※ここから先は「ポケットモンスターサン・ムーン」の物語の核心であるネタバレとなっております。
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概要
エーテル財団の代表『ルザミーネ』とウルトラビースト「UB01 ?????」こと『ウツロイド』複数体が合体した姿。
マザービーストという名前は、ルザミーネ戦2回目のBGM「戦闘!マザービースト」にて判明。
淡く美しいブロンドの髪は黒く染まり、融合したウツロイドの頭部に守られるようにして宙を漂う。
肥大化したそれぞれの触手には指のような突起と目玉がついており、宇宙空間を閉じ込めたようなその姿は美しくも禍々しい。
経緯と結末
エーテル財団代表の真の姿は、コスモッグとウルトラビースト、そしてスカル団に関する一連の事件の黒幕であった。ポケモンシリーズ恒例の「悪の組織のボス」ポジションに女性がついたのは彼女が初。
ウルトラホールによって夫を失ったルザミーネは、夫を救うべく残されたコスモッグの持つ力を利用し再びゲートを開けようと研究を続けていたが、その過程でウツロイドと接触。
寄生され、その能力によってウルトラビーストそのものに固執するようになっていった。
その後ビーストを手に入れるべくウルトラゲートを開放しようとするも、寸前にエーテルパラダイスに潜入していた主人公一行に阻止される。しかし、檻に入れたコスモッグを使い強引にウルトラゲートをこじ開け、ウルトラビースト達の世界へとグズマと共に逃亡していった。
大大試練を為し遂げ伝説のポケモンの力を借りて追いかけてきた主人公達と再び対峙したルザミーネは、
「リーリエが自分の愛に応えてくれなくなったのは主人公の悪い影響を受けたからだ」と逆上し、リーリエの目の前で主人公を打ちのめすために勝負を仕掛けてくる。
この時既に寄生した宿主の身体能力を高め、精神を覚醒させるウツロイドの神経毒に侵されており、自ら捕獲したウツロイドと融合し『マザービースト』へと変貌した。
(この時繰り出してくるポケモン達は、ウルトラスペースの放射線かあるいはウツロイドの力か、ウルトラビーストやぬしポケモンと同じオーラをまとっている)
バトルは主人公の勝利という形で終わるが、その後苦しみだすルザミーネを見たリーリエの願いにより、伝説のポケモンが放った力でウツロイドの寄生から解放され、元の姿に戻った。
自我を取り戻したルザミーネは、主人公と共に自身を乗り越えた娘の成長を認めた後、意識を失う。
主人公達と共にウルトラスペースから脱出、治療のためグズマに連れられエーテルパラダイスへ帰還するも、ウツロイドとの分離の際に体内の神経毒が抜けきらず、衰弱した状態が続いてしまう。
リーリエはウツロイドの毒に侵されたままの母を助ける決意を固め、かつてポケモンと合体・分離したことがあるというマサキのもとを訪ねるため、そして一人のトレーナーとして経験を積むためにカントーへと旅立っていった。
手持ちポケモン
1戦目
エーテルパラダイスでの手持ちポケモン。可憐と不気味が交わる彼女の精神を端的に現している。
いずれも♀のみ。
2戦目
ウルトラスペースでの手持ちポケモン。
エーテルパラダイスでのバトル時よりもレベルが上がっており、ぬしポケモンと同じオーラを纏っている。
この時の彼女のポケモン達は、普通の個体よりも目つきが悪くなっている。キテルグマ以外は。
BGM
関連イラスト
関連タグ
フラダリ:同様に最終戦で変身してくる敵組織ボス
メガフラダリ:ある意味仲間同士
ポケットモンスターReBURST:漫画作品。人間とポケモンの融合つながり