取ったびんを開けるための手段は「びんに空けようとしている気持ちを悟られないよう油断させる」というものだった。が、やはり開かずに諦めてしまった。
第16話
「となりのかわい子ちゃん」にて、一松と十四松が二人で買い物に行っていた様子が見受けられる。また、キンちゃんとの集団デート中ではデパートに付いた際に一松の肩に十四松が腕を組んでテンションが上がっているシーンがあったり、疲れてしゃがみこんだ一松がキンちゃんに声を掛けられている際、同じように十四松もしゃがみこんで一松を眺めていた場面があった。
第17話
「戒め!」では実質的にこの二人が主役となっている。晩御飯が焼肉と知って喜ぶ六つ子達だが、一松と十四松が二人揃って外に出かけたところ、ジュースを買ったら当たりが出たり、大好きな猫を見つけ、500円玉を拾ったりといいことが起こりすぎて怯える一松と、それを見て不思議に思う十四松。いいことが起こったらそれと同じくらいの悪いことが起きなければいけないのに、今日に限っていいことが連続して起こりすぎていると、一松は「幸せ借金」「不幸返済」と地面に図を書きながら説明し、このままじゃ最悪焼肉が食べられないかも、自ら悪いことを起こしてバランスをとっていかないと、と十四松に諭す。その話を素直に信じた十四松と、一松の二人は焼肉のため、その後も良いことが起こる度にわざと戒めを続けていくが、徐々に内容がエスカレートしていく。
第18話
「イヤミはひとり風の中」で六つ子が並んでチビ太の子分として登場した際、一松と十四松の二人が声を揃えて「チビ太兄ぃ!」と呼びかけていた。
第19話
「バレンタインデー」では、チョコを誰からももらえない六つ子で仲良くチョコを作り出し、出来上がったチョコを兄弟で渡し合う流れで、一松が作ったエスパーニャンコの顔型の大きなチョコレートケーキを、十四松に対して照れつつ「ニート生活っていう何の変化もない日常において、お前のような(ピー音)がいてくれてほんと助かる、いつもありがとう」と言いながら渡した。そして、みんなが揃って貰ったチョコを食べる場面では、十四松は豪快に上からかぶり付く形で一松のケーキを完食している。その後、ブチギレた六つ子の乱闘シーンでおそ松に「俺のこと下に見てんじゃねぇ」とキレて殴り飛ばした一松を、十四松が「お前が言うな!」とキレて殴り飛ばしていた。
第20話
「こぼれ話集2」内の「松まん」にてチビ太が新商品「松まん」を紹介するが、中身のあるものはおそ松まん、一松まん、十四松まんの3つだけだった。一松まんの中身には暗黒物質のような何か(チビ太曰く「何か毒。食ったらすぐ死ぬ」)、十四松まんには宇宙が詰まっていた。
第21話
「ニート矯正施設」にて、松代が施設に送り出す一人をどうするか考えながら襖の外から六つ子を見つめる場面で、一松がうつぶせになっている十四松の背中に馬乗りになり脇腹を楽しそうにくすぐっているような様子が見られる。
第22話
「海外旅行」にて、ハタ坊の誘いでハワイに行けるようになった六つ子が飛行機内で酔っ払いながらはしゃぐ中、一松と十四松は乾杯しながら「いましめー!」とお互いに笑いながら目潰しを行っていた。その後、飛行機が墜落し無人島に遭難した後、小枝を集めて「SOS」を作ろうというチビ太の提案を最初は分かっておらず地面に○×ゲームを描きまくって遊んだり、「OSO」という文字を作ったり、おそ松と一緒に「SOS」の人文字をつくったりなどふざけまくってチビ太を怒らせた。さらには、二人で火起こしをするも上手くいかず、たまたま目についたチビ太を捕まえて石頭を利用し、火打ち石のようにして石頭で火起こしを行った。無事火は付いたものの、当然ながらチビ太はブチギレて大喧嘩となった。また無人島生活において、十四松は野球場を作り一松は手製のTENGA屋を開くといった娯楽に目を向ける余裕も共通している。
第23話
「深夜の日松屋3」にて、べろんべろんに酔っ払った六つ子がお互いどんな職業が似合うだろうと口々に褒め合う場面で、適職が「医者」だと言われた一松に対し十四松は「人の痛みが分かるやさしさ、繊細さ!」と告げ、「金メダリスト」だと言われた十四松に対して一松は「スーパースター!」と返した。
第24話
「桜」にて、朝食でウインナーが一本足りなくなりおそ松が疑われる中、一松は不自然に口をもぐもぐし続ける十四松を「あれ?あれれー?」とひたすら見つめていた。
