演:寺島進
概要
風切大和の叔父(大和の亡き母・風切和歌子の弟)の動物彫刻家。森の中にアトリエを兼ねた住居を構え、創作活動をおこなっている。
OPでは5人と同様のクレジットで紹介されている。
少々変わり者で、作品に着手する時は動物の気持ちをより詳しく知る為にモデルとなる動物のコスプレをしてなりきる癖がある。ナマケモノのコスプレで10時間も木にぶら下がっていた事も、カルガモのコスプレで群れに並んで歩いていた事もあるらしい。またレオの幼稚園児レベルの絵を絶賛する等、芸術センスも独特な模様。だが、時にそのセンスがデスガリアンのプレイヤー攻略の大きなヒントになる事もある。
大らかで面倒見がよく、「野生動物の研究をしている仲間」という大和の説明を疑う事もなく、セラ、レオ、タスク、アムを居候させている。彼ら4人がジューマンである事には気づいていない。一度ジューマン態を見てしまっているが、それは大和によって「実物に見間違えるくらいすごいなりきり」と誤魔化されている。
とくに大和の事は彼が小さな頃から面倒を見ており、大和が両親と喧嘩して家出してくるたびにホットミルクを振る舞い暖かく迎え入れていた。また彼の概念である「自分の信じた事こそが真実」という言葉は大和の原動力にもなっている。
16話でデスガリアンに捕まった時も、ナリアの「下等生物」呼ばわりや「ゲームや遊びの為に命を弄んで何が悪い」という言葉に、「生き物に下等も上等もない‼︎」「勝手な都合で好きにしていい命なんてない‼︎」と怒鳴りつけた。
またこの際、ジュウオウイーグルに変身した大和に助けられるが、その事実を居候4人の正体と共に43話で知る事となった。その時は私用でカナダに赴く途中だったので見逃したが、用を済ませ帰国した44話で後述する『ジュウオウヒューマン』となって大和達の前に姿を現した。
アムが大和の両親について聞いてきた際、曖昧にしか答えず、すぐに話を逸らしており、何か訳ありな様子である。
コスプレ一覧
1話 | シカ |
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2話 | アシカ |
3話 | ヒツジ |
5話 | ニワトリ |
10話 | マンボウ |
15話・16話 | ウシ |
18話 | サイ |
21話 | シマウマ |
劇場版 | ゾウ(とシマウマ&ライオンの頭) |
28話・29話 | オウム |
30話・31話 | クジラ |
32話 | ツバメ |
33話 | クマ |
37話 | ハト(ラリーの放った伝書鳩を捕まえていた) |
39話 | ウシ(乳房パーツからミルクを出すギミックを披露) |
そして、これらコスプレシリーズのある意味集大成と言えるのが…。
人類の王者・ジュウオウヒューマン
胸に自分の顔を描いたピンク色のスーツに手袋とブーツ、ピンクのヘルメット(デザインは光速エスパー風)を纏ったヒーローとしての姿で8人目のジュウオウジャー…と言うつもりのコスプレ(※スーツの出来だけが良いアバレピンクとも言う)。
この姿で大和達と一緒に戦おうと意気込むが、当然止められる。その後服を着替え直して、大和達ジュウオウジャーに付いての説明や6人が重ねて来た戦いの記憶を聞かされる。
そして、そんな中で真理夫と彼の住むアトリエ・モリは、ジューマン4人にとって“人間界での帰る家”操に取っては“初めて出来た友達の家”である事を告げられ、真理夫は彼等5人から感謝の言葉を贈られた。
それを聞いた真理夫は、自分が既にジュウオウジャーの仲間であった事を実感。「お前達の日常を守る、それが人類の王者の役目だ!」と6人に返した。そしてそこで、ジューマン組からクリスマスに渡しそびれたプレゼント(ペンギンが描かれたセーター)を手渡され、すぐにそれを着て嬉しそうにするのだった。
余談
演じる寺島は、同時期のNHK大河ドラマ『真田丸』にも、信濃の国衆・出浦昌相(メイン画像下段)として出演しており、「寺島進、日曜朝と夜のギャップが激しい」と話題になっている。
だもんで、思わず『真田丸』の出浦の姿で描いちゃってる方もいる模様。
大和の母の弟であるが、大和の幼い頃の当時の姿もそのまま演じている事から大和の母と並ぶと姉弟には見えない。
実質アバレピンクオマージュなジュウオウヒューマンだが、寺島氏はかつてスーツアクターを題材とした映画『イン・ザ・ヒーロー』で、ピンクヒロインを演じるスーツアクター役を演じた上、実際に特撮の女性キャラクターのスーツアクターとなった経験もある。
関連タグ
仙人(仮面ライダーゴースト):同時期のスーパーヒーロータイムのコスプレおじさん