野良犬ワン太と楽しく遊んでいる十四松。
※本作の公式サイトから引用
概要
『おそ松さん』(第3期)に登場するエピソードで、第19話Bパートのサブタイトル。初回放送は2021年2月16日(15日深夜)で、数字松のメイン回である。
また、諸事情により同日に放送された他のエピソードについてもこちらの記事で記載する。
ストーリー
アバン『解散の危機』
ある日、オムスビは夜のファミレスで後日に開催予定の『A-1グランプリ』で披露するネタについて悩んでいた。ところが、真面目に考えているウメに対してシャケは暇潰しでゲームをするといった本気の差やネタの閃きと暗記の割合で喧嘩をしてしまい、コンビ解散の危機に陥ってしまう。
翌日、外出先でこの出来事についてシャケとウメからそれぞれ相談されたおそ松とチョロ松の2人は、偶然同じタイミングで合流した松野家でその内容を話し合う事にするが・・・・・・?
Aパート『すもう部屋』
ある日、相撲親方の村上が指導する『松部屋』の元にトド松が新たな弟子として入門する。ところが、稽古では褌姿になるのを恥ずかしがったりストレッチで痛さのあまり悲鳴を挙げてしまい軽い体操で済ませる、ぶつかりでは力量が全く敵わずそのまま帰ろうとするなど消極的な態度を取ってしまう。
それでも、立派な力士になりたいというトド松の思いを受け取った5人は引き続き面倒を見る事にするが・・・・・・?
Bパート『犬』
ある日、十四松はとある広場でワン太という野良犬と一緒に遊んでいた。ところが、勢いのあまり遠くへ投げ過ぎた野球ボールを取ろうとした瞬間彼らは階段から転げ落ちてしまう。
その後、偶然そこに立ち寄った一松は十四松と犬が奇妙な行動をしている様子を目の当たりにする。当初は一体何があったのかと困惑するが、彼らの行動を通してお互いの心の中身に入れ替わりが起きてしまった事を確信した(一方、当の本人達は一松から指摘されるまでこの異変に全く気付かなかった)。
このままではマズいと危機感を抱いた一松は、早速解決方法を必死に探るが・・・・・・?
余談 (ネタバレ注意)
- アバンでウメがメモ帳に記していた内容の中に、とあるエピソードが漫才のネタとして採用されている。
- アバンのオチで、おそ松とチョロ松が何処か不毛な口論の末にお互いが繰り出すようになった技はジャーマンスープレックスである。
- Aパートで登場する5人の力士のうち、3人(おそ乃花・カラ青龍・チョロの富士)は実在の力士(貴乃花・朝青龍・千代の富士)で1人(ねこだまし)は相撲での奇襲戦法が由来となっている。
- "かまぼこになる"という言葉は相撲で実在する隠語の1つだが、作中ではトド松が本物のかまぼこ以外にもなるとや伊達巻きに変身している。
- Bパートに登場する犬は、『おそ松くん』の『ハタ坊とワンペイ』で登場するワンペイがモデルの可能性が高い。
- 作中で十四松と犬が階段から転げ落ちるシーンは、1982年に公開された邦画『転校生』が元になっている。
- ドラえもん16巻に登場する秘密道具「ドロン葉」で人間と犬が入れ替わる話があり、入れ替わった直後の1コマが本作と類似している。但し犬になった人間が言葉を発していたり、人間になった犬が二足歩行している等細かい違いがある。
- 因みに、2017年9月6日に初公開され2018年2月16日から順次発売された松犬は根強い人気があり、現在も様々なグッズ展開が続いている。
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