概要
「扶養保留組」とは、赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、カラ松、チョロ松、十四松のトリオを指すタグである。
別名称に、「保留組」「不合格組(六つ子不合格組)」「素数松(1~6の中で2,3,5が素数である)」などが存在。
いずれも、ファンの間で生まれた非公式の呼称である。
由来など
アニメ『おそ松さん』4話Aパート「自立しよう」で、母親が行った「松野家扶養家族選抜面接」にて本三名が「扶養(合格)」とならなかった事から。
話中では、「扶養」「保留」「別居」と書かれたホワイトボードにネームプレートで分類され、面接官である母親にアピールする時間が設けられた。結果、カラ松・十四松は「保留」となったが、チョロ松は時間切れで一旦「保留」と分類されかけるも最後の時点で踏み留まり、実質どちらの判定も貰っていない。
二次創作では、「もしこの三人が実際に実家を出て生活していたら」などの想像が描かれている。
チョロ松は話中で
「うぇー!? 俺この2人と暮らすの絶対無理ぃー!!!」
と後ろ向き発言をしていた。
第10話イヤミチビ太のレンタル彼女ではこの3人がイヤ代を指名している。
3期のネタバレ注意
3期14話の『キラキラファントムストリーム』で、この3人はキラキラすることを求めた挙句、金魚を飼うことが最もキラキラしていると考え、3人で金魚の世話をし、「キラキラー!」と叫びバンザイをした。
それを見た残りの3人は引いた。
その前の13話『あけおめ松さん』では、六つ子は正月に酒を飲みすぎて寝込んでいたということで、『キラキラファントムストリーム』は六つ子にとっては2021年初めての放送だったため、一松が、
「今年も始まりましたね」
それに対してトド松も、
「始まったねぇ」
と言ってTVアニメ、『おそ松さん』2021年の放送のスタートを切った(と言える)。
余談
- 「おそ松市 in MIYAZAKI」のコラボグッズにて、「デビ松さん&ジェル松さん」があり、その内の保留組は天使(エンジェル)側に属した。
- スマートフォン向けアプリおそ松さんのへそくりウォーズでは、運動会バージョンのおそ松にて三人が騎馬戦の馬役として登場するが、長男への日頃の鬱憤が溜まっていた三人は上に乗ってたおそ松を投げ飛ばしてしまう。