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概要

ケルト神話に登場するダーナ神族の一体。

愛を司る妖精王でもあり、投げキッスが鳥に変化し、鳥の歌声を聞いたものが恋に落ちると言われている。宝物として黄金の竪琴を持ち、その音色に誰もが聞き惚れた程。

ある夜、彼の寝床で見事な笛を吹く女性が現れては消え、現れては消えを繰り返し、いつしかオェングスはその女性の虜になっていた。その様は医神が「恋の病」と診断した程。世界中の愛の神と比較しても中々異質である。

必死の捜索の末に正体がコナハトの妖精王の娘カーと判明したものの、彼女が一年に一度だけ人の姿から白鳥の姿になる為に婚姻を一度は拒む。そこでオェングスは彼女が白鳥に化身する11月1日に彼女らの集まる湖に赴いて自らも白鳥の姿に変身して再び求婚し、二人は夫婦となったという。

兄弟であるミディール神の妻であるエディーンが前妻によって蝶に変えられた際には花畑を作り出して保護するものの、前妻の企みによってエディーンはどこかへ吹き飛ばされてしまう。

フィニアンサイクルでは英雄ディルムッド・オディナの育ての親として登場している。

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  • Fate/Zero 槍剣好き過ぎネタ

    彼の庭

    ここのところ読んだケルト関連の書物から、ディルムッドの養父・オェングスの気持ちをちと思った。。。で書いてみた小説です。妖精王とはいえ、愛しい気持ちは同じじゃないかと。おじいさんと言われても若いままですがw※諸設定は諸説ある中のあれこれを掻い摘んでいます。そこらへんはご容赦を。

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