「空は…青いな」
演:大口兼悟
概要
鎧武者怪人の人間態にして、鴻上ファウンデーションが発掘した“歴史上最も欲深かった男”織田信長のミイラとセルメダルを元に生み出されたホムンクルス。
復活直後は自身の名前以外は生前の記憶が全く無く、研究所から逃げ出した後、偶然出会った映司と親しくなり、彼からは「ノブ君」と呼ばれ、“モンシロチョウ柄のおそろいのパンツ”を受け取り友情を結んでいた。
当初は上記にある理由から現代社会に対する知識が全くなかった為に色々と困惑していたが、何かに引き寄せられるように立ち寄った図書館で本を読み漁り様々な情報を得たことで過去の記憶を取り戻し、更に様々な分野で才能を発揮。
映司と共に清掃のアルバイトで訪れたとある会社の倒産の危機を救い、その功績からその会社の社員に採用されると、会社の株を買い占めて社長へと就任したのを皮切りに自身に眠っていた莫大な欲望の赴くままにありとあらゆる物を自身の手中に収めようとする。
それ故、欲望の加速と共に性格も当初の良く笑う純朴な好青年から“パンツの友”であって映司に対しても「欲望がない、つまらない奴」と見下すようになる傲慢な性格へと豹変していく。
かつて自身の天下統一の夢を阻んだ敵対していた武将たちの子孫を復讐がてらに次々に殺害していたが、そんな中でかつて自身を裏切り殺害した明智光秀の子孫であるよしのに出会い好意を抱くも彼女に拒絶されたために「このホトトギスは鳴かぬか」と称して殺害しようとする。
しかし駆けつけた映司に邪魔されたため、怪人態の姿になると十字架型の大剣やタカトラーターの高速移動を見切り的確に攻撃を与えることのできる動体視力を駆使して互角以上の戦いを展開するが、乱入して来たプテラノドンヤミー(雄)の為に水入りとなる。
その後、ホムンクルスとしての寿命が尽きたのか復活が不完全だったのか体の崩壊が始まり、その影響で自我も失っていく。
そして今まで自身が手にしてきた全てのものを失いつつある中、最後まで自分を心配する映司を垣間見た事で彼の良さや交わした絆を思いだし、自身の今までの行為を悔いて、せめての罪滅ぼしとして最後の力を振り絞り自身の攻撃で負傷したよしの足の怪我を治療し昏睡状態に陥るが…。
関連タグ
ノブナガ魂:『仮面ライダーゴースト』より仮面ライダースペクターの形態の一つ。織田信長が憑依した形態。
闇の皇帝ゼット - 演者、劇中の行動、同じメインライターによる作品内の人物であるなど共通点が多い