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佐々木信也の編集履歴

2017-06-02 07:03:52 バージョン

佐々木信也

ささきしんや

佐々木信也(1933年~)とは、神奈川県出身の元プロ野球選手。

経歴

ポジションは二塁手だった。


神奈川県の出身。県立湘南高校在学中に高校野球選手権大会に出場、優勝したことがある。

その県立湘南高校から慶應義塾大学に進学、東京六大学野球のスターとして注目を集めた(けど割とすぐにあの人に取って代わられてしまった)。特に対早稲田大学戦に強かった。


1956年に大学を卒業、その後は社会人野球チームの東洋高圧北海道(砂川市に存在した。なお会社そのものはなんだかんだあって現在の三井化学および北海道三井化学)に行く、はずだったが、どこでどう間違えたのか高橋ユニオンズに入団。ルーキーながら全156試合、1イニングも休まずに出場するという、何とも信じがたい記録をやらかしてしまった。さらにベストナインにも選ばれている。

だがユニオンズはわずか1年で大映スターズに吸収合併、そのスターズ改め大映ユニオンズも結局は毎日オリオンズと合併して大毎オリオンズとなるが、その度に出番が減ってしまう。

そして1959年のシーズン終了後に戦力外通告を喰らい、現役引退に追い込まれてしまう。

糊口をしのぐために日刊スポーツの嘱託社員となったあと、報知新聞に移籍、さらに1976年4月から1987年3月まで、「プロ野球ニュース」(あいつそいつ除くフジテレビ系列。途中から日本テレビ系列約3局が加わるが、そのうちの1局が放送期間中にテレビ朝日系列にネットチェンジ)のメインキャスターを務めた。

また、「がんばれ!!タブチくん!!」のアニメ映画版や「プロ野球を10倍楽しく見る方法」(江本孟紀によるプロ野球ネタ本)のアニメパートにも「出演」している。


ネタ

日本プロ野球史上最弱にして最恐かつ最凶かつ最狂、そして最驚のネタ球団として悪名高い高橋ユニオンズにうっかり関わったからか、変なところでエピソードを残してしまった。

  • キャンプに来た時、大学時代の方がまだまとも、と言いたくなるほどのレベルの低さに困惑、「確実にレギュラー取れるわ」と思ってしまう。
  • キャンプ中に習慣として素振りをやっていたら、先輩達に「遊びに行かない?」と誘われ、流石に断ったものの、結局最終日まで自分しか素振りをしなかった
  • ある雑誌のキャンプレポートに「佐々木が入ったおかげで高橋はようやくまともにダブルプレーが取れる様になった」と書かれてしまった。今までダブルプレーひとつまともに取れなかったのかこのチームは!?佐々木が先の全試合・全イニングフル出場をやらかしたのは、こうしたひどいチーム事情も背景にあった様だ。
  • 自分のエラーが原因でサヨナラ負けを喰らってしまい、落ち込んでいたところ、主力選手であったセンターの石川進(1932-2004、1度アマ復帰後、大毎や阪急でスーパーサブとして重宝され、1969年シーズンまで活躍)とライトの兵頭冽(1934-、球団解散の際近鉄に移籍したが1958年に現役引退)に「お前大丈夫か?」とばかりに肩を抱きかかえてもらってベンチに戻った。さらにベンチにいた先輩達から励まされまくり、うっかり「俺良いチームに入ったなあ」と思ってしまう。もちろん野球評論家に転職してよそのチームをよく知る様になると、「それじゃダメなんだよね」と痛感する様になるが。
  • 大毎をクビになってしまった原因は別当薫に代わって監督になった人が「チビは要らん!」と言ってしまったから。実際佐々木は身長が169センチしかなかった。あまりに理不尽な理由であった。
    • しかもその人物とはとある番組で一緒に仕事することになるのだが、その際「どうして僕をクビにしたんですか!?」と問い詰めたところ、「内野手が余っちゃってたから仕方なかったんだ。それに(君のかあちゃん、資産家の娘だったから)仮に追い出したところでなんとかなりそうな奴が君だったんだ。申し訳ない」と説明、謝罪した。だが、「そんなバカな話があるものか!?」と、さらなる理不尽な理由に新たな怒りがわいたという。
  • 大毎をクビにされてしまい、意気消沈しながら電話をかけたところ、「毎日家にいてくれるんですね」と喜ばれてしまった。旦那の将来ちったあ心配しろよ嫁。
  • グラウンドを「追い出されて」約1年後、NETテレビにてプロ野球日本シリーズに関するトーク番組の司会を任されたのは良かったが、大洋の監督が失踪してしまったため、キレかかった大毎の監督をなだめながらその人物としゃべるハメになってしまった。
  • そしてそのトーク番組の翌日の日本シリーズ第1戦、川崎球場に大洋の監督が来場していたのに仰天、NETの関係者とともに監督室に殴り込みをかけ、失踪の理由を問いただしたのだが、「えーだってー気が乗らなかったんだもーん」としか答えてくれなかった。これに頭にきて、「男として、スポーツマンとして、それってどうなんですか!?」と問い詰めたら、相手は「言わせてもらうが、日本のプロ野球の発展に貢献してるのは、NHK読売新聞とベースボール・マガジン社なんだよ!」と逆ギレしてしまった。結果佐々木は核爆発メルトダウンを起こしてしまう。その破壊力は本人曰く「あの後何を言ったのか忘れちゃった」ほど。なお、佐々木は滅多なことでは怒らない人ではある。
  • 高橋ユニオンズの「崩壊」を体感してしまったため、アレ旗揚げの際、パ・リーグ5球団がどちらかというと協力的とは言えなかったことに頭にきていたらしい。故にアソコがオリックス・バファローズから岩隈久志を引き抜いた(ただし岩隈も「オリックス・バファローズやだー!アソコの方がいいー!!」と駄々をこねたそうだが)ことを擁護している。
  • 「プロ野球ニュース」の、あまりにも見事な進行故に、「実はあの人、野球の傍らアナウンス学校に通ってたんじゃないの!?」と疑われたことがある。しかも「身内」から。
  • 趣味の麻雀は、プロの雀師を負かすほどの実力。
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