チョロ松はある日、何かやることを見つけてキラキラしている人を見て、自分も何かやることを見つけてキラキラしなきゃいけないという圧力に押し流されていた。
※本作の公式サイトから引用
概要
『おそ松さん』(第3期)に登場するエピソードで、第14話Bパートのサブタイトル。初回放送は2021年1月12日(11日深夜)で、若葉松のメイン回である。
また、諸事情により同日に放送された他のエピソードについてもこちらの記事で記載する。
ストーリー
アバン『ワカサギ釣り』
ある日、6つ子達が氷が貼ったとある川で釣りをしていた途中で、ワカサギが釣れる度に1人ずつ失踪する怪奇現象が発生する。この異変に気付いたトド松は原因を探るが・・・・・・?
Aパート『死闘』
ある日の朝、一面に雪が降り積もった中でおそ松とカラ松の2人は雪合戦をし始める。当初はただの遊びのような感覚だったが、次第にエスカレートした事で弟達や他の仲間達も巻き込んだ死闘にまで発展し・・・・・・?
Bパート『キラキラ ファントム ストリーム』
前々回から数週間後、シャケとウメは読書をしたりバランスボールで遊んだりとすっかり松野家の一員として馴染むようになる。しかし、ニートAIとしての自我が芽生えた事でよく頼み事を断るようになった上、好きな事をする代わりに松代へ例のブツ(スケロクの写真)を渡したお礼として電力も貰うようになっていた為、6つ子達は「以前の方がまだマシだった」と落胆してしまう。
そんな中、彼らは2体が年に1度AIが面白さで競い合う『A-1グランプリ』という大会に向けて漫才のネタを考えている事を知る。かつて苦い経験を味わった6人から心配された際には笑いの面でサポートする事やお笑いが駄目ならボイス機能で声優になる事、色々と質問や頼み事が来ても電子タバコを吸って無視したりシェーで誤魔化して逃げ出すといった態度を見せた事で、彼らから顰蹙を買ってしまった。
一方、チョロ松はオムスビ達が残した告知ポスターをきっかけに様々な場所で2体の行動を追うようになる。その結果、彼らの地道な努力に感動した彼は自分も何かやり始めなければならないと一念発起するようになるが・・・・・・?
余談 (ネタバレ注意)
- アバンのオチは、手塚治虫の『きりひと讃歌』に登場する麗花の得意技『人間テンプラ』が元になっている。
- Aパートでダヨーンに大量の雪を詰められるシーンやBパートのオチで6つ子が金魚を育てるシーンは、どちらも『おそ松くん』で既に前例がある。
- 6つ子達の雪玉の投げ方はどれも実在のプロ野球選手が元になっており、雪玉をぶつけられた際の悲鳴で相手の名前を叫んでいる。
6つ子 | モデルの野球選手 (チーム名) | 投球名称 |
---|---|---|
おそ松 | 宮西尚生 (日本ハムファイターズ) | アンダースロー |
カラ松 | 青柳晃洋 (阪神タイガース) | 不明 |
チョロ松 | 甲斐拓也 (福岡ソフトバンクホークス) | 甲斐キャノン |
一松 | 戸郷翔征 (読売ジャイアンツ) | 不明 |
十四松 | アラン・ブセニッツ (東北楽天ゴールデンイーグルス) | 不明 |
トド松 | 嘉弥真新也 (福岡ソフトバンクホークス) | 不明 |
- イヤミ・チビ太・デカパン・ダヨーンの雪玉の回避アクションは1999年に公開された洋画『マトリックス』、終盤でハタ坊が巨大な雪玉を投げたシーンは『ドラゴンボール』に登場する孫悟空の必殺技の1つである『元気玉』が元になっている。
- Bパートで、シャケとウメが『A-1グランプリ』の解説をした時に回想で出演したロボット達はそれぞれASIMO・Spot・Pepper・aibo・ルンバに加えて、原作に登場するこじきロボットが元になっている。
- 中盤で2体が立ち寄ったライブ会場は東京の新宿永谷ホールがモデルで、看板のレイアウトは芸能事務所の1つであるフラットファイブが元になっている。
- また、そこに記載された芸名(オール半紙巨神・ローヒール・ドンドンブーツ12号・ワンハンドレッド・乳牛・八千頭身)はそれぞれオール阪神巨人・ハイヒール・ロンドンブーツ1号2号・ナインティナイン・和牛・四千頭身がモデルで、全員吉本興業出身の芸人である。
- なお、後にシャケとウメの中の人もかつてその場所でネタ見せやライブを経験している事が彼のTwitterで判明した。
- 次回予告でチョロ松が話した内容は、3期7話と同じ構成になっている。