曖昧さ回避
- クロックタワー3のキャラクター。イラストとしては、こちらの方が多い。
- アニメ『プリパラ』のキャラクター。
本記事では2.について解説する。
2の概要
「システムは簡単に異常をきたすのです。何か恐ろしいことが起こってからでは、手遅れなのですよ」
CV:豊崎愛生
(※初登場前から月川ちりのロゼッタパクトにて声のみ先行登場)
色や目つきを除けば外見はジュリィに瓜二つ。本来は神アイドルグランプリを司る姉をバックアップする陰の存在で、姿を公にするまで運営側の赤井めが兄ぃにも存在を知られていなかった。
生真面目でルールや形式を重んじる性格のため、自由奔放な姉にはいつも困らされている。
アイドルになりたいジュリィの策に巻き込まれる形で赤ん坊の姿にされ、パラ宿のプリパラに落ち月川ちりと行動を共にしていた。彼女もジュルル/ジュリィ同様普段は赤ん坊の姿だが、こちらは女神としての人格がそのまま残っており言葉を流暢に話す事ができる。その反面パクトから出る事はできないため、実体化に必要なサイリウムタクトを姉から奪い自身がグランプリを執り行う事を目論んでいる。
神アイドルグランプリが不慮の事故で阻害される事を誰よりも恐れており、ジュリィに取って代わろうと画策しているらしいが…。
プレイキャラとして
2017年2月頃稼働予定の神6弾よりプレイキャラとして登場する予定(『プリパラ公式ファンブック 神アイドル 2016 SEASON4』より)。これに先立ち、ジャニスが着る黒系の神コーデが神5弾にて登場した。
注意
pixiv内で単に『ジャニス』と検索すると他のイラスト(項目の1関連。)も大量にヒットしてしまうため、「ジャニス プリパラ」で検索するのが望ましい。
中の人について
演じる豊崎愛生は過去に同じ森脇真琴監督作品の『ジュエルペットきら☆デコッ!』にて大宮ぴんく役で主役を務めた他、『プリティーリズム・レインボーライブ』の蓮城寺べる役の戸松遥他二名と共に声優ユニット「スフィア」のメンバーとしても知られる。プリパラのメインである『i☆Ris』の先輩にあたり、アニメ紅白等の同じステージで共演した事もある。
また、テレビアニメ版『うしおととら』にではプリティーリズムシリーズの一部のスタッフが参加をして手掛けていており、そのためなのか、多数の女性声優が多く出演をしているため、豊崎の『プリパラ』の出演も偶然的と思われる。
また、『プリパラ』では伊藤かな恵が赤井めが姉ぇ役で出演しており、さらにプリティーリズムシリーズでは阿澄佳奈も出演をしていたため、『しゅごキャラ!』の主人公の日奈森あむとその彼女のしゅごキャラ役の女性声優の中で唯一ミキ役の加藤奈々絵のみだけがプリティーリズムシリーズと『プリパラ』を合わせて唯一出演していない声優となった。
関連タグ
- 平沢唯 音楽系作品における中の人繋がり。因みに妹の中の人は本作で脇役の他、プリティーリズムでメインキャラを演じていた。
- 香澄真昼 同じく打倒姉を持つ別アニメの妹キャラで有りアイドルで有るのだが別アニメの前作ではジャニス役の豊崎が所属をする声優ユニットのスフィアのメンバーの1人の寿美菜子が神崎美月の役を演じていた。
- 打倒年上のアイドルヒロインズ
ネタバレ
ここから作品に関する重大なネタバレがあります。閲覧の際は十分ご注意下さい。
真面目でルール重視のタイプであるため悪人ではないのだが、彼女の場合その思想が極端であり危険性さえ潜んでいる。
彼女はアイドルを「愚かで不完全な存在」と称し、「放っておけばミスをし、つまらぬことで悩み、調子に乗って自ら堕落していく」と考えている。自分が女神として、プリパラアイドルの全てを管理すべきだと考えているようだ。特にパクトの持ち主であるちりに対しては彼女の才能と神アイドルの素質を見込んでおり、かなり贔屓している模様。「アイドルであるべき人間を選ぶ」という点ではかつての紫京院ひびきに通じるものがあるようだ。視聴者からは毒親のように見えなくもないという意見もちらほら。
そのため「みんな神アイドルになれる」という姉の思想はジャニスにとって神アイドルを軽んじる発言であり、ジュリィの性格も相まって姉より自分の方が優れていると一方的に決めつけている。姉の長所を全く理解しようとしないため、同じ妹キャラでありながら「長所を理解した上で兄や姉を越えていく」というスタンスののんやウサチャとはまた趣が異なっている。
124話にてタクトを渡すようジュリィに直談判するも「今のあなたには渡せない、理由は自分で気づいてほしい」と断られてしまったため、ジャニスはちりを使いノンシュガーを神アイドルグランプリで優勝させタクトを奪おうと計画していた。
しかし当のちりに初めて逆らわれ断られたため(この際ジャニスがちりに目をかけていたのは自分に従順だからというのも理由の一つであったことが発覚する)、なんと怒りによる力で自らパクトごと動きノンシュガーにくっついて行くことに。
そして127話、「プリパラのちりならわかってくれる筈」と再度ちりにタクトを奪うことを要請するが断られたためちりを見限る。その後他のチームにも声をかけたが誰にも賛成してもらえず、最後は自分で強引にタクトを奪うことを考えるまでになった。
しかしノンシュガーの即座に思いついた中で完成度の高いメイキングドラマ、パワーアップしたダンスから成り立つライブを見て感銘を受ける。それと同時にジャニスは、ノンシュガーが優勝した際はあの子達の優勝式を邪魔するのでは、とタクトを奪うことができなかった。
ジャニスは彼女なりにノンシュガーを指導し、成長を見守ってきた。そしてノンシュガーも、ジャニスのアドバイスを元にライブをした。ジャニスは根本的な部分は悪人ではないため、情が移った故の躊躇と言えるだろう。
結果的にタクトを奪うことは保留にすることとなる。しかしジャニスは「それはそれ、これはこれ」とプリパラの秩序を守ることをまだ諦めておらず、自らの思想を貫くべくノンシュガーに別れを告げ何処かへと旅立っていった…。
この出来事が元でジャニスの心境は徐々に変化を見せており、128話では「約束より大切なものがあるのでは」と新たな考えが生まれている。しかし本人は新たに生み出された考えに自身で混乱している様子。
現在もノンシュガーとは交流しつつ別行動を取っている。
そして129話、うっちゃりビッグバンズの神チャレンジを妨害するもちゃん子の張り手で突き飛ばされタクトの奪取は未遂に終わる。この際、天空のエレベーターを動かしてから姿を現した初登場時とは異なり大勢の観客がいる状態で現れたため、遂に素性までとはいかなくても存在が露見してしまう。
第130話でジュリィのライブの後にタクトを奪おうとするが、その影響でジュリィの真実を知ってしまう。これにより自身のやってきたことを後悔し謝罪、消滅の運命にあるジュリィの為にも、全力でサポートする道を選ぶ。
127話の中盤まではその展開から本作の3期ラスボスで間違いないと思われていたが、127話の終盤から立った改心フラグを経て第130話での改心&仲直りの展開によって、彼女のラスボス説がミスリードに終わることになった。つまり本作の実質的なラスボスは、ジュリィが消滅するという運命という事になる。