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編集者:酒盛弓兎
編集内容:ゲーム上の特徴を追加

メガカイロス

めがかいろす

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するメガシンカポケモンの一種。カイロスが「メガシンカ」を遂げた姿。

基礎データ

ずかんNo.127
ぶんるいくわがたポケモン
タイプむし/ひこう
たかさ1.7m
おもさ59.0kg
とくせいスカイスキン

概要

くわがたポケモン・カイロスがメガシンカした姿。

メガシンカした事により、背中から翅が生え飛行能力を得ることに成功した。飛行速度はこそ速くはないが、自分の10倍以上の重さがあるものもつかんだまま軽々と飛び回ることができる。

その自慢のハサミもさらに鋭くなっている。

また、進化前でも鋭かった眼光がさらに鋭く血走ったような眼光になった。

…とても怖いです。

元はアリジゴクもモチーフの一部だったカイロスだが、これによって本来の分類である「くわがたポケモン」が前面に押し出されるようになった。

ゲーム上の特徴

種族値

HPABCDS合計タイプ
カイロス65125100557085500むし
メガカイロス651551206590105600むし・ひこう
上昇値0+30+20+10+20+20+100

ステータス面では攻撃と素早さが特に大きく伸び、ひこうタイプが追加された。

最大の特徴は、新特性の「スカイスキン」。ノーマルタイプの技をひこうタイプの技として放てる特性である。

その上で、タイプ補正とは別に1.3倍の上昇補正が受けられるという凶悪っぷりである。

(これは他のスキン特性も同様なのだが)

もちろんメガカイロス自身もひこうタイプなのでタイプ一致補正がかかる。

おんがえし」(最大威力)だけでも102×1.3×1.5=198.9という威力(因みにタイプ一致「ブレイブバード」以上の威力かつデメリット無し)が出る。

先制技である「フェイント」や「でんこうせっか」ももちろん特性の範囲内である。

もちろん代名詞「ハサミギロチン」もひこう技と化す。これにより特性「がんじょう」以外で「ハサミギロチン」が無効に出来ない事になる。

更にがんじょう特性持ちはのメガシンカ前の「かたやぶり」で対処できるという一撃必殺技に関しては必中「ぜったいれいど」コンボを使えるドーブルとはまた違った利点を持つ。

ひこうタイプは軽減される事はあっても無効化されるタイプが無いのも大きい。

習得タイプの都合上、いわタイプやはがねタイプに一致技が通りにくい為、サブウェポンとしてはお馴染みの「じしん」の他「インファイト」などの相性補完のできる技が候補となる。

欠点としてはやはり、ひこうタイプ追加によるいわタイプの攻撃が4倍弱点になる事か。

特に「ステルスロック」を撒かれると最大HPの半分が削られるのでHPは奇数である事が望ましい。

幸い上述サブウェポンで対応できる範囲なのが救い。

また、タイプの相性上、物理耐久が高いはがねタイプポケモンを苦手としており、特に「がんじょう」エアームドを呼びやすいが、メガシンカ前のカイロスが「かたやぶり」を持っているため、あえて最初のターンでメガシンカさせずに「ハサミギロチン」で強引に処刑してからメガシンカするという選択肢があるのも強み。自身の強さだけでなくメガシンカ前の性能もうまく利用すれば相手にプレッシャーを与えられるだろう。

その一方で、元々の主力であったむしタイプの技はこれと言って一切強化されておらず、むし技で弱点を突けるくさタイプはスキン技で良く、あくタイプははがねタイプにも通る「インファイト」で良く、むし技は対エスパーピンポイントになってしまった

そういった側面もあってか、メガカイロスを前提とした育成をするとむし技が外されてしまいやすく、むし技がPGLの技採用率ランキングに乗ってすら居ない。ほぼ「じしん」と「インファイト」が使えるひこうタイプとして扱われており、もはやむしタイプが飾りどころか弱点を増やしてるだけという形になってしまっているというのがなんとも複雑な所でもある。

ちなみに「スカイスキン」が適用される技の中で最大火力を発揮できるようになるのは「すてみタックル」だが、第三世代でのみの教え技なため、「インファイト」や「でんこうせっか」、「フェイント」等の第四世代以降の遺伝技や夢特性じしんかじょう」と両立することはできない。一応近い威力で「あばれる」は使える。全抜きを狙うならこちらでも良いだろう。

第七世代ではスカイスキンの補正が1.2倍に下がってまった。そのかわり、素早さがメガシンカしたターンの姿に依存するようになったので、より多くの相手に対して先手をとれるようになった。

余談

特性「スカイスキン」のおかげで長年のライバルであるヘラクロスにはめっぽう強い。

そのせいで長年差をつけられていたヘラクロスへの憎悪によるメガシンカとネタで言われることも少なくない。

前述の血走ったような目つきも相まって「へラクロス絶対殺すマン」「ヘラコロス」といった物騒なあだ名まで頂戴してしまった。

…コラそこ、「ストーンエッジ」や「ロックブラスト」で返り討ちとか言っちゃだめ。

とはいえ、もしヘラクロスと対面したならば素早さの都合上先に行動できるため、相手がきあいのタスキ以外の持ち物ならば問題なく倒せるのだが。

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編集者:酒盛弓兎
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