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松造と松代

ありそうでなかったりょうしんかい

おそ松さん第二期の四話。六つ子の父である松造の主役回であり、今まで語られなかった松野夫婦の話。 アバンは『げんし松さん②』
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アバン『げんし松さん②』

4話目のアレ〜オイまたなんか始まったぞ〜


火山の頂上からスケボーや石を削って作ったバイクや車に乗って滑走して遊ぶ原始人な六つ子たち。
突如現れた巨大な怪鳥鷲掴みにされて空中飛行を楽しむが、そのまま火口に放り込まれて溶岩に沈んでしまうのであった。

おしまい


メインパート『松造と松代』

その日、松野家の大黒柱である松野松造は、様子がおかしかった。

牛乳を飲もうとしてはコップから溢す、扉も開けずに玄関を出ようとする。
挙げ句の果てには、全裸の状態で帰宅する父の姿に、六つ子達は会議を始める。
何か悩みがあるんじゃないか。という一松の言葉に、チョロ松を除く全員が恐怖する。

おそ松「悩みなんて俺たちがニートって事に決まってんじゃん。下手に話を聞いたら、働けって言われるよ。」


六つ子達はニート生活を延長するためにこの話を無かった事にする事に決め、松造の悩みを無視する事に決める。
そんな兄弟達に怒りを感じながらも、チョロ松はどうしても気になった為に一人で公園に居る松造に話を聞きに行く。

そこでは、公園のベンチでぼんやりとして居る松造の姿があり、チョロ松は松造の悩みを聞こうとするが、松造は悩みなど無いとチョロ松の話を一笑に付す。

しかしチョロ松は背中にモモンガが張り付いても気付かない松造の様子を指摘すると、モモンガを森に帰しながら、漸く父から悩みを聞き出す。
そんな二人の近くには、先程まで父の悩みに興味を持とうとしなかった他の六つ子達の姿があった。

松造は、そんな六つ子達が見守る中で、重い口を開いて、悩みを口にする。




「実は母さんが最近冷たいんだ〜」



4話目のアレ〜夕空の下で〜



いくつになっても母さんとエロい関係で居たい。と言う父の余りにアホらしい悩みに、六つ子達も年を考えろと。正論を言ってキレるが、トド松の一言で仕方なく父の悩みを解決する為に奮闘することを決意する。

しかし、松造はそんな六つ子たちの助力を冷淡な態度で断る。



「だってお前ら、全員彼女いた事無いじゃないか」

「童貞じゃないか」

「実績無い奴らに助けるって言われてもなー。自分の心配しろって話じゃね?」



余りにも容赦なく核心をつき、且つ、六つ子達の心を抉る父の言葉に六つ子達は精一杯に反論するが、松造はその反論に対して、最早言葉も返すことなく爆笑するばかりであった。
そんな父親の態度に対して怒りを爆発させた六つ子達は、松造に殴り掛かり、久しぶりの家族喧嘩を勃発させる。

その一方で、何が何でも自分達の力で松造の悩みを解決するべく松造を銭湯に連れ出して、松代が冷たくなった原因を探るべく相談するが、松造にはさっぱり心当たりがない。
そんな松造の態度を見かねて、カラ松は松造が松代ばかりを責めている事ばかりを指摘し、一松は松造が自分を好きでいるのが当然の様に振る舞っていると指摘する。

そこで六つ子達は、松造に若い頃の純粋な気持ちを思い出し、童貞に戻ってもらおうという奇想天外な結論に行きつく。

余りにも意味不明な結論に唖然とする松造を他所に、六つ子達は松造に上下の赤いジャージを着せて、髪型を坊主に丸めて便底眼鏡をかけた、野暮ったい男子中学生のような恰好をさせて(その名もチェリ造)、童貞に戻る授業を始める。

4話目のアレ〜チェリ造くん〜


卑猥な言葉の使い方に始まり、エロ本の買い方、ビデオ屋の18禁コーナーへの入り方、更にはリコーダーの舐め方などの授業を行うが、もう中年を過ぎたおっさんでしかないチェリ造には、何も響かなかった。
そんな父親の姿を見た六つ子達はついに万策尽きたとチェリ造を見捨てて、家路につく。

息子たちに見捨てられたチェリ造は結局見捨てられたことに大声でツッコミを上げる。

夜になって、チビ太の屋台で松造は松代が振り向いてくれない事を愚痴るが、プレスリーの恰好をしている松造にトド松が冷たくツッコミを入れるだけだった。
そこで末弟以外がなのか差し出した衣装は、パラシュートをつけた王子様という、なんとも残念極まる恰好だった。
勿論、これでうまくいくはずもなく、松造はやっぱりチビ太の屋台でトド松と飲みながら愚痴をこぼすのだった。

しかしそこで松造は、今まで話さなかった本音をポロリとこぼす。



「まあ。ぶっちゃけたところ、寂しかっただけなんだろうな~。俺は」


これまで松造は、松野家の六つ子達という六人の子供たちを未だに全員無職ながらも成人まで育て上げたことで、自分達夫婦も一応は役目を果たしたことで、ふと、松代が何で自分の傍にいてくれるのか、不安になってしまった。
自分の事を好きで一緒に居てくれるのか。もしかしたら、もう若い頃の気持ちは無くなってしまったのではないか。
そんな不安に駆られる自分を童貞の様だと自虐した松造は、チビ太にお代を払って家におでんを食べに帰るのだった。
そんな松造の後ろ姿に、一松はこれでいいのか。と疑問を投げかけるが、おじさんは引退だ。と、笑いながら、松造は六つ子達に発破を掛けながら家路についた。

