概要
世界中の食材を牛耳ろうと企む闇組織。ボス「三虎」の下、伝説の食材「GOD」を手に入れるため世界各地で暗躍している。
内部にかなりの人数のスパイが潜入していたらしく、グルメフェスティバルと同時に行われた第0ビオトープ職員との戦いの隙を突かれ、最高幹部をはじめとする多くのメンバーがNEOに離反。
以降は忠誠心の熱い一部の幹部とさらわれた料理人くらいしか残っておらず、壊滅的なダメージを受けた。(アルファロ曰く催眠術のようなもので操られているとのこと。おそらくはジョアのテイストチェンジによる洗脳と思われる)
会員
ボス
三虎(ミドラ)
美食會のボス。世界中の食材を我が物にすべく伝説の食材「GOD」を狙っている。
天性の捕食者としての素質ゆえに迫害されていたところを美食神アカシアに救われて弟子となった。
一龍、二狼とは兄弟弟子の間柄で仲が良かったが、母のように慕っていたアカシアのパートナー・フローゼが戦争抑止のための料理を作って力尽きてしまったことから世の中の人間全てを憎み、兄たちと決別。フローゼの死の直後からGODを狙い始めるようになった。
世界中の食物を喰らい尽くすという妄執に捕らわれており、グルメ日食の接近とともに急激に食欲が増しているという。
第一部終盤にて一竜と対峙。死闘の果てに兄弟子を降すも止めは刺せず、グルメ細胞の悪魔の放ちしメテオスパイスで人間界を滅ぼした。直後、乱入して来たニトロが一竜を殺害し死体を喰らおうとするのを威圧で制した後、その亡骸を手厚く埋葬した。なおアニメ版では結末が異なりトリコらの元へと生存している一竜を届けた後、食卓を囲み数百年振りの団欒を堪能し笑顔で去っていった。
最終戦後、ゾンゲの食運をコピーして自分の命魂をエネルギーに変換、グルメスパイスとして世界中に降り注がせ世界を再生させた。最終回にて食霊として登場し、アカシアらの食卓へと還っていった。
総料理長関連
美食會総料理長。クロマド同様に長いコック帽を被っている。物凄く人相の悪い忍者のような風貌で、背中の刀が武器。
なんとその他大勢扱いの隅っこで初登場という(悪い意味で)衝撃的な登場をした。なぜかその後の集合シーンでもセンターをクロマドにとられ、毎回コマの隅っこに追いやられている。
グルメ界編ではNEOの一員に。
ナイスニィ、クロマドと共に副料理長3人と戦うが、戦闘シーンすらなく瞬殺されていた。
美食會総料理長補佐。
龍が描かれた中華っぽい衣装を着ている。
副料理長の上司にあたるが、初登場時の部下からの扱いは…
いつまで油を売ってる⇒スター「世界ランカーの料理人は簡単にはさらえない」
ニトロを投入してもいいぞ⇒ジョージョー「それには及びません。GTロボ(ry」
ニトロはフェロモンも使えるぞ⇒トミー「手練れはフェロモン無効が多いよ」
襲う店は七ツ星以上だ!⇒スター「もったいない、七ツ星以下でもいい料理人はいるのに」
グルメ界編ではNEOの一員に。
ドレス、クロマドと共に副料理長3人と戦うが、戦闘シーンすらなく瞬殺されていた。
一時期、「ナイス兄やん」なる呼名があったとか。
料理長
美食會料理長。長いコック帽が特徴。部下が任務に失敗したとあらば、容赦無く連帯責任で制裁を加える非情な性格。3人の副料理長と6つの支部のメンバーを従える。
本編では格上の総料理長が登場してしまったものの、集合シーンではなぜかいつも中央に陣取り、総料理長を隅っこへ追いやっている。
さらに、ドレスやナイスニィが登場した現在も未だにアニメ公式サイトではボスに次ぐ存在として紹介されている。
グルメ界編ではNEOの一員に。
ドレス、ナイスニィと共に副料理長3人と戦う。
料理長ながらドレスやナイスニィよりは強かったようで、一人で粘り戦い続けるも、グリン、トミー、スタージュンの見事な連携によって倒された。
美食會料理長。
NEOに加入した後、茂松やボンレスと組んで妖食界でエアを簒奪しようとするもあっけなくトリコに瞬殺された。
美食會料理長。
全身に虫が寄生している巨漢。少しトミーロッドに似ている。
カリウ共々NEOに参入した。
トリコに瞬殺された。
副料理長
スタージュン、グリンパーチ、トミーロッド
三人の副料理長。スタージュン、グリンパーチ、トミーロッドを参照。
支部長
第1支部(調理補助)支部長。自身の化け物と称される醜悪な容姿を隠すためか全身に包帯を巻いている。
今まで200年生きてきた美食薈料理人最年長。ケンタウロスのように下半身が馬になっている。
下半身の馬は不老不死の「ヘラク」という種(最大種は八王「馬王」である)の子供のもので、戦闘においてはその不老不死の能力とヘラクの脚力を使って戦う。その生命力は全身をコナゴナにされても再生するほど。
