概要
初使用は映画『ウルトラマン物語』。ウルトラ5兄弟と合体しスーパーウルトラマンとなったタロウの最強必殺技。
腋から発射する(正確には伸ばした右腕から下の身体全体から発射する)という独特の構えは、ウルトラ戦士の光線技としては後にも先にも例がない(ちなみに同じくタロウの技であるフット光線は、同じ理屈で股間から発射している)。
公式に宇宙最強の光線と呼ばれており、宇宙そのものを破滅させるほどのパワーでしか倒せないとされたグランドキングをジュダの怨念ごと跡形もなく消し飛ばしてしまった。
その後、長らく映像作品では披露されていなかったが、『ウルトラマンギンガS』にてウルトラ6兄弟の力を授かったウルトラマンギンガストリウムの最強必殺技として30年ぶりに披露された。
こちらでもオリジナルは3人の合体光線すら吸収し撃ち返したハイパーゼットンのハイパーゼットンアブソーブを強引に撃ち破りそのままハイパーゼットンを撃破した他、ウルトラマンビクトリーとの合体技コスモミラクルエスペシャリーで各種必殺光線・ウルトランスの連続攻撃に耐えたビクトルギエルを撃破している。
『ウルトラマン超闘士激伝』では超闘士ウルトラマンタロウが仲間たちから分け与えられたエネルギーを使用して放ち、ヤプール次元からのエネルギー放出を防ぐためにテリブルゲートを破壊するのに使用した。この余波を受けて拠点となったメビウス星が消し飛び、タロウも全エネルギーを使い果たし気絶してしまったが、ヤプール次元の滅亡は防がれた。
最強光線にふさわしく、複数回使用されてるにもかかわらず一度も破られていない。
関連項目
スペースQ:同じく有名な合体技。
メビウスインフィニティー:同等のエネルギーを纏って体当たりする技コスモミラクルアタックを使用するほか、漫画作品等ではコスモミラクル光線も使用している。
ウルトラマンギンガビクトリー:ウルトラ10勇士の力を集めたウルトラフュージョンシュートという似たような技を使用する。こちらは王道の十字型。