- ケルト神話に登場する女神。
- SRPG『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の登場人物。→ブリギッド(FE聖戦)
概要
ケルト神話に登場する女神で、トゥアハ・デ・ダナーンの一員。ダグザの娘である。
火、鍛冶、治療、作物や家畜の豊穣、詩作、ドルイドの叡智、戦闘と広い分野を司る。
主権を失い王座をおりた父にかわり王となったブレスに嫁ぎ、ルアダンという息子をもうけた。
祭日
ケルトにおいて2月1日、2月2日には春の訪れを祝う「インボルク」祭が行われた。これはブリギッドの祭日でもあった。
キリスト教の聖人・修道女であるキルデアのブリギッドの祝日も2月1日であり、名前も共通していたためか、聖人ブリギッドを崇敬するこの祝日は、かつて催されたブリギッド女神の祭日のような趣を帯びた。
近代に入り、新異教主義、ウイッカ、多神教復興運動が起こると、異教の祭りとしての「インボルク」が蘇った。