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東武6050系の編集履歴

2017-03-02 15:17:03 バージョン

東武6050系

とうぶろくせんごじゅっけい

東武鉄道にて使われている車両。ここでは改造車「634型」のほか、野岩鉄道所有車両と会津鉄道所有車両についても解説。

6000系更新車

東武鉄道が所有する車両。野岩鉄道開業を控えた1985年~1986年にかけて快速用の6000系に対し車体の載せ替え・リニューアルを行って登場した。東武8000系修繕車に似たデザインで2ドア20m車体となった。座席はボックスシート(クロスシート)。車体載せ替えを行ったグループは総勢2両編成22本(6151~72編成)。編成はモハ6150形-クハ6250形で構成。


完全新造車

  • 1985年製:61101編成
  • 1986年製:61102編成
  • 1988年製:61103編成・6173~79編成
  • 1990年製:61201編成

並行して野岩鉄道会津鉄道所属車両として完全新造車が製造された。いずれも2両固定編成。100番台の3編成が野岩鉄道所属、200番台の1編成が会津鉄道所属である。この野岩鉄道と会津鉄道所属の6050系は、書類上は東武鉄道からの譲受とした。これは各社ごとの新造車の扱いにすると、たとえ同一図面で設計されたものとしても、各社ごとに形式取得などの認可手続きが必要となり、このための費用も発生するため。


1988年には東武鉄道側も完全新造車として2両編成7本を新造した。6050系の製造は終了となり、6000系更新車・他社所属車も含めて2両固定編成33本となった(2編成が634型へ改造されたほか、廃車もあり現在の在籍車両数は減少)。


6050系の運用

6000系時代も含めて東武伊勢崎線東武日光線系統の普通快速区間快速列車をはじめとした運用に就いていたほか、団体専用車や座席指定の快速急行の運用(1991年まで)も行われていた。

2017年4月のダイヤ改正で快速・区間快速列車が廃止となり、浅草駅乗り入れが終了へ。今後は東武日光線系統(おもに南栗橋駅以南)の運用専属となる。


634型

スカイツリートレイン

東京スカイツリーの開業に合わせ完全新造車のうち6177・6178編成の2編成が634型「スカイツリートレイン」に改造された。形式名の「634」は東京スカイツリーの高さ634mにちなむもの。行き先表示器がLEDに変更されたほか、曲面ガラスを用いた天井窓も追加された。座席は1+2列配置のリクライニングシート。

634型は臨時特急や団体専用車としての運用がメインである。


余談

  • デザインは似てないが、登場・運用が似ている車両では西武4000系が存在する。(こちらは全車101系電車からの改造品で完全新車は存在しない)
  • IRいしかわ鉄道521系の実質新造車にあたる第55、56編成はJR西日本北陸本線から第三セクターへ移管される直前に製造され、移管されるまで営業運転には使われず、先述の東武鉄道→野岩鉄道・会津鉄道と同じ処理方法をとった。

関連タグ

東武鉄道 野岩鉄道 会津鉄道 6050系 東武伊勢崎線 東武日光線 東武鬼怒川線 スカイツリートレイン

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