概要
特撮『仮面ライダー555』に登場する流体光子エネルギー。ライダーズギアの活動源であり、敵怪人(オルフェノク)に向けて各種必殺技で撃ち込むことでたちまち命を奪う。
グランインパクトやクリムゾンスマッシュは勿論のことながら、スパークルカットやカイザスラッシュは剣と化したフォトンブラッドで敵を滅多切りにする技であり、各種光線銃はフォトンブラッドそのものをぶつけている。
アクセルフォームに時間制限が存在するのはフォトンブラッドのエネルギーが高まりすぎているからであり、10秒(アイドリング時35秒)以上使用するとファイズギアは大爆発、周囲3㎞が有害物質化した劣化フォトンブラッドで汚染される(実際はそうなる前に強制停止する機能が組み込まれている)。
『555』世界の仮面ライダーたちはメイン画像の様に体に輝くラインがあるがこれはフォトンストリームと呼ばれており、ギア(鎧)全体にフォトンブラッドを循環させる、いわば血管そのものである。この色はフォトンブラッドの出力によって異なるので詳しくはフォトンストリームの記事を参照していただきたい。
なお、ネット上では「フォトンブラッドは毒物である」という認識が広まっているが、フォトンブラッドが毒性を発揮すると明言されているのは、対オルフェノクのみである。
上記のアクセルフォームの「汚染」という記述が拡大解釈されて広まったものと思われる。
ただしオルフェノクにとって毒物であることには違いなく、このフォトンブラッドによる毒殺以外にオルフェノクを滅ぼす方法は存在しない。
一方、ライダーズギアを使用するためにはオルフェノクの因子が必要であるため、必然的にライダーへの変身は命を縮める行為となってしまう。そりゃ全身に毒を浴びてるのだから仕方がない。
本作のライダーはスペック上は大したことが無く、平成シリーズ全体でもかなり弱い部類に入る。
オルフェノクもライダーになるより怪人態で戦った方が強いのだが、にも拘らずライダーズギアが重要アイテムとして争奪されているのは、このフォトンブラッドがオルフェノクに対してきわめて有効な武器になりえるからである。
関連項目
仮面ライダーファイズ 仮面ライダーカイザ 仮面ライダーデルタ