その後松蔵が急に倒れて病院に駆けつけた際、「父さん!」とベッドに激しく駆け寄る一松を十四松が優しく抑えた。その後、これからどうしようか迷う六つ子に対しおそ松が「自立」を切り出した際、突然いいお兄ちゃんっぽい感を出し始めたおそ松に対し「むしろ引くよね」「気持ち悪い」と二人揃って似たような渋い表情を見せた。
なお、六つ子が自立し始めた後は二人の間での会話は特にないが、十四松はバイト漬けてぐったりしながら夜に帰ってそのまま倒れ込むように眠り、逆に一松は夜にチビ太のおでん屋でバイトしているため昼間は眠るという時間帯が逆転したような生活である。
第25話
「地獄のおそ松さん」にて、六つ子が必死に走って地獄を脱出する際、二人組の鬼に襲われそうなおそ松とカラ松を助ける為に一松と十四松が二人揃って高く跳び上がって鬼の顔面にダブルキックをかまして倒し、着地の決めポーズでお互いに向かい合ってニッと笑いあった。
第3期
第2話
「お届け物」同話終盤、AIロボットと関わろうとせず一人2階に消えていく一松の姿を十四松が兄弟で唯一捉えていた。兄の心情を察し、あえて触れようとしなかったことが窺える。
第3話
「評価値」では、一四松がAIロボットに一松が好きなものとして猫を紹介する。カラ松・チョロ松・トド松がチビ太のおでん屋台にAIロボットと共に行くことになった時、「一松兄さんは行かないの?」と一四松が話題を振っており、「いい。疲れた」と返す一松に彼も同意し共にAIロボットから離れている。
「マジック天使マジヘライッチー」ではそれぞれ学園の松野一美・ジュウシ先輩として登場。一美はジュウシ先輩に好意を寄せ、自分に自信が持てずにいたが……
第19話
「犬」では、犬と十四松の中身が入れ替わり、それを一松が見つける。十四松(犬)が逃げ出してしまったところ、一松が犬(十四松)に対して「逃げた犬は俺が必ず捕まえてやるから。お前を絶対元の姿に戻してやる」と兄らしい一面を見せた。しかし一松は夜になっても十四松(犬)を見つけることができず、結局十四松は犬の姿のまま他の兄弟たちと過ごすことになった。ちなみに1期5話「エスパーニャンコ」にてエスパーニャンコを見つけることができた十四松と、この話で十四松(犬)を見つけられなかった一松とで対になっている。
YOU・漫画版
収録順の関係でYOU連載時と単行本では話数が一部食い違っているが、ここでは単行本での話数を記載。
第1巻
第9話「松代の涙!6つ子の素敵なおくりもの」にて、さりげなく母の日アピールを続ける松代に対し、一松と十四松の二人がタダでいいものがないか探しに外に出かけるが、しばらくして帰ってきた時には何故か一松がもらしていた。
外に出ている間に二人に何があったのかの顛末は、続く第10話「一松と十四松が地球を救う!?」で描かれており、歩いていた二人はいきなり現れたUFOにアブダクションされてしまう。宇宙人は二人の顔の型を取って地球人のコピーを作り出し侵略作戦の第一歩にしようとするが、十四松は宇宙人のマネをした変顔で型が上手く取れず、一松は半目だけで何か恐ろしげなことを訴えて宇宙人を怖がらせる。なんやかんやあって十四松のみ顔型を採られてしまうが、十四松はいつの間にかでかい化石を持ち出し「ねーねー これなーに?野球のボール?」「うんうん これだけいれば野球できるね!」と化石を振りかぶり「死ねーーー」と投げつけ、宇宙人側も何故かノリでバットで打ち返してしまい、破片が散らばり船内が大惨事となる。その後、宇宙人側のリーダーの妹が現れるが、イケメンばかり載っていた雑誌と異なり地球人が彼らみたいのしかいないと勘違いし幻滅、なら地球なんていらないという流れに。口封じのため用済みとなった二人は消されそうになるが、そこへ十四松の顔型をコピーされた部下たちが大量に出現。宇宙人側は誰が本物の十四松なのかわからず困惑する中、一松は迷わず本物の十四松の手を取って宇宙人達の攻撃から逃げ惑い、無事脱出に成功した。UFOが飛び去り、ホッとした一松は「帰ろうぜ十四松」と声を掛けるが、そこには宇宙人の顔をした十四松。だがすぐに「なーんちゃって ビックリした?」とネタばらしをするも、一松はショックで思わず失禁してしまった。
第11話「十四松のハッスルキッチン6連発」では四番手で登場。一松が料理できるのか心配した十四松に対し、「もう作ってある」と何やら色は暗いが綺麗な料理を出してきた。そして材料のフリップを出すが、その材料は「クソ松(カラ松)のサングラス」「クソタンクトップ」であった。
第3巻
