概要
『仮面ライダーエグゼイド』に登場する仮面ライダーゲンムとグラファイトが使用するゲームパッド型の可変装備。グラファイトは怪人態への変身アイテムとしても使用する。
エグゼイド達が使用するガシャコンウェポンシリーズと同様に、赤いAボタンと紫色のBボタンがモニターを挟んで配置されており、戦闘ではこれらのボタンの操作や本体の向きを変えてのグリップパーツへの装着を繰り返すことでモードを切り替えて使用する。
ただし変身前にガシャット無しで使用する描写があることから、厳密にはガシャットにより召喚されるガシャコンウェポンではなく、ゲーマドライバーと同様の「外付けの機械」であると思われる。
ガシャットスロットも付いているが、ガシャットへのデータの書き込みやバグルドライバー時に使用され、必殺技には使用されない。
『仮面ライダーゴースト』最終話にてゲンムと共に先行登場しており、ゲンムがスペクター及びネクロムと交戦した際に使用され、モード切替を駆使して2人を翻弄した。
第11話にて完成したデンジャラスゾンビガシャットを使うことで、ゲンムをゾンビゲーマーレベルXへと強化変身させる。
第23話にてゲンムがエグゼイドに敗北した後、黎斗が弱っていたところをパラドがデンジャラスゾンビガシャットごと強奪した。
第25にて、終盤で天ケ崎恋からポッピーピポパポに、謎のガシャットと色違いのバグヴァイザーが手渡され…………?
形態
パッドモード
『インフェクション!』
『レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?』
『ザ バグスター!』
通常モード。この形態でバグスターウイルスを散布し、中央のモニターで感染者のモニタリングを行う。グラファイトが使用する際はAボタンを押して待機状態にしてから「培養」の掛け声の後に専用のグリップに装着、上記の名乗り音声と共に怪人態に変身する。
ゲーム病に感染した者や、実体化したバグスターをデータ化して内部に取り込んでしまえる機能もある。
その他、スロットに差し込んだガシャットのデータを対象に送ることが可能(パラドはこれで黎斗に引導を渡した)。
ビームガンモード
『チュ・ドーン!』
射撃戦用モード。Aボタン側を相手側に向けてグリップに装着して使用する。2門の赤い銃口から強力な光弾を発射する。
なお、こちらのモードでウイルスを散布することも可能。
チェーンソーモード
『ギュ・イーン!』
接近戦用モード。Bボタン側を相手側に向けてグリップに装着して使用する。モード切替によって伸ばしたチェーンソーで相手を両断する。チェーンソーの特性上、剣といった相手の武装を鍔迫り合いにならずに一方的に切断してしまう事も可能。
バグルドライバー
『ガッチョーン! バグルアップ!』
バグスターバックル(グラファイトの腰に巻いていたベルト)にバグヴァイザーをセットした形態。更にデンジャラスゾンビガシャットを挿入することでゾンビゲーマーレベルXへと強化変身できる。
バグヴァイザーを腰に当てることで直接ベルトを出現させバグルドライバーとしていたことも。
余談
グラファイトの変身時の名乗り音声が玩具誌の事前情報では『ウィーアー ザ バグスター!』となっていたが、音声がお披露目された第5話では『ザ バグスター!』に変更されていた。
誤表記の名称がよくあり、「ガシャコンバグバイザー」あるい「ガシャコンヴァグバイザー」と呼称されていた。
仮面ライダーゲンムの正体予想に際し謎を深めたのがこのバグヴァイザーである。
グラファイトがバグヴァイザーを使っているから〜という説があったが、正体が明らかになったことで否定されている。
関連タグ
仮面ライダーゲンム…使用者。
グラファイトバグスター…同上。
ブレイクガンナー…同じく敵サイド側が使用する武器兼変身アイテム。怪人が変身に使用し仮面ライダーが武器として使用する、その作品の変身小物を使用できるなど共通点が多い。
ゲームボーイアドバンス プレイステーション・ポータブル…形状が似ている実在するゲーム機。