グルメフェスティバルでブランチと交戦、無限に続く電撃の責め苦に再生を辞めたところ、元の醜悪な素顔が露になるも、妖怪のブランチにとっては「むしろイケメン」と誉められ、満足気に焼失した。
第2支部(情報収集チーム)支部長。中世ヨーロッパの貴族のような出で立ち。敬語で話す。
当時彼にしか使いこなせなかったミクロサイズのGTロボを駆り、アイスヘルに残っていたセンチュリースープを小松から強奪した。
戦闘では刺激調味料・解塩を使い敵を溶かす。
第3支部(食材開発チーム)支部長。物凄い福耳。筋肉質で、タンクトップを着用している男。
戦闘では木端微塵鞭という名の鞭(技?)を使い敵を大量に吹き飛ばすも鞭をマッチに斬られてしまい、さらに愛丸に大量の矢で体を貫かれて死亡したと思われる。
第4支部(調理器具調達チーム)支部長。クラッシュタートルの甲羅を加工した防具を身にまとったマッチョな巨漢。極寒でも凍らない体液を持つ。ボギーウッズ、トミーロッドと共にセンチュリースープを入手すべくアイスヘルに赴く。
マッチやその部下らと交戦し、彼らを徹底的に罵りながら蹂躙したものの最後にはクラッシュタートルの天敵であるレオドラゴンの刀によるマッチの居合い「竜王一刀両断」の前に倒れた。
その後、死んではいなかったようで瀕死のトミーロッドを連れて帰還している。
第5支部(仕込みチーム)支部長。骨格の数、形が普通の人間とは異なり、伸縮、変幻自在な動きができる。バリーガモン、トミーロッドと共にセンチュリースープを入手すべくアイスヘルに赴く。
滝丸と交戦、その骨格のアドバンテージを最大に活かして追い詰めるも、「動かせない骨」=仙骨の位置を見抜かれる。滝丸は直後に倒れたが、バリーガモンとマッチの戦闘に巻き込まれ仙骨が両断された為に戦闘不能、引き分けに。
その後、他の骨で仙骨の代用を行うと言う離れ業をやってのけて復活したようだ。
第6支部(食料調達チーム)支部長。お調子者のような言動をとるが、動物の生きた目玉を集めるのが趣味。宝石の肉を入手すべく部下と共にGTロボを操縦して第1ビオトープことリーガル島に赴く。
サニーと交戦するが敗れ、任務失敗の制裁を受けた。死者すら珍しくない凄絶なものだが、本人は重傷だがピンピンしていた。
その他幹部級
美食會ギャルソン(ウェイター)にして三虎の側近。黒いスーツを身につけ、マントを羽織った8本腕の男。皿を手裏剣のように扱う。
クッキングフェスの後でもNEOに裏切らずにそのまま美食薈に戻ってきた。三虎の側近ではあるが美食薈の中の立場はスタージュンと同等に話し合っているところから副料理長と同じくらいと想定される。
美食會専属再生屋。六本の腕と全身の刺青が特徴の半裸の男。
口がない。でも喋れる。
美食會ソムリエール。支部長を凌駕するほどの力を持つと言われている。クッキングフェス編にて初登場。美食薈の紅一点。
クッキングフェスでの戦いにおいては料理人を誘拐するのを妨害するグルメヤクザやグルメ騎士、有名な美食屋との戦う。作中では銃弾を受けてから相手に跳ね返す「ダメージテイスティング」という技を使用した。
バーテンダー。
美食會食品開発室長。
美食會管理室長。悪魔じみた容貌をした男。美食會の食品管理を任されている。クッキングフェスでゼブラに襲い掛かるも、ボイスプレスで圧殺、返り討ちにされた。
スカウトマン…とは名ばかりの人攫い屋。ニトロみたいな外見をしておりこいつも人間とは思えない。料理人たちを次々に拉致し美食會に連れ帰った。
ザラギラ同様、クッキングフェスでゼブラに殺される。ビートパンチで全身を内部から破壊され爆死した。
技術部に所属する不気味な老人。GTロボや武具、調理器具を製造する。自らの意志でNEOに参入した。
終盤にて三虎と遭遇し、強化された肉体で襲い掛かるが戦いにすらならなかった。
第六支部の愉快な仲間たち
バケモノじみた外見の男。グルメコロシアムをGTロボで襲撃。マンサムに不意討ちを仕掛け、子と触れあおうとするバトルウルフを攻撃しトリコの怒りを買い交戦。アイスピック釘パンチで発射口を破壊され自爆しようとするもコロシアム設置の兵器で先手を打たれ、情報だけでも持ち帰ろうとコアだけで脱出を図るも、ハイアンパンサーのリッキーに木端微塵にされてしまい失敗。
痛覚を遮断していた為に本人はノーダメージであり、トリコへのリベンジに燃えていたがそれは叶わず恐らくリンによって撃退されたと思われる。
巨大GTロボを操れる逸材。ココと交戦したがコアのアンテナを王水で破損されて戦闘不能に。宝石の肉調達失敗の責任を取らされて粛正された。実はNEOのスパイ。
仲間にまで襲いかかる程凶暴な「怪人」。
ベイやザイパーに匹敵するほどの「野人」。