第14話
アニメ「おそ松さん」第2期の第14話。テレ東の本放送は2018年1月9日(8日深夜)。3本立てで、表題の「チョロ松事変」はCパート。
Aパート(アバン)はあの「実松さん」が再び登場した。
Bパート(アバン)は「UMA探検隊」。荒野にやって来たイヤミ&ハタ坊&十四松の3人。果たして、彼らは未確認動物UMAことスーパーモンゴリアンデスワームを発見する事が出来るのだろうか?
ED曲の合いの手と、次回予告の担当キャラはおそ松。
2クール目最初の回にして年明け最初の放送であり、同時に今回で新曲のOPとEDも披露された。第1期でいえば第13話(「事故?」ほか)がこの位置にあたるが、Aパートで実松さん→Bパート→新OP披露→Cパート→EDという構成も1期第13話と共通する。
「チョロ松事変」あらすじ
ある日、ファミレスに弟3人を誘った三男のチョロ松は「年が明けたのを期に自分の願望に素直になる為、髪を茶髪に染めてみた」という事を伝える。一松・十四松・トド松があまりに突然の兄の変貌っぷり(その似合わなさ)にドン引く中、彼はライジング状態で悠々と己の志を語り続けた。
あまりのダサさに誰がこの事を指摘するのかと弟達がの心の中で相談する中、「言いたいことがあるなら言って」と兄が促される。ドリンクバーへ逃げようとする四男と五男をトド松が引き止め、いざ言おうとするも自分がドリンクバーへ先に逃げ込んでしまう。
弟達の相談も兼ねたドリンク補充を経て再び指摘しようとするが、何事も無かったかのようにアッサリと一松に話題を押し付けてしまう。
トド松の安定したドライな態度に戸惑いつつ今度は一松が指摘しようとするが、なかなか言い出す勇気が持てず逆にチョロ松を褒めてしまい、下2人に酷く怒られ喧嘩沙汰となってしまう。
一体誰が言い出すのかと揉め合っていたその時、兄のおそ松とカラ松が遅れてやって来て、さらに偶然トト子ちゃんまでやって来る。
弟達の内心なぞつゆしらずの彼らが、茶髪に染めたチョロ松を見て言ったことは……? そしてチョロ松の反応は……?
余談
- 茶髪のニューチョロ松兄さん(自称)は、ゲームのへそくりウォーズにもチョロ松の新ユニットとして登場したり、たび松でもなぜか(チョロシコスキーだから?)ロシア風の衣装に組み込まれたりした。
- 2019年の『えいがのおそ松さん』にも思い出のような形で少し登場した。ちなみに同時公開のおまけ短編「前説劇場 第一松」でも新しい髪型を披露した。
- 今話ではチョロ松の異変を前にして一致団結した弟3人が心の声のみで会話するテレパシーのような描写が多々あり、兄には心の声は聞こえていない様子。
- 六つ子揃ってのテレパシーのような描写は一期の頃から何度もあったが、この3人のみで限定しての会話は初。
- 一松の台詞「シコ松のライフはゼロよ!」は『遊戯王』が元ネタ(→HA☆NA☆SE)。ちなみにAパートの嘘予告にも遊戯王ネタがあった。
- さらに余談になるが、後にゲーム「へそくりウォーズ」に登場した花札シリーズの十四松が遊戯王のパロディ(顔真似&花札なのに違うデッキカードを出す)をやっていた。
- 一同の訪れた店の看板に書かれている韓国語は「ようこそ」を意味する。
- 最後にチョロ松が床へ横になるシーンは、1期13話Cパートの「事故?」の冒頭と似ている。
- チョロ松が全裸でうつ伏せになって弟達に謝罪するシーンは、バキに登場するロシア最凶死刑囚シコルスキーが披露した土下寝が元ネタ。
- ドラマCD「松野家のなんでもない感じ」にも、チョロ松が自分の外見をカラ松に指摘される「チョロプレックス」という編がある。
- pixiv内では、これが放送される以前から「チョロ松事変」のタグが存在していた。
- 本編とは意味が違うが、pixiv最古の「チョロ松事変」タグが付いたイラスト。
- 本編とは意味が違うが、pixiv最古の「チョロ松事変」タグが付いたイラスト。
主なスタッフ
脚本:松原秀
作画監督:沼田くみ子、和田佳純
背景:スタジオピスティス
絵コンテ:戸部敦夫、関谷真実子
演出:関谷真実子
関連タグ
おそ松さん(各話一覧は「おそ松さん(アニメ)」を参照) 2期 14話
類似エピソード
カラ松事変:1期5話Aパート
一松事変:1期16話Bパート