概要
ペガサスキュータマから召還した“ペガサスアーマー”をシシレッドが装着した姿。
肩書はダンシングスター。
レッドの上半身をアーマーが覆っているだけのシンプルな出で立ちだが、装着前と比べてパワーとジャンプ力が飛躍的に上がっており、それを生かした立体的な動きや一気に距離を詰めてからの猛攻で戦う。
更に、キュウレンオー搭乗時にはペガサス座のキューエナジーをキュウレンオーへ付加・パワーアップも可能。
しかし、アーマーの運動性能は扱いが難しく、使用者であるレッド=ラッキーは初使用時にアーマーに振り回されて闇雲にそこら中を飛び回る羽目になった(※持ち前の強運で周囲のインダベーも巻き込んだが)。それでもラッキーはアーマーと語り合いながら(後述)、扱いを掴む為に一夜掛けて猛特訓。コツを得て制御に成功した。
技
- ペガサス・オールスターアタック
他のキュウレンジャーとの合体技で、キューソードから放った斬撃に他のメンバーがキューウェポンから放った斬撃・銃撃を当てて強力な斬撃へと変化。これを敵に喰らわせる。
ペガさん(ペガサスアーマー)
「アホ! 呼び捨てにすなっ!“ペガさん“と呼ばんかい!」
CV:てらそままさき
ペガサスキュータマから召還される、意思を持ったアーマー。関西弁のおっちゃん口調で話し、一人称は『ワテ』。
マイペースかつ遠慮の無い性格で、自分を装備した相手が自分へ付いて来てないのも御構い無しに動き回って振り回す。ただし、その相手が自分に付いて行く努力をしているのを軽口を叩きながら応援しつつ(相手に着付いたまま)付き合う等、面倒見は良い(※ネットムービー6話より)。
アーマーだが汗をかいて水を求める、疲れを感じたりラッキーの言葉に感動する等フリーダムかつ人間臭い。ただアーマーの姿は保つのに限度があるらしく、長時間だと疲れて眠ってしまう。
8話でイカーゲンに苦戦したラッキーが状況を打開すべくペガさんの転送を要求するが、ショウが不在だったため叶わなかった。この時点でペガさんが回復していたかどうかは不明。
ペガサスキュータマ自体は、ショウ・ロンポーがキュウレンジャーに合流する以前に手に入れていたキュータマの一つ。本人とショウが(紙芝居を交えて)語った話によるとペガサス座系の惑星に住む聖獣だったペガさんはジャークマターと戦おうとしているショウに共感、我が身をキュータマに宿したらしい。また、ショウが惑星ババンギの怪物と戦った時もアーマーとなってショウに着られたとの事。
(※ショウのテキトーぶりを知っているキュウレンジャーの面々は半ば疑いの顔で話を聞いており、ナーガに至っては『絶対ウソだ…』と呟いた)
余談
なお、日本における正式名称ではペガスス座である。
ペガサスの方が人口に膾炙しているし、聖闘士星矢というこの分野での先達もあるのでこちらを採用したのかも知れない。ヘルクレス座がどうなるのかが気になるところだが……
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獅子王(ニンニンジャー):変身前でも装着できる(というか勝手にする)戦隊での強化装着要員の先輩。ショウの言う事が本当であれば「装着相手がレッドでなくても可能」という共通点もできる。
キンタロス:てらそま氏が10年前に演じたキャラで、氏が近年に演じたキャラの代表格。
…と言うより、ペガさんのキャラがキンちゃんと丸被り。(一応、一人称は「俺」で違うが…)
円盤戦争バンキッド:かつて初代スーパー戦隊の放送期間中、その人気にあやかって東宝が制作した複数ヒーロー物特撮。この作品のレッドがペガサスの名を冠している(バンキッドペガサス)。
ベルトさん:装着アイテムだが意思を持ち、呼び捨てにされるのを嫌う点が同じ。