概要
兄松とは、赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、長男・おそ松、次男・カラ松、三男・チョロ松のトリオを指すタグである。別名称に六つ子兄組がある。
関係性
『おそ松くん』
おそ松さんまではおそ松を含めて兄弟順すら決まっていない状態だったと吉勝太氏らフジオプロ及びスタジオぴえろ関係者が証言している。
なお兄弟全員均しく悪ガキで劣等生で乱暴であり、個体差は微妙な癖程度で留まっており役割分担とは程遠い描写で一貫している。
コンビにおいてもおそ松とチョロ松の組み合わせが突出して多い程度である。
電子版4巻収録エピソード「紙上最大の殴り込み」では、カシワモチの葉っぱの大きさを巡ってこの3人(おそ松・チョロ松・カラ松)ともう一方の3人(一松・トド松・十四松)が大喧嘩となり(参考画像)、当初はくだらない喧嘩だったはずが、その後ヤクザなども巻き込んだ大騒動へと発展していく話となっている。
『おそ松さん』
変わらない長男、イタい行動の目立つナルシストの次男、自称常識人の仕切り屋の三男、と成長している。
作中では、おそ松・チョロ松・トド松の3人のまわりにカラ松・一松・十四松がいるという構成が多いため、上三人だけで行動する姿はめったに見られない。
【第1期】
5話Aパート「カラ松事変」では、冒頭の食い逃げシーンで勘定として金目のものですらない物を置いて行った弟松たちに対し、兄松達は全く足りていないとはいえ小銭を置いて行った……上から6円、2円、8円と、払う気があるとは思えない額だったが。
7話Aパート「トド松と5人の悪魔」では、5人を出し抜こうとしていたトド松に対して上3人が結託して営業妨害する様子が描かれた。
18話Bパート「逆襲のイヤミ」では長男を五人がかりでジェノサイドした際、カラ松は『これでクソ政権にピリオド』とのたまい、チョロ松は『おめえだよバーロー! 一番の敵は!』と罵った上、直後に一松によってカラ松が排除された際にも『よーしこれで二番のクズは死んだ!』と言い放った。
22話Aパート「希望の星、トド松」では、合コンメンバーに選んでほしいと上三人がそれぞれアダルトDVD、ギター、橋本にゃーのグッズをトド松に貢いでいた。
23話Bパート「ダヨーン族」では灯油を買いに行ったチョロ松と買いに行ったまま長時間帰らない彼を捜しにいったおそ松、帰って来ない2人を捜しにいったカラ松の3人で珍しく行動を共にしていた。
寒さに凍える弟達を家に置き去りにして居酒屋で楽しく飲み、目が覚めた時にはダヨーンの体内に居た。ダヨーン軍団から追われた時は怯えながら逃げていたが、彼らに親切にしてもらった事をきっかけにすっかり馴染んでダヨーン化を遂げた挙句、家に帰りたくないと駄々をこねていた。
【第2期】
11話「復讐のチビ太」では、競馬で負けて落胆しながら歩いていた所をチビ太に見つかり、ツケを返せと言われながら追われる羽目になる。
因みに、この3人は他のキャラに攻撃される事が多い(「おそ松6年生」のランキングより。順位は1位がカラ松、2位がおそ松、3位がチョロ松であった。)