概要
トルコ語で焼肉を指し、肉類を焼いて調理した料理全般を指す言葉。シシカバブのカバブに同じ。
日本ではケバブの一種であるドネルケバブ(döner kebab)の事を指す事が多い。
また同語源の類似した肉料理がトルコの周辺国やイスラム教圏には存在する。日本ではハラール食と言う側面もある。
トルコでは地理的に牛の牧畜に適さず、古くから羊の牧畜が盛んなことから食肉は主に羊肉を使用する。
ドネルケバブ
主に東京の大都市を回る屋台、及び秋葉原などで買う事が出来るファーストフード。
ドネルとは回転という意味で、薄切りにした肉(鶏肉はそのまま)を重ねた肉塊を鉄の棒に刺し、専用のロースターマシーンを使ってその名の通りぐるぐる回転させて加熱した焼肉の事。
肉塊の側面を長いナイフでそぎ落とし、キャベツやレタスなどの野菜とともにピタと呼ばれるパンのポケットに挟み店独自のソースをかけたものが主流。
トルコのみならず、オスマン帝国の影響下にあったロシア(シャシュリク)や東欧(チェヴァプチチ、チェヴァピ、ケバプチェなど)、更にはトルコ系移民の増加著しいEU諸国にも派生しており、ドイツなど事実上の「国民食」と化している国さえ有る。
日本では2014年ころから都市部で、しばしば目立つように置かれたドネルケバブを目印とする店舗や屋台を頻繁に見かけるようになった。
これには、伝統的にトルコ系移民のコミュニティがある東海圏発祥のフランチャイズの成立と、キッチンカーで料理を供する屋台の一般化が理由と思われる。また上記のように類似料理が存在するためか、イラン系やインド系移民の人々が経営している場合も多いようである。購入時に話してみると面白いかも?
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