彗星
すいせい
太陽系内の天体のひとつで、氷や塵でできている。楕円軌道を描き、太陽に近づくと溶けて尾を引く姿になる。列車や爆撃機の名称にも用いられた。
爆撃機についてはこちら。
天体の彗星
太陽系内の天体の種類の一つで、氷や塵でできたもの。軌道が太陽に近づくと溶けだして発生したコマ(大気のようなもの)や尾が大きく輝く。
多くが太陽系の周囲を周回しており、短いものでも数十年単位、長いものだと数百年単位で周回を繰り返している。
一過性の非周期型も存在し、実はこのタイプの方が観測された数では多い。
流星のように空を瞬時に横切ったりすぐに消えたりはしない。もちろん寿命も存在し、周回を繰り返す中で自身を構成する氷塵が一定まで融解しきると、自身の速度や太陽風の影響に耐えられなくなって砕け散る。また何かしらの原因で、周回軌道から外れることもあると考えられている。
1994年に観測された「シューメーカー・レヴィ第9彗星」は、木星に衝突したと考えられ、うちその破片の一つの衝突痕は地球一個分に相当するとまで言われている。