ジンギスカンコンドル
じんぎすかんこんどる
概要
『仮面ライダーX』第22話「恐怖の大巨人!キングダーク出現‼」に登場。
GODが盗掘したジンギスカンの死体をベースにコンドルの能力を付け加えて制作されたGOD悪人軍団第1号怪人。
今まで登場したGODの主戦力であった神話怪人たちとは大きくかけ離れていた為に初めて対峙した神敬介は「とてもGODの怪人とは思えないが?」と呟くシーンが有った。
キングダークの「大量殺戮を行ったジンギスカンの悪魔の心を人間たちに植え付けよ‼」との命に従い自身の能力を最大限に生かして人間たちを“血の奴隷(吸血鬼の事を怪人はそう呼ぶ)”へと変えて支配する“日本吸血鬼作戦”を使命とする。鳴き声は「ウガァァァー」
主な能力としては人間に襲い掛かり生血を吸い取るのと同時に“吸血ビールス”に感染させ“血の奴隷”仕立て上げる事ができ、“血の奴隷”と化した者は次々に人間に襲いかかり仲間を増やして行くという恐るべきものである。
その他の能力としてはミニコンドルと呼ばれる小型ロボットで相手を威嚇し、口から発射する連射砲『ジンギスカン=ファイヤー』で攻撃する戦法を得意としているほか、飛行能力を持ち槍(鉾?)を得物として敵に襲いかかる。
なお、作戦遂行中はとある病院の医者の姿を取って暗躍していた。
上記の能力を駆使し、今までの神話怪人たちとは勝手の違うためにXライダーを手古摺らせるが、最後は『ライドルスティック』で『ジンギスカン=ファイヤー』の発射口を破壊され、弱体化した所へ『Xキック』を受け爆死した。
その後の活躍
映画『五人ライダー対キングダーク』において再生怪人軍団の一員として登場。
『東京カラカラ作戦』の実行の妨げとなるXライダー打倒の為にXライダー以上の性能を持つ怪人制作の為に必要なデータ採取の目的の為に再生ガマゴエモン共々モトクロス場において神敬介を襲撃。データ採取後、その場から撤退する。
その後、『東京カラカラ作戦』の指揮官であるコウモリフランンケンの補佐を行っていたのかガマゴエモン共々Xライダーに挑むも投げ飛ばされ、ガマゴエモンと重なる形で爆死した。
余談
上記にあるジンギスカンコンドルと初めて対峙した神敬介がつぶやいたセリフは、元々悪人軍団自体がGODとは無関係な第3勢力の怪人部隊という設定の名残であるらしい。
OPテロップでは、第21話に登場した再生マッハアキレス役とあべこべに「八代駿」と表記されていたが、こちらは誤りである。