第27話「富豪ヒーロー金づる坊」では、動物が暮らす街アカツカシティーに住まうリスの兄弟として登場。毎日のようにうるさく兄弟ゲンカ?ではしゃぐ二人に悩む母の松代に対し、金づる坊(ハタ坊)は「犬を飼うといいじょー」と提案し、血統書付きの犬をプレゼントした。三人は一旦は盛り上がるも、「リスが犬飼うの…?」「世界観的におかしな空気流れない?」「あいつらのエサ肉で うちら食べんのドングリだよ…?」と、卑屈に落ち込んでしまった。
第33話「6つ子の個性が無くなる日!?」では最初のコマで十四松が一松の振るねこじゃらしにじゃれている他、二人がこの前出かけた際に職質され「名前は?」と聞かれとっさに揃って「松野チョロ松」「チョロ松!」と答えてしまい、警官から「ふざけないで!」と怒られたというエピソードが語られている(当然チョロ松はツッコミつつ勝手に名前を使われたことを怒っていた)。
第36話「怪盗十四松あらわる!!」では、富豪チョロ松の家に「こんや おたからをいただきにいっきまーす!! かいとー14まつ」という予告状が出されたためおそ松・トド松ら刑事が張り込む中、怪盗十四松が堂々と正面から現れた。80億円の価値があると言われる一松の姿の金塊像を皆が「これは絶対に渡さないぞ」と意気込む中、十四松は像には全く興味を示さず、ゴミ箱に入っていたアヒルや砂利を盗もうとする。しびれをきらしたチョロ松は「お願いだからこれ狙ってよ」と像を十四松に押し付けるが、像が触れた瞬間に身体が溶けてしまい「そんな嫌!?」と驚かれる始末。しまいには電動歯ブラシ+替えのハブラシ30本+専用ハミガキ粉50個+マッサージチェアまで付け、家まで使用人に運ばせタクシー代までつける太っ腹で、「はぁ…」と明らかにテンション下がりまくりな十四松にようやく盗ませることができ、富豪と警察は「よーし盗まれたー」「おめでとうございます」「ありがとう 一時はどうなることかと…」と大盛り上がりで大団円を迎えた。
なお怪盗十四松が立ち去る際のコマでは、実はそれまでの低テンションとはうって変わって十四松が「ニヤリ…」と笑っており、全て計画通りだったかのように思わせる終わり方になっている。
第4巻
第38話「呪いのひな祭り」にて、家に早く帰ろうとして六つ子に出会い「競歩で世界を目指すことにした」ととっさに嘘をついたトト子に対し、一松と十四松は神様風のコスプレで「強くなりたいならこれをつけるといい」とトト子の足に重い砲丸を取り付けた。
第45話「魔法のランプの精イーチー」内の5編目「十四ジンとまほうのランプイーチー」にて、願いを叶えると言われた十四ジンは特にないと答えるが、それまで人間たちの願いを叶え続けてきたイーチーが「ウソつけ!人間は欲望の塊だろ」と疑り深く聞くと、十四ジンは「じゃーねー イーチーを自由にしたーい」「だってそのままじゃ野球できないし そこにずっといるの もう飽きたでしょ」と答えた。しかしイーチーは「ウソだ!そんなこと言ってぬか喜びさせようとして…」とランプに引きこもってしまい、十四ジンも「ぼくもー」と真似して傍らに落ちてた貝殻にスポッと入り込んでしまった。直後の「ダヨジン」編ではダヨジンがランプから呼び出したイーチーを吸い込んでイーチーがダヨーンの精となってしまい、空いたランプに十四ジンが移って住み着いて以降ランプは何も願いをかなえることはなくなった。
第5巻
第48話「おそ松さんの夏休みスペシャル」内の「セミの声」にて、セミの声がうるさくて昼寝できず悩む一松を見て、十四松が虫取り網でセミを集める。一松は「減らしたところでキリないぞ…」と言うが、十四松は虫かごを前に指揮棒でセミを調律した後に外へ放ち、セミによるノクターン第2章が流れて一松は安眠を得ることができた。
第52話「十四松だとこうなる」では、ひたすら部屋で歌い続けるカラ松にイライラし始めた一松に対し、おそ松とチョロ松が「十四松だとこうなるよー♪」というコント集を次々と歌い出し、一松は思わず吹き出してしまう。和やかな雰囲気になる中、部屋に入ってきたトド松が慌てながら5人で焼き肉を食べている様子を撮影したスマホの連写写真を見せてきて、一松はその日いなかったはずの十四松の生霊が写っていることに気づいて驚くが、他4人はそれには気にも留めずおそ松が一旦口に入れてから鉄板に戻した肉をトド松が食べてしまったことに関して騒いでおり、「えーっっ そっちー!?」と一松がツッコミを入れるオチとなっていた。
その他
- 2015年の『spoon.2Di』vol.9に掲載された脚本家の松原秀氏のインタビューにて、一松は「ダメ6つ子の中に、1人くらいは暗い奴がいるんじゃないか」、十四松は「最初はいなかったキャラクターで、(一松と同じ原理で)1人根明のキャラクターを入れたいと相談して出来た」というコンセプトで作られたことが語られており、「根暗」と「根明」という対比となっていたことが窺える。
- 声優アニメディアのおそま通信出張版第4回にて、一松の中の人が二人の関係について「十四松は言葉ではなく、体のぶつかり合いや感情だったりで会話をするので、口数の少ない一松にとっては、言葉を交わさなくていいぶん、そういうところでうまく付き合えているのかなと思います」と考察していた。
- 2016年2月号アニメージュでは、十四松の中の人が役を演じている上で一番気になる兄弟に一松を挙げ、二人を「足りないものを補い合う関係性」と語っていた。
- ニュータイプロマンス 2016 SPRING付録ポスターでは、銭湯帰りの六つ子が描かれている中、十四松が一松にドーナツをあーんであげようとし、一松がつけていたマスクを下げ食べようとしている姿がある。
- スマートフォンゲーム「おそ松さんのへそくりウォーズ」にて、十四松のホワイトデーバージョンがプレゼントの中に一松を仕込んで攻撃時にびっくり箱の要領で飛び出させて攻撃するというものになっている。また被ダメージ時は一松が入っているプレゼント箱からも血が吹き出ている。他には運動会バージョンの一松にも十四松が見られ、棒倒しの棒の支え役をしぶしぶ引き受けた一松にルールが良く分かっていない十四松が棒へ飛びつき倒してしまう攻撃となっている。
- TVアニメ「おそ松さん」公式ファンブック われら松野家6兄弟!の表紙イラストでは、一松から十四松に寄りかかり抱き付こうとしている姿が描かれている。またファンブックによると、十四松が興奮してしまった際(20話アバン、25話)には一松が顎下を撫でると少し落ち着くとのこと。
- anan 2003号のインタビューでは、一松が十四松への感謝の言葉を聞かれ、そんなのないとしながらも5話Bパートでの十四松の行動を「まぁまぁナイスだった」とコメントしていたり、十四松の好きなところを「ぶっとんでるところ。勝てる気がしない」と語っている。
- アニメのごく初期では一人称の表記などが統一されておらず、二人とも「僕」「俺」を両方使っていた時期もあったが、1期2クール目以降は基本的に一松は「俺(おれ)」、十四松は「僕(ぼく)」でほぼ定着している。さらに『フェス松さん'16』のパンフレット以降、漫画や小説などの公式書籍媒体ではほぼ全て六つ子の一人称の表記が書き分けられて統一されており、その中で一松は「おれ」、十四松は「ぼく」と二人ともひらがな表記が採用されている(漫画で一松が雑誌掲載時に「僕」と言っていた箇所が単行本で「おれ」に修正されたケースもある)。なおアプリ等では未だに表記がブレることも多い。
- キャラデザインの浅野直之氏が原画マンのために作成した「作画注意事項」によると、一松と十四松は六つ子の中で二人だけ「目のハイライトなし」(いわゆるベタ目)に指定されており、公式イラスト等でも基本的にはこれに準拠している。ただしあくまでも基本設定であり、アニメ本編では感情を顕にする場面等で目にハイライトが加わっているシーンも多々存在する他、グッズなどでは普通に入っているものも多く見られる。また、十四松にハイライトが加わる際は通常と異なり目の中心部分が光っている場合もある。
- ゲーム「にゅ~パズ松さん」(2017/9/30~2019/1/28配信)のお互いへの応援ボイスは、「十四松の力が目覚める…」「一松兄さんすごい!」となっていた。また、新旧とも衣装によっては一緒に登場した(サーカス一松、ウィンター十四松、植木鉢十四松、兵器少女一松、ゴッドブラザー一松)。
前説劇場
『えいがのおそ松さん』のおまけアニメ「前説劇場」第三松に2人が出演。十四松が映画館で売る限定商品を作っている。一松から見ると変な物ばかりで「誰も買わない」などと淡々と指摘していくが、概念ビール(飲む真似)などの商品に至っては完全に理解を放棄した。
ちなみに、この中で出した一松の特大ポスターも一松はいらないと言って十四松も素直に捨てたが現実にはグッズ化された。
関連イラスト
関連タグ
一般
トリオタグ
腐向けタグ
※以下のタグはBL松タグとの併用を推奨する。