春雨(銀魂)
はるさめ
本稿では漫画『銀魂』に登場する架空の犯罪組織について記述する。
組織の概要
天人によって構成される銀河系最大のネットワークを持つ犯罪シンジケートで、宇宙海賊春雨と呼ばれている。地球でも麻薬の売買や取引斡旋、人身売買など非合法活動が盛んで、鬼兵隊など地球の犯罪組織と手を組むこともある。「元老」と呼ばれる幹部達が、組織の最高責任者として内部を管理・統括している。
組織の勢力推移
かぶき町四天王篇の後日談にて、提督である阿呆が自身の立場を脅かしかねない神威を謀略により公開処刑しようと企むが、協力関係にあった高杉率いる鬼兵隊による寝返りを契機に大規模な反乱が起こり、組織は神威と高杉によって乗っ取られる。その後は、幕府の転覆を狙う高杉に協力して将軍の暗殺作戦に参加する事になるも、元老の命令によって実働部隊を牛耳っていた第七師団そのものの排除が決定する。
茂茂の死後も、執拗に第七師団と鬼兵隊の追撃が行われ、最強のエイリアンバスターとして名高い星海坊主の協力も得る形で着々と追い詰めていったが、この頃より十二師団の団長一同は、神威や元老に振り回される状況に反感を募らせていた。その結果、天導衆の一人である虚の手引きによって、実働部隊全体が元老に反旗を翻す。元老は組織を天導衆に売り渡されるも同然の形で全滅し、これによって春雨は組織として実質上の崩壊を迎えた。
その後は虚の私兵集団として活動する事となり、第七師団と鬼兵隊の残党が潜伏している惑星「烙陽」へと侵攻を開始し、上述の「三凶星」らを含む実働部隊の半数近くが投入される。