そんな松造の姿に心を打たれたチビ太は、泣きながら松造を押しとどめると、デカパン博士に相談すれば惚れ薬でも貸してくれるのではないかと言う。

松造「その手があったかー!!」

そのアイディアに今までのしんみりした空気を忘れて、全速力でデカパンの家に向かう松造。
デカパンの家に着くなり、早速見つかる惚れ薬。
さっきまでのしんみりした空気とは打って変わった松造の姿に六つ子達はあきれ返るが、デカパンが見つけた惚れ薬は、ダヨーンが使ってしまい中身は空だった。

惚れ薬を作る為には、秘境の奥地に咲く花を集めなければならず、それを知った松造はレシピを半ば強引に奪い去り、惚れ薬の材料を求めて冒険に出る。

バイクや飛行機、様々な乗り物を駆使して辿り着いた秘境にある崖を登りながら、今まさに力尽きようとする松造の手を握り助けたのは、カラ松だった。

松造「も……もう、……だめだ」

カラ松「フッ!助けに来たぜ」


カラ松は助けに来た事を教えるためにサングラスを外して、松造の手を放してしまい、松造は崖から落ちてしまう。
カラ松が加わった松造の冒険はまた危機を迎える。
巨大な石のボールが洞窟の中から転がり出て、松造とカラ松を潰そうとして来る。

松造・カラ松「もうダメだー!」

十四松「ここは」おそ松「任せろー!」

そんな二人を助けようと現れたのは、十四松とおそ松。
二人は襲い来る巨大なボールを止めようとボールに挑むが、結局はボールに巻き込まれて転がるのだった。
こうして四人に増えた冒険の旅は再び危機に陥る。
毒の沼にはまってしまい、このままでは全滅してしまう。

松造・カラ松・十四松・おそ松「もうダメだー!」

そこに気球を使って現れたのは、チョロ松と一松。

チョロ松「ど、どうしましょうかね」一松「どうしましょう」

共通点の無いの距離は未だに縮まっておらず、二人の話が進まない内に四人は毒の沼地にはまってしまう。
こうして六人に増えた冒険の旅はさらに危機に陥ってしまう。
ジャングルの奥地に居る未開の部族に捕まってしまったのだ。
このままでは何かの儀式の生贄にされてしまう。
    
松造・カラ松・十四松・おそ松・チョロ松・一松「もうダメだー!」

そんな一行の前に現れたのはトッティことトド松。
しかし、ドライモンスターであるトッティは、一行の危機を無視していくのだった。

そうして、数多の苦難の末に松野家は目的の花が咲いている場所に辿り着くが、その目の前であえなく全滅してしまい、結局、自分の開発したダヨーン型UFOに乗ったデカパンが全部刈り取っていくのだった。

そんなこんなありながらも、何とか手に入れた惚れ薬を目の前にして、六つ子と松造は喜びのあまりに揃って十四松のギャグであるハッスルハッスルをするのだった。

その夜、六つ子達は息子として両親の夫婦仲が戻ることを喜びながら眠りに就き、両親のあれやこれやが聞こえない様にわざわざ耳栓までする。
だが、遂に手に入れたはずの惚れ薬を手にして、松造は浮かない顔をすると、そのまま惚れ薬を持って夜の散歩に出るのだった。

そうして思い起こすのは、松代との出会いからその後の交際、結婚し、六つ子達が誕生した今までの事。
若い頃の思い出を回想した松造は、思い出の公園まで辿り着くと、結局惚れ薬を捨ててしまう。

そのまま公園のベンチに一人腰かけてると、そこに松代がやって来る。
昔の松造との思い出を話す松代に、松造は気の無い返事をするが、松代はそんな思い出をいつまでも忘れない。と、語り掛ける。
そして、松代は静かに松造の隣に腰かけるのだった。

松代「いつかこうして、二人きりになるんだね」
松造「……そうだね」

公園の丘の上から、街の夜景を眺めて自然と寄り添う二人。
そこには、家族でもない、恋人でもない、確かな夫婦としての積み重ねがあった。

そうして、静かに夜が更けていく。





……かと思いきや。





松造が捨てた惚れ薬の瓶から零れた薬が街中に広がり、街では惚れ薬に当てられて女に襲い掛かる男達の姿が。
ダヨーンやデカパンは全裸で女の子の群れに突撃し、チビ太とハタ坊は屋台でハッスルし、イヤミに至っては、裸で猫に襲い掛かる始末。
それは六つ子達も例外ではなく、いつもの如く裸でトト子にラブコールをするが、六人まとめて腹パンされて、松造達のいる公園の気に引っかかるのだった。

松代「……二人きりになれるかな?」
松造「……どうかな」

余談

  • 今話では六つ子が布団で寝る時の並び順がいつもとは違い「チョロ松、カラ松、おそ松、一松、十四松、トド松」となっている。
    • 1期ではほとんどの場面で「一松、カラ松、トド松、おそ松、チョロ松、十四松」の順番だったため視聴者を驚かせた(ただし1期でも11話「十四松とサンタ」、14話「風邪ひいた」などごく一部のみ例外があった)。
    • その後、2期6話「イヤミがやって来た」ではまた違う並び順になっていたが、9話「キャンペーン発動!」では1期でよく出てきた順番に戻っている。




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