図鑑データ
「駆逐艦、大潮です~!小さな体に大きな魚雷!お任せください。」
概要いっきまっすよぉ~!
艦々日和(公式のプレイ漫画)では初期から登場しており、出番や活躍の機会も多い。
また、よく建造やドロップで出るらしく回を重ねる毎に人数が増えている。
容姿、まだ、大丈夫だから!
薄群青色の髪をツーサイドアップでまとめている。髪留めのリボンは薄萌黄。
制服と艤装は朝潮型共通のランドセル型。
小柄な艦が多い朝潮型でも、髪型や大きな帽子との対比もあって、自己申告する通りより小さくも感じる。
「いっきますよぉ~!」「そぉれ、どーん!!」等と何かにつけて叫ぶ事が多く、かなり威勢がいい。
「小さな体に大きな魚雷!」とは本人の談。
実際に搭載されていた61cm酸素魚雷はかなり大型の魚雷である。
「常に全力疾走」が信条で、「アゲアゲ」が口癖。
パワフルな性質と同時に、提督や艦隊メンバーを鼓舞するセリフも多く、強いリーダーシップを発揮する。
2016年の快進撃
サービス開始から、2015年まで特に大きく目立つ艦娘ではなく、コモン艦の一隻でしかなかった。
期間限定ボイスも、2015年からの宮川若菜氏の艦これへの本格まではお預け状態が続いた。
しかし、この小さなきっかけが大きな逆転劇の始まりだった。
2016年2月10日発売の『艦これ改』にて、なんと初期艦の追加組の一人に抜擢される!
さらに3月21日の「春の艦祭り」にて、霞に次いで朝潮型からの改二実装艦として選ばれたことが確定した!!
大発運用可能&初期装備、夜戦火力は綾波改二と同格と、これまたまさかの大型改修!!
ただし、Lv65かつ「改造設計図」が必要なので、少し苦労を要する。
ともかく、小さな体に大きな可能性を載せ、大潮の快進撃が始まる!
史実
誕生(竣工)日は1937年10月31日で、妹の満潮と同じであり、つまりは双子。
1943年2月20日、マヌス島沖にて船団護衛任務に従事中、米潜アルバコアの雷撃により航行不能。
朝潮(資料によっては荒潮)に曳航されるも、翌21日に船体が破断し沈没。
第八駆逐隊で最初の戦没艦となった。
これが第八駆逐隊の、そして妹・満潮にとっての悲劇の始まりであった。
僅か2週間後の3月3日には朝潮と荒潮もビスマルク海海戦で戦没。
朝潮に座乗していた第八駆逐隊司令も戦死した為、第八駆逐隊は横須賀に入渠中だった満潮を残して解隊されてしまった。
一方、1942年2月17日。
バリ島沖海戦にて217発の敵弾を受けながら、朝潮と共に米海軍の駆逐艦7隻・軽巡洋艦3隻を相手に大立ち回りを演じ、駆逐艦1隻沈没・1隻小破、軽巡洋艦1隻を中破に追い込む獅子奮迅の活躍を見せた。
このときの旗艦は大潮であり、そして艦長はあの吉川潔の御大である。