「そんなこと言わないで。お兄ちゃんは・・・私のたったひとりのお兄ちゃんだよ・・・」
演:小林里乃
概要
特撮作品『仮面ライダーゴースト』第6話に登場した女子高生。
一人称は「私」。心優しく兄想いな性格。
成華音楽大学付属高等学校に兄と共に通っており、その兄は世界的な音楽家の君島康介。
ある日を境に康介に起こる謎の現象を調査してもらうべく不可思議現象研究所に依頼をした。その現象とは「康介の周囲の音が消え」無音となってしまうというものであり、優しかった康介も人が変わり狂ったように作曲を続けていた。
実は康介には音符眼魔が憑依しており、それが原因で不可思議現象が発生したり康介の人格が変わっていたのだった。
最終的には自ら死を選んででも歴史に名を残そうとする康介を涙ながらに説得し、その行動は仮面ライダースペクター/深海マコトの心を動かしゴーストの妨害を断念させ、間接的にゴーストの勝利に貢献した。
音符眼魔がゴーストに倒された後は正気に戻った康介と共に音楽を一からやり直す為2人で仲良くピアノを弾いていた。
なお、最初に突然現れた幽霊状態の天空寺タケルと遭遇し突然ベートーヴェンの説明をされた際には驚いて「オバケ」と悲鳴を上げている。しかし、直後に御成からの「悪いオバケではない」のフォローで一応納得したようである。
余談
僅か1話しか登場しなかったゲストキャラクターだが登場してすぐにインターネット上などで「あの美少女は誰?」と話題になり、その時間帯のTwitterでは「君島陽子」、「小林里乃」がトレンド入りを果たしている。
演じた小林里乃は同じく特撮作品である『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』でクレメント星人キャリーを演じていた。
人物モチーフは『仮面ライダー555』の木村沙耶と思われる。笑わないが常に敬語で会話するなどの点が共通する。ただし髪型と声は阿部里奈に